みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

3月の川縁で(撮影日:3/12、19)

2014-03-28 17:56:03 | 生き物・植物
もう、今日は熊谷で桜の開花宣言もあったのですがね。
なかなかお散歩の時間が取れません。つうか、おチビの学校が始まるまでは無理かなぁ。
血圧下げるためにも運動はしなくちゃいけないんですがねぇ~。

えー、それでは3月中旬のお散歩報告を。

3月は川沿いの遊歩道を中心に歩きました。
カモが目当てでしたが、思いがけない鳥も見られて楽しかったです。

カワセミです。まわりがゴミだらけなのが悲しいですが、緑の羽根とオレンジの腹が鮮やか。(3/12)


モズ君。なかなかのイケメンっぷり。(3/12)


19日はなぜか近縁の鳥たちが同じ場所にいて、ちょっと珍しい体験だったかな。

まず白鷺2種。コサギとダイサギがほぼ同じ場所でエサ探し。
コサギはくちばしが黒くて足ひれが黄色い。背中の飾り羽がくるんと外側にカールしている。


ダイサギは、もちろんダイっていうくらいだから大柄で体長90cmくらい。冬型はくちばしが黄色くて飾り羽がない。
 

こちらはセグロセキレイとハクセキレイ。川の対岸で互いに縄張りを主張している様子。
目の上に白いラインがセグロセキレイ。目に黒いラインがハクセキレイ。
 

さて、近縁種とは言え交雑はしないのが一般的なのですが。次は…。

マガモとカルガモが仲よく並んでいました。たぶんペアです。と、言うのも…。


近くに変わった模様のカモが泳いでいました。たぶんマガモとカルガモのハイブリッドではないかと。
去年もマガモとカルガモのペアを見ていたのでその子どもかもしれません。


こちらはカルガモのペア。浅瀬で仲よく毛繕いです。


里山は早春です。これから1日ごとに風景が変わっていくのでしょう。

ヒメカンスゲ。真っ先に春を告げる草。


ヒイラギナンテン。葉は柊に似ているけれど別種の外来種。


ヒサカキの雄花と雌花
 

枝にびっしり咲いている。これが秋に結実して、冬のカラ類の大切な食料になるんですね。


さて、フォトチャンネルにもまとめました。写真の追加もあります。
3月の川縁(撮影日:3/12、19)



ついでに、フォトチャンネルだけ作ってブログに上げていなかった写真のお蔵出し。10月から1月のお散歩報告です。
10月のお散歩報告


11月のお散歩報告


晩秋(撮影日12/12)


1月のお散歩報告

久しぶりのお散歩

2014-01-13 19:36:05 | 生き物・植物
いけませんね。冬になると出不精になって。
久しぶりのお散歩報告です。撮影日は1月10日。

公園でカワラヒワの群れを見かけました。この小鳥も冬になると大きな群れをつくります。写真が見にくくてすみませんが、この群れも50羽ぐらいはいたかな。
カワラヒワは鳴き声が可愛い。地鳴きもチリリ、コロロって鈴が転がるような声です。でも、顔つきは太いくちばしで結構いかついんですよね。


近くにはカラ類の混群もいました。
シジュウカラ


コゲラ


ヒガラもいたと思うけれど、撮影は出来ず。


10月~12月も写真は撮っていたのだけれど、なかなか整理できずにいました。
何とか整理して、フォトチャンネルにまとめたいな。

カピバラ兄弟の打たせ湯~

2013-12-15 18:10:08 | 生き物・植物
昨日、埼玉県こども動物自然公園に行きました。

埼玉県こども動物自然公園公式サイト

以前はコアラが人気だった動物園ですが、近年はカピバラ温泉がすっかり有名に。
12月はゆず湯だそう。


子カピバラも一緒に肩までお湯につかってます。


カピバラきょうだいの打たせ湯。目を閉じて気持ち良さそう~。


たぶん11月に生まれたばかりのおチビさん。落ち葉の山をかき分けるように走り回っていました。ガサガサするのが楽しいのかも。人間の子どもと同じだね(笑)


