福井つづき。
歩いて行くと、何やら碑がみえてきました。
・・の手前に、詳細よくわからない小さな石塔。
梵字のようにも見える、何かの模様が刻まれています。
大きいほうは社号標でした。
こちらは、「横山大観の自然石社標」。
五箇の和紙をこよなく愛した大観の揮毫によるもので、昭和15年建立。
その向こうに、一の鳥居。
朱い両部鳥居(四脚鳥居)です。
「両部」とは、密教の金胎両部のことで、神仏習合を示す名残だそう。
両部鳥居で有名なのは、広島県の厳島神社の大鳥居ですね。
実際この形の鳥居を実際見るのは初めて。
いやー、かっこいい。(>∀<)
やっぱ神仏習合の色合いが濃いものに惹かれるみたいだ。
神社名は「大瀧神社・岡太神社」の二社併記ですが、
よく見ると、扁額には「岡太神社」の一社のみが書かれています。
はじめこの神社の名前を見たとき、
ふたつの神社名が並んでるなんて変ってるなーと思ったんですけど、
上宮(奥の院)には、両社の本殿が並んで建ち、
下宮(里宮)は、本殿および拝殿が共有となっていることから、
両社が併記されているとのこと。
(ちなみに参拝するのは下宮です。)
一の鳥居の表記が一社なのは、
地元の方が古くから信仰してきたのが岡太神社であるという経緯もあるのかな?
神社への参道。
向こうには上宮(奥の院)が鎮座する権現山がみえます。
のんびりとした町並みの先に、二の鳥居。
鳥居の左右に立つ銀杏の木がまた素晴らしい。
でも、落ちているギンナンを踏まないように注意。
におい強烈ですもんね・・。(´-ω-`)
社号標は「大瀧神社」。
うわぁ、境内チラっと見ただけで何か鳥肌たったよ。
なにこの神気・・。
扁額は二社の併記なのね。
そして総社大神宮と同じく、こちらもお花の注連縄飾りが可愛い。
地域的に、鳥居も社殿も横一直線の注連縄なのが特徴なのかしら?
では境内へ。
その2へつづく・・。