たった一輪 キッコウハグマ

今、カレンダーを剥ぎました。
早いもので今年ももう最後の一枚になりました。
あっ、家のは２ヶ月分が載っているものでした。


２９日の日曜日、午後から英彦山に行きました。
キャンプ場から高住神社まで九州自然歩道を歩きました。


此処まで来ればもうちょっと先まで行きたくなります。
今日の目的だった花にも未だ逢ってないし・・・

豊前坊から登山道に入りました。
何時も通り望雲台の手前まで行って見ようと


でもあるのはジンジソウばかり。




ジンジソウ【人字草】　ゆきのした科


相方さんがイマイチ乗ってない風なので引き返そうと思った

その時です。

北岳から降りて来られた女性数人と男性お一人のグループが
私達の直ぐ上で立ち止まり

「可愛い～この花なんて言うの？」

瞬間、ヤッタ！と内心思いました。








キッコウハグマ【亀甲白熊】　きく科





たった一輪、咲いていました。

これが見たくて来たのです。

もし彼女たちが立ち止まらなかったらそのまま引き返していました。
感謝、感謝です。







朽ちた木の根元、腐葉土のふかふか布団のその上に
小さく可愛い白い花が、迎えてくれました。


名前の由来はこの葉です。
亀の甲羅に似ているでしょう。ここから付いた名前です。

今日は本当にラッキーでした。
いっぱい歩いた甲斐がありました。




これはモミジガサでしょうか。





ヒヨドリバナも咲いていました。