こちらはオーストラリアの巨鳥エミュー。気合いの入った顔つきは恐竜の子孫というに相応しい。




さて、ここは休日でもわりと空いているので、人混みが苦手なおチビにとってはありがたい動物園なのですが、立地が山の中でとにかく広いので途中で「歩くの嫌!」と座り込まれると大変なことに。
彩ぽっぽという汽車型の園内バスもあるのですが、必ずしも通りかかるわけではないんで、結構な坂道をお父ちゃんがおんぶして歩きました。普段、運動不足の中年男性には過酷な休みになったかも。
幼児だったらベビーカーの貸し出しもやっているので、小さいお子さんと行くときは借りた方が無難かもしれないですね。

なお、身障手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳を提示すると駐車場・入場料は無料です(介護者1名も無料)。障害者トイレもあります。
ただ、障害者トイレは電気をつけても暗かったなぁ~。

キノコとかクワガタとか(9月の里山・その3)

2013-10-17 12:50:36 | 生き物・植物
さて、9月のお散歩報告、結局3回にわけることになってしまいました。
最後はキノコと昆虫いろいろ。(撮影日:9/18、19、30)

キノコいろいろ。
 


 

里山を散歩するようになってから、いろいろなキノコが目につくようになりました。
形も大きさも色も多様なうえ、キノコと言えば秋のものとばかり思っていたのに四季を通して見られるので、今では大きな楽しみの一つですね。
名前もわかったらいいなぁ、とは思うのですが、下手に同定して間違った情報を上げてもいけないので…。

こちらは遊歩道にいたクワガタの♀。3cmぐらいで、赤っぽいのでノコギリクワガタかなぁ?(撮影日9/30)
 

そのまま川沿いの遊歩道まで足を伸ばしたら、土手の草むらのなかにツルボが咲いていました。ユリ科の植物です。


ミツバチやアブが盛んに吸蜜していました。


ベニシジミ。春型と夏型があってこれは夏型。翅が黒っぽい。
 

さて、これで9月分のアップは全部終わりました。
次回は10月分の報告が出来るかなー。散歩は健康維持のためぼちぼち続けていますので、近日中にブログにまとめます。

ヒガンバナの咲く頃(9月の里山)

木の実がたくさん!・9月の里山その2

2013-10-17 11:58:48 | 生き物・植物
9月は17日に台風18号が上陸し、大きな被害に見舞われた地方も多かったのですが、この辺は被害もなく幸いでした。
いつものお散歩コースも、目に見える台風の影響は、まだ未熟なドングリが大量に落ちていたぐらいでした。
(撮影日:9/18)
クヌギ コナラ

(撮影日:9/19)
トウカエデ 丸っこい未熟な実はシイの仲間のドングリだと思うけれど、周りにどんなシイの木があったっけと、思い出そうしても思い出せない。


エノキ(榎)の実。キノコではないよ。大きい実はクヌギ。

ちょっと歩いたら、もっとたわわに実を付けているエノキの木があった。
 

これはムクノキ。鳥たちの大好物です。干し柿のような味がするらしいのですが、なかなか拾って食べる勇気は…。


カツラ(桂)もイロハモミジもまだ葉が青々としています。
 

林床にツユクサが一輪。夏の名残ですね。


9月最後の日にはシロダモの実が赤く色づき始めていました。(撮影日:9/30)
 

ヒガンバナの咲く頃(9月の里山)

ヒガンバナの咲く頃(9月後半の里山)

2013-10-16 17:23:10 | 生き物・植物
先月のお散歩報告です。ちょっと多いので2回に分けるかも。その都度アップすればいいんですけれどね。
なかなか手を付けずに後になって慌てて片付けだすのは、子どものときからの悪い癖なんですが…(苦笑)

