風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

草原の花畑は?

2010-04-28 | 山の植物
続きです。

私の不注意で落としたケータイ電話が「ぐるっと九重」を一周して男池に戻った二時間後、善意の方のおかげで再び私の手元に戻りました。

さぁ!これからどうしましょう。

「今日を外したらもう当分こっちには来れんぞ。もう一回あの草原まで行くぞ。」

そんな訳で「ぐるっと九重」をもう一度、やり直しです。

阿蘇の大草原のお花畑は先日来の雨の所為か小川状態になっていました。

それでも知る人ぞ知る花園です。多くの方が入っておられたのでしょう。
サクラソウやイチリンソウ、ニリンソウの葉がかなり踏みつけられて泥沼のようになっていました。
そして花たちはまだ足踏みしている様子。

咲き始めたサクラソウ

愛らしい姿

ニリンソウ

イチリンソウ

シコクフクジュソウはもう終末

場所を変えて

咲き誇っているリュウキンカ



相方さんは何を探しているのでしょうね?

草原の花園は全体的にまだ少し早かったようです。
でも私達はもう来られないので、これ以上踏み荒らされない事を祈りつつその場を離れました。
花が咲けば踏む人も居なくなるでしょう。
どうか開花している花にばかり気を取られずに足元を確認しながら前に進んでくださいね。
その下にもサクラソウやイチリンソウ、ニリンソウの花芽が
「ほら!!」あがって来ているのですよ。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風景 (ぴぴ)
2010-04-28 16:46:10
箱庭さんこんにちは
携帯よかったですね^^
こんな素敵な所度々行ける
箱庭さんが羨ましいなぁ。。。

旦那さまと趣味が同じそれもいいななぁ。
今思うと・・・ (みーたん)
2010-04-28 22:30:52
携帯のおかげで二度も楽しめたのですね。(ごめんなさい、その時は大変だったのに)

日本のサクラソウも素朴でいいです。
踏まれてもそれでも強く咲いている…けなげですね。
たくさんのお花に出会える山、だから毎年でも行きたくなるのですよね。

相方さん、何をお探しだったのでしょうね~
ぴぴさんへ (箱庭)
2010-04-29 09:52:24
ケータイは本当に有り難かったです。
こんな事があって改めて人様のご好意を感じましたよ。感謝感謝の日々です。

子供たちに手が掛かる頃は、私だけが「趣味の園芸」をしていましたが、二人でドライブに出かけられるようになってから相方さんも山野草に目覚めたようで、それからはどうかしたら相方さんの方が嵌っているようです。
今は野山の空気や花から元気をもらっています。



みーたんさんへ (箱庭 )
2010-04-29 09:59:23
そうなんです!

新緑でモクモクの山々を縫ってのドライブは携帯が手元に戻るまでは気もそぞろでしたが、その後は落ち着いて逆に楽しかったですよ。

ただ相方さんに長距離を運転してもらって大変申し訳なく思いました。

九重高原や阿蘇外輪山は野の花の宝庫です。
色々ありましたが今思うと本当に楽しい一日でした。
良かったね ()
2010-04-29 12:44:29
見つけて下さった方には感謝ですね。その方にお礼は伝わらんでも、またどこかで箱庭さん達が、困った人の手助けをしてあげればえいと思う。そうやって人の親切が、巡って行ったら嬉しいよね。
彦次郎さんにちょっと気の毒やったけんど、そのまま引き返さんかったら、それこそ後悔の残る山歩きになり、これからの山歩きも何となく楽しくないものになるよね。
勿論彦次郎さん、箱庭さんが遠慮して『もうえい』と言うても引き返す人やけんどねえ。
九州の山、こちらからも花散策に多くの方が出かけています。
彦次郎さん、熱心に探しゆうねえ(笑)

山野草、自分の出番が終わったら潔く次に譲るねえ。
サクラソウ先輩のお庭に群れ咲いていました。栽培のコツは増し土やというていましたが、自然の中ではそういうことはちゃんとクリア出来て群れて行くがやねえ。
自然は、偉大やと思う。
風さんへ (箱庭)
2010-04-30 06:16:19
そうやね、このご親切に答えるのは自分が善意で返す事しかないと、私もしみじみ思うた。
それと彦さんが戻ってくれた事。このことにも感謝やった。
>箱庭さんが遠慮して『もうえい』と言うても引き返す人やけんどねえ。

風さんは彦さんのことよう知っっちょう!
もう一度、リュック背負って朝に歩いた所を行けば必ず見つかるからと言ってくれて。。

季節は動き、今からの九重連山や高原はまた違った花で賑わい、人で賑わう。
私等はしばらく行けないけど、連休はワラビ採りの家族連れも多いと思うよ。
大草原で手入れと言えば野焼きのみ、けどこれが小さな野の花たちにとっては最大の生き残る術なんやね。高齢化に畜産離れ、そう考えたら何時までこの草原を維持していけるか、何時か人の手が入らなくなって山に帰ってしまうのかも知れんけど、私等はそうならん事を祈るばかりやね。


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