≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

すべての人の心には穴が空いている

2011年11月30日 | 家族

大切なものを失くしたり、
大事な人との別れがあったりしたとき
人は
「心にぽっかり穴が空いたようだ」
という表現をする

確かにそうだ
しかし、
実は、元々すべての人の心に穴が空いている
それは
母の胎内という「楽園」から追放されたから
ナンビトも永遠に戻る事ができない「楽園」

そしてすべての人は「穴」が空いていると知っている
だからこそ
その穴を何かで埋めようとする
のだある人は
「アルコール」で
またある人は
「美食」で
「肌の接触」で
「成功」という名の栄光で
「勲章」で
「名誉」で

何ものでも埋められる
しかし
どれ一つとしてぴったり埋まるものはない
もしあると言うなら
それは「幻想」である

ただ一つある
それは精神分析という「智」
ピタリとはまるのである

これは体験してみないと解らない
そして
何よりも「穴が空いている」という認識が必須
その穴を何によって埋めようとしているのか
この「智」を精神分析によって気付くことだろう

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羨望と嫉妬

2011年11月29日 | 家族
誰にでも「羨望と嫉妬」の心はある
「いいなあ」
「うらやましいなあ」
という気持ちが湧いてきたら
それは「羨望」
そして
「悔しい」
「なんでアイツが」
「くそっ!」
「失敗すればいいのに」
「そんなことくらい大した事ない」
「誰にでもできることだ」
なんて気持ちが湧いてきたら
それは「嫉妬」

羨望と嫉妬はどうして湧いてくるのか?

「羨望」は憧れへと続くし、理想像ともなる
子どもがよくする「真似る」がその始まり
そして、
「自分もあの人のようになりたい」
という気持ちを抱かせる
それを「理想自我」と呼ぶ
この憧れる気持ちが大切

それが反転すると
「羨望」が一気に「嫉妬」へと変貌する
反転の契機(きっかけ)は何か?
それは
「自分には無理だ」
と、どこかで感じた時と言える

自分がしたい、なりたいと思っているのに
何らかの形でそれが無理だと感じた時
その相手を破壊したいと思う
それは実現できない理想像が目の前に有り続けることは
「お前には無理だ!」
と突きつけられているかのように感じるから
そして、それは何よりも屈辱であるから
だから
目の前から破壊し排除したくなる

それが「嫉妬」

逆に言えば
「嫉妬」するのは
自分がやりたい、なりたい理想像である
と言える

自分の理想でなければ
目の前に居ても
「凄いね」
「良かったね」
と思っても、それだけのことで
羨望も嫉妬も感じないはずだ

羨望や嫉妬の気持ちを抱くのは
それはあなたの理想像であるからだ

あなたの羨望や嫉妬の対象は何(誰)だろうか?
それを知れば、あなたの理想像が解る
あなたの求めているものが理解できる

自分を知りたい方は
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「無視」は「いじめ」よりも辛い

2011年11月27日 | 家族

「いじめられる」ことは辛くて嫌なこと
でも
それよりも「無視される」ことの方がもっと辛い
あるクライアントが語った

「いじめる」のはまだ存在を認めている
「無視」は存在すら認めない

話しかけても反応がない
あるいは「そこに居たのか」と言われる
それほど辛いことは無い

自分の存在が無い=死
このことに通じるから
自分の存在がなくなること
このことが一番怖れることとなる

だから
いじめられる方がまだまし
もしくは
自分が無視されないように、
いち早く誰かを無視する存在にしようとする

「誰でも良い
自分でさえなければ良い
早く見つけないと、自分に回ってくるかもしれない
それだけは嫌だ、耐えられない
急がないと!早くしないと!」

何か共通点を見つけて仲間に入らないと
友達関係の「落ちこぼれ」となってしまう

そんな友達関係を怖れている人は
最初から「友達の輪」を作らない場合がある
いじめられても、無視されても耐えられる
だって
最初から「独り」なんだから
堅い甲羅で覆い、腹を見せなければ傷は浅くて済む
そんな子ども達がいる

誰も自分のことを解ってくれない
もう解ってもらおうとも思わない
諦めてしまっているのだ
それは「無理なこと」と決めているから
そんな心の扉を開くにはどうしたら良いか?

まさしく
「天岩戸(あまのいわと)」だ

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まなざしを集める

2011年11月24日 | 家族

何かや誰かに視線を向けるのは 
自分が見たいと思ったり、関心が有るから
関心がないものは見ない

そう思っているだろうか?

では
突然大きな音がしたら?
何かが光っていたら?
誰かの視線を感じたら?
誰かの顔に墨が付いていたら?

やっぱり
気になるから、見たいと思うから見る?
確かにそうだろう

逆に、相手から見られていると考えられないだろうか?
何かが光っているのも
あなたが見たいから見ているのではなく
その光に導かれて、そのものに見られている
そのように考えてみたらどうだろう?

見ているはずが、逆に見られている
ほくろや、イボ、あざ、えくぼなども
それがあるがゆえに、その人の特長となり
他の人よりも、視線を集められる

これを利用すれば
他の誰かと差をつけられる
目立つ事ができる
何か目を引くものが一つあれば良い
その一つが「まなざし」を集められる

何か人と違うものを一つ持てばよい
そうすれば
きっと「まなざし」を集められるだろう

あなただけの何か一つを見つけたい方は
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110)暇な(ゆとりがある)ママになろう

2011年11月23日 | 育児・子育て
子育ては一大行事であり、もっとも大切な仕事
太古以来、脈々と続けられたきたこと
だからといって
誰にでもできる、簡単なことでは決して無い

逆に、大変なエネルギーの要する、人類最大の課題でもある
一生を懸けるに値する仕事でもある

このことにもっと敬意と賞賛とエネルギーと援助を払う必要があると思う
女性を中心として、
いつの世も、担い続けてきた歴史である
そして、
男性は、そんな偉業を成し遂げられる環境を整える役目を担う
そのようにして
役割分担をしてきた

子育てをするママには「エネルギー」と「智」が必要だ
周りからの理解と承認と賞賛が必須
安心して子育てができる環境が必須

子どもの視点からは
「ママがゆとりを持って、いつも笑顔で側にいる」ことが必須
そのためには
ママには「ゆとり」が必要だ
ゆとりを持つためには
1.金銭的ゆとり
2.空間的ゆとり
3.精神的ゆとり
この三つが最低限必要だ

言葉を変えて言うと
子育てするママには「安心と安全」があること
この環境を整えるのはパパの役目
等価という視点が必要になってくる

男女同権だから、女性だって働きたい
男性が育児をしてもいいじゃない
などの意見も出てくるかもしれない
しかし、
子どもの視点からすれば
かつて一体だった母その人が世話をしてくれるのが一番嬉しい
『パパも大好きだけど、ママはもっと好き』

ママが子どもの側にいて
安心して子どもと向き合い
互いが、温かい眼差しの交換と仕合せを共有するためには
何よりも
「ママが暇である(ゆとりがある)こと」が大切

『〇〇ちゃん、今日は何して遊ぼうか?』
と考えるゆとりがあること
これが何よりもママに必要な第一歩だと言える

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