さて、9月後半の里山です。

前回のにょきにょきにょき(撮影日:9/12)
という記事でつぼみだったヒガンバナがちょうど見頃になっていました。(撮影日:9/18、19)

18日はまだつぼみが開きかけだったのが、1日経ったらすっかり満開。(左18日、右19日撮影)
しかも、予想外の紅白揃い踏みです。
 

白花のヒガンバナは華やかですね。アップで写してみたら何だか幻想的になりました。
 
 

赤いヒガンバナのアップは毒々しいほど妖艶。でも、毒があるのは白花も赤花もどっちも一緒。
 
 

少し歩くと、センニンソウを見つけました。日本産のクレマチスの仲間です。大きな花ではありませんが、なかなか清楚できれいです。(撮影日:9/19)
 
未熟ですが実も付けていました。果実の先から出ている白い毛を仙人のヒゲに見立ててセンニンソウと名付けられたそう。


フォトチャンネルにもまとめました。チャンネルにある他の植物については、またブログ書きます。

ヒガンバナの咲く頃(9月の里山)

にょきにょきにょき(撮影日:9/12)

2013-09-15 16:54:11 | 生き物・植物
8月下旬にちょっとした手術をしたこともあって、お散歩はしばらくご無沙汰でした。
その分、「パシフィック・リム」と「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を存分に楽しみましたけれどね。
私は「じぇじぇじぇ」も「倍返し!」も全く見ていなくて、「お・も・て・な・し」も全く知らなかった、ほとんど時流というものに縁のない人間なんですけれど、「パシフィック・リム」だけは、時流に乗れて良かった! 心の底から、劇場で見て良かった!楽しかった!ああ、この夏にありがとう!と思いましたよ(笑)

まあ、そんな夏を過ごしたわけですが、久しぶりにお散歩に出てみたら、暑さは残っているものの里山の姿は秋に移りつつありました。

笹の群落の地面には、こんなキノコ。まるで海藻サラダに入っている白い海藻のような。でもこれが食用になるかどうかは不明。
 

落ち葉をきれいに掃いた公園の地面から、ニョキニョキと小さなキノコ。数ミリからせいぜい2センチほどの大きさのキノコが一面に顔を出している様は壮観ですが、たぶん下を見て歩いていない人はキノコが生えていることに気がつかないと思う。
 
 
 

これもニョキニョキ。ヒガンバナのつぼみ。すらりと伸びた茎がみずみずしい。
 

林床で今一番花盛りなのはヤブラン。薄紫の花が目立つ。


シラヤマギクはそろそろ終わりかな。


林道沿いにはミズヒキ。


にょきにょき(撮影日9/12)


月遅れ盆の里山(撮影日:8/15)

2013-08-25 19:48:35 | 生き物・植物
今日もお蔵出し。8月15日に撮影した里山です。
月遅れ盆の頃は、まだまだ猛暑が続いていますが少しずつ秋の気配も出てくる、そんな時期でもあります。

シラヤマギク。他の野菊に比べて花びらがまばらなのでわかりやすい。子どもの隙っ歯みたいでかわいいですね。
 

ヤブミョウガの実も色づき始めていました。藍色の実が艶やか。
 

キツネノカミソリ 夏の濃い緑の中、ひときわ鮮やかなオレンジです。


ヤマノイモの雄花 葉の付き方は対生。


こちらはヤマノイモの雌花…だと思ってたんだけれど、よく写真を確認してみたらオニドコロかもしれない。葉の付き方が互生に見える。
 

ヤマノイモはいわゆる自然薯で、もちろん食べられます。が、芋を掘るのは大変だし、斜面を掘ったりすると危ない。
やっぱり手軽に楽しめるのはムカゴですね。葉の付け根に出来る小さな芋のようなものです。子どもの頃、これを集めてフライパンで炒って塩降って食べてました。美味しかったですよ。
これに対してオニドコロは根に毒があり、苦くて食べられないらしいです。ムカゴも付きません。

