ダイエット追憶５

５．春までに。(２００１年２月)

あまりの体重の減量ぶりに自分はおろか、家族までも心配になってきました。
自分と家族の心配の内容は全然違いますが、家族は病気にかかったのではないかと、医者に行く事を進めてきました。
確かに急激な減少かもしれませんが、よくチラシとかで数ヶ月で十何キロ減少って聞くので、何とも思っていませんでしたが・・・。

ふぶきの心配とはリバウンドです。
あまりに短期間での減量に、すぐにリバウンドが来るのではないかと不安でした。
事実、急激に減るとその反動で過食症になり、以前よりさらに増えてしまう・・・そんな事が実例としてよく起こるので非常に心配だったのです。

しかしその反動に自分自身が耐えられるかどうかが、ダイエットの瀬戸際だと思います。
これさえ耐えられれば、自分に勝ったという意味でダイエットは成功したも同然ではないでしょうかp(＃＾▽゜)q
しかし、根性無し・ふぶきはおそらく耐えられません(ノ＿＜。）ただ、その反動が来ない事を祈るのみです。

結局、運が良かったのか、反動と言うものはふぶきには訪れませんでした。
この頃は無理にダイエットしていると言う考えが無く、
今のこの生活がすっかり当たり前になっていたため、おそらく来なかったのでしょう。

そして、もう１つ心配事がありました。
それは当時の２月半ばに７泊８日のヨーロッパ旅行（イタリア・フランス）が控えていました。
低タンパク・低脂肪の和食に比べ、クリームを多用した高カロリーな料理が約１週間続きます。
これがきっかけでリバウンドするのではないかととても不安でした。
団体行動で料理も全て決められているため、ふぶきだけ食べないなんて事はできません。
それに本音を言えば、せっかくの本場イタリア料理・フランス料理を堪能したい気持ちが強かったのです(*´～｀*人)（←オイこら）。
これはもう、自分との戦いにありますが、まさに運を天に任せたという感じでした。

旅行先での料理は確かに美味しかったんです、初めの内は・・(←何て事を！)。
もともとふぶきは、こってりした物が好きだったのでクリームやチーズは大好きです。
しかし、さすがに３日目辺りからご飯が欲しくなります、和食が欲しくなります(；´Д｀)
少々本場の料理に飽きてきて（←ど贅沢）、正確にはさすがにクリームばかりだと、くどくなってきて(必ず食事に物凄く濃いクリームパスタが出た)、
最後の方なんてほとんど食べずに残してしまうほどです。
それに日本で作られるヨーロッパ料理は何だかんだ言っても、日本人の口に合うように作られています。
本場の味はとても食べつづけてはいけれなくなりました。
全然日本で作られる料理と違うものだと、イヤと言うほど実感した旅行となりました。

そして旅行から帰ってきて体重を測ると５５ｋｇ！
行く前と変わっていませんでした。後半、あまり食べなかったのが功を奏したみたいです。

その後は、またいつもの生活に戻りました。
帰ってきてから数日は、パスタやピザなどの乳製品は、見るのも嫌なくらい恐怖症になりました（-。-）

２・３月は学校が春休みのため運動（と称した通学）は一切しませんでしたが、３月の終わりにはとうとう目標であった５３ｋｇになりました！

やった～！これで目標の５３ｋｇになったぞーい！！
もう、ダイエットなんて止めじゃーーー

・・・・とは思いませんでした。
何故なら食事量もこのままで十分になったし、間食も別に欲しいわけでもなく、
ダイエットをした事でこの食事量がすっかり当たり前になっていたのです。

つまり、この頃、ダイエットをしていると言う意識が無く、この生活でもう十分！となっていたのです。
それにどんどん体重が減っていく様子をみて、何だか面白くなり(←なんて奴だ)、
いっそのことどこまで落とせるか、痩せれるところまで痩せてやろうと思ったのです（←バカ）。
ただあとは、リバウンドに気を付けて変わらずに生活していきました。

ダイエット開始から３ヶ月半で計１４ｋｇの減量です。


2000/12中旬　　　　67ｋｇ
2001/1　月末　　　　55ｋｇ　　　-12ｋｇ
2001/2　中旬　　　　55ｋｇ　　　特に変化無し
2001/3　月末　　　　53ｋｇ　　　-2ｋｇ


Ｂａｃｋ←　　　→Ｎｅｘｔ