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終わってみれば、3-0。昨シーズンに続いての優勝です。去年はPK戦の末の勝利だったので、実質引き分けだったわけですが、今回は今年のベンフィカらしく大差がつきました。
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それにしてもスタメンが予想外で、うーん、個人的には微妙な感じ。カルドーソ、サビオラ、ラミレス、ハビ・ガルシアがお休みで、カルデックがカルドーソのところ、ルーベン・アモリムがラミレスのところなのはいいとして、アイマールがサビオラのポジションに入っていました・・・。カルロス・マルティンスが10番、アイルトンがハビ・ガルシアのポジション。これだけ人を入れ替えてもポルトに危なげなく勝てるというのは、ある意味すごいことかもしれませんが。
パブロのセカンド・トップ起用は昨シーズンのキケ監督のとき以来です。やっぱりボールに触る機会が少なくなるし、センターバックから直接マークを受けて、踏んだり蹴ったりになるんですよね~。それでも、真摯に全身全霊傾けてこのポジションでプレーするアイマール。前半にその時点での走行距離ランキングがTV画面に出ましたが、ベンフィカの1位はパブロでした・・・。パブロの場合、特にスタミナがあるほうでもないのに、走りすぎのような気がしなくもありません。これじゃ当然疲れちゃいますよね。もうちょっと適度に休みながら、美味しいところで魔法プレーを披露するとか、そういうのはないのかなあ~。下のキャプチャー写真を見てもわかるとおり、やっぱりディ・マリアは走っていないんですね。またベンフィカの選手のほうがポルトの選手より全般的に走っています。
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こんな風に真面目にプレーするパブロを昨日襲った災難が、ポルトの走行距離3位のブルーノ・アウベス。昨日はどちらのホーム・スタジアムでもなかったので、両チーム・サポーターから発せられる、スタジアムをおおうヒステリックな敵意はものすごかったです。私は別にポルトが嫌いとか、全然ないんですけれど(基本的にすごく嫌いなチームとかないです、歴史的バックグラウンドもないしね) ちょっとこの選手には腹が立ってしまいました(怒)。
Bruno Alves no seu melhor Taca da liga by JJD 21 03 10
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ポルトの新聞のO Jogoにさえ、「アウベスは完全に感情のコントロールを失い、その不安定さはチームに伝わった。敵と永遠にフィジカルな対決を挑むわけにはいかない、それが昨日彼のやったことだが、ポルトのキャプテンとなれば尚更だ。喧嘩と挑発の中で、イエロー一枚で終わったことは彼にとってメリットだった。」と書いてあります。でもO Jogoはいつも審判の判断が正しかったかどうかの記事を書いているくせに(アイマールがPKのシュミレーションをしたときとかさんざ書いていました)、今回の審判の裁定にはスルーで、腹立たしい限りです。
一方、Correio da Manhaは、パブロについて、「ボールを持っては俊敏で、グラウンドの中では勇気があった。」と書いていました。この新聞は報道は適当ですが、マルセイユ戦の選手評でもパブロのことを「勝利の鍵だった。」と書いてくれていたので、嬉しかったです。
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ジェスス監督の談話:
「さて、もう次の試合のことを考えるときだ・・・私はリーグ優勝を他の何物にも替えたくはないからね。
この決勝戦は価値ある敵に対しての正しい結果となった。
私たちは、チームを調整しなければならなかった。マルセイユ戦の後、何人かの選手に筋肉の問題があった。そのうちの何人か、ラミレスやハビ・ガルシアはプレーは可能ではあったが、怪我のリスクを負わせる必要もなかった。そしてプレーをした全ての選手が自分の価値を示してくれた。私たちが彼らを当てにできることを示してくれたんだ。といっても、驚きはしなかったけれどね。毎日一緒に練習をしているので、彼らの価値はわかっている。次の目標に向けて彼らを信用できることを私は知っている。」
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ポルト戦の勝利は、最近7試合で6勝目。18得点3失点です。初めてアイマール、アモリム、マルティンスが中盤で揃って出場した試合だそう。一方、ポルトは最近5試合で3敗目(4得点14失点)だったそうですが、まあ他チームのことは置いておいて。ベンフィカのシステムが良いものだったかどうか、いつもほどのクリエイティブさがないかなと個人的には思いましたが、相手がポルトでカップ戦の決勝となると、勝ちさえすれば後のことはどうでもいいかと思います。この優勝が、更なる栄光への序章となりますように(祈)。
ゴール・ダイジェスト:
Benfica 3 Porto 0 (Final Taca da Liga).wmv
試合後大喜びの選手たち。馬鹿騒ぎができないパブロはあまり映っていませんが、控えめながらも嬉しそう。
Benfica 3 0 Porto - As melhores imagens da festa encarnada | Final da Taca da liga 2009/2010
選手たちは試合後、チーム・バスでルスに戻り午前1時ごろ解散。5日ぶりに自宅に戻ることができて、ほっとしたことでしょう。次のリーグ戦は、27日土曜日のブラガ戦です。久しぶりに一週間近く開くのでしっかり休んでほしいものです。(ブラガ戦のスタメンが非常に気になりますが・・・しばらく考えないでおこう。)
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いゃ~
あんなにメンバー入れ換えてあの内容は僕は評価しますよ!
まさかセカンドトップ にpabloとは…
それにしても厳しいマークに会ってたpabloいつもながら怪我だけは心配で((°Д°!!))
ベッカムみたいにいきなり怪我は勘弁だけどもう少しプレーを見たかったのが本心です!
試合を通して前半良く動いて(動きすぎ)な感じで積極的にプレーしてましたね!
良い感じでこれは得点なりアシストが期待出来るかな…っと思ってたらあのポルトのキャプテンとの口論でカードを貰い
あのまま使い続けたらまたコンディションが崩れ恐れがあるから交代して正解な気もしないです!
表彰式はやはり控えめでしたね必死で探してもなかなか見つからないからまだ一回もトロフィー触って無いかも…(;´Д`)
(カルロス・マルティンスのはしゃぎぷりには(笑))
パブロはもう、刀片手に切り結ぶ、みたいな雰囲気で、返り討ちにあったらどうするんだあ?とハラハラしました。どこも痛めていないといいのですが。
確かにトロフィーの近くに影すらもなかったような(笑)。ハビ・ガルシアに話しかけられてニコニコしているのを見たような気がします。ノリがいいのは、ハビ・ガルシア、ルーベン・アモリム、ダビド・ルイスあたりかな?と映像を見て思いました。
ベンフィカがどうこうよりポルトが・・て感じでした。
まぁ優勝したんで内容云々言うのは贅沢ですね!!
それにしても向こうのキャプテンには腹が立ちますヽ(`Д´)ノ
アイマールだけじゃなく何度か削ったり、やりあったりしてましたね。あんなのがキャプテンなのかよと!!
うちはルイゾン(ヌーノ・ゴメス)で良かったなぁと心底思いましたね。
負けてる時にキャプテンがあんなんだったらガックリですよ。
でもベンフィカに関しては、アウェイ、それもフランスでの緊迫した試合から戻ってきて中二日での試合ですから、あれだけできれば合格点なんじゃないかと。
アウベスには、なるべくベンフィカの選手を挑発して、ブラガ戦に出場停止に追い込む意図があった、と新聞の一つに書いてありましたけれど、本当かなあ。そこまでするかな?! でもパブロ、完璧に挑発に乗っているし(笑)。ベンフィキスタの中には、「あんなアウベスがいるポルトガル代表は応援できない!」と言っている人もいるみたいです。