周りには至る所に蝉の抜け殻が。小さな林なので蝉が集中するようです。
 

マメコガネと野菊(たぶんカントウヨメナ)


ツマグロヒョウモンのオスが樹液に群がっていました。この木は好物件らしく、早朝だとカブトムシがくることもある。


アブラゼミ まだまだ暑いですね。


月遅れ盆の里山(撮影日:8/15)

蓮の花(撮影日:7/16)

2013-08-06 18:13:44 | 生き物・植物
おチビが夏休みに入って、なかなかまとまった時間がとりにくくなってます。散歩に行けても写真取りっぱなしになってます。

さて、半月前の撮影ですが、とりあえずのお蔵出し。
少し足を伸ばした所に蓮の田んぼがありまして。
そちらの農家の方が田んぼの一角に見学用の足場を作ってくれていたので、接写で思う存分撮影することが出来ました。
真上から蓮の花を撮影する機会ってなかなかないですものね、ありがたく利用させてもらいました。

上から見ると極楽浄土というか、大きな葉がまるで雲のよう。
 
八重咲きの蓮は、どこか妖婉さを漂わせていますね。
 
こちらは白花。変異なのか一輪だけ混じってました。 
 

畦にはツユクサ


こちらはユウゲショウ。南米原産。マツヨイグサ属。


近くの公園ではラベンダーが花盛り。ミツバチが盛んに飛び回っていました。
 

蓮の花、ラベンダー、野の花(撮影日:7/16)

夏の里山 ヤマユリと輝く昆虫(撮影日7/10,11)

2013-07-13 23:43:40 | 生き物・植物
梅雨が開けて、いきなり猛暑日が続いています。
散歩も水持参じゃないと危ない。500mlのペットボトルをちょこちょこ飲みながら歩いていますが、汗びっしょりです。
そろそろ、お散歩もお休み期間かな~。
どっちみち、おチビが夏休みに入ったら親の自由時間は一気に無くなるんで、散歩の時間を作るのは難しいのですけれど。

さて、7月のお散歩報告。
今回は宝石のような昆虫に出会いました。

カラスアゲハです。アゲハチョウ科で黒いアゲハの一種。
関東地方のこの辺りの雑木林ではクロアゲハが多いのですが、キラキラ青緑に輝く翅にカラスアゲハと確信しました。
清掃のため水を抜いた公園の噴水で給水中。
 
スポーツモードで撮影したけれど、シャッタースピードが全然足りなかった!
やはり、ヒラヒラ飛んでいるようでも、翅の動きは結構速い。
 

ハグロトンボのオス。こちらも腹部の金属光沢が美しい。川沿いの遊歩道でオスが3匹が翅を閉じたり開いたりしていました。
 
腹部先端を持ち上げて翅を開くのは求愛行動らしいのですが、辺りにメスは見当たりませんでした。
 
こちらもオス。他の緑色の2匹にくらべて青みが強かった。
 

上空に黒い虫がヒラヒラ飛んでいるので、とりあえず撮影して写真を拡大してみたらチョウトンボでした。

このトンボも近くで見ると翅が黒い翅の金属光沢がきれいなのですが、これだけ離れているとただの黒い虫にしか見えないなぁ。
 

ついでに、たぶんシオカラトンボのメス。


雑木林の斜面はヤマユリが満開です。カサブランカの原種の一つだけあって里山の花の中では群を抜いたゴージャスさ。
 

他にも咲いている花はありますが、かなり地味です。
ハエドクソウ。本当に小さい花なので、ピントが会わせにくい。


ヤブミョウガ。ミョウガという名がついているけれど、ツユクサ科。
 

シラヤマギクも咲き始めました。


夏の里山 ヤマユリと輝く昆虫(撮影日7/10,11)