福井つづき。
越前国総社 總社大神宮にお邪魔しました。
総社大神宮 社頭。
参道は、南側が駐車スペース、北側が店舗という作りです。
西へまっすぐに伸びた参道と、一の鳥居、二の鳥居。
青空に映えるでっかい石灯籠。
美しいわ立派だわで、
想像以上に素晴らしい神社です。
玉取り狛さん
子取り狛さん。
お子は、ママ狛の足元でゆったり。
いつもながら、狛さんのおしりは文句なしに可愛い。
今にも尻尾ふりそう。
手水舎
おぉw(゜ロ゜)w!!! なんて超美系な龍さんかしら。
尾を流して横たわる龍さんって意外と見かけないんで新鮮です。
拝殿
大正15年造営
主祭神:大己貴命
配祀神:天常立尊、國常立尊、多記理毘賣命、多記都毘賣命、狭依毘賣命、
少彦名命、事代主命、猿田彦命、市杵島姫命、孝謙天皇
合祀神:越前国中官社 百二十六座、天照皇大神
創建は739年。
聖武天皇の勅願により諸国の総社に大己貴命を併せて祀る事となり、
当社にも神霊が遷されました。
この併祀の際に、大神神社大物主の祭主である太田田根子命の後齎を筑前国糟屋郡より召し、
御鎮祭の際に都より供奉したとのこと。
通称、おそんじゃさん。
どちらかの住職さんがお参り。
絵になる後ろ姿に、しばし見惚れてしまった。
総社(惣社)とは、特定地域の神社の祭神を合祀(集めて祀る)した神社のこと。
総社宮、総社神社などとも称されます。
その昔、
中央から派遣された国司には、赴任先の国にある神社を巡拝するという役割がありました。
でも広大な地域に鎮座する数多くの神社を廻るって、結構(かなり)大変な仕事です。
そこで平安時代になると国府の近くに「総社」が設けられ、
ここに国内の神々を勧請して合祀。
総社に参拝することで、国内の各社への巡回に替えるようになりました。
何とも合理的な仕組みですね。
国分寺と同様、総社もその多くは中世になって廃れてしまいますが、のちに再興されたものも多いそうです。
御神紋は、五つ木瓜。
社殿の左側には柵があり、立ち入り禁止区域となっています。
本殿
紋白蝶がひらひらと舞うなか拝殿を写していたら、
琴の音や太鼓につづいて御祈祷が聞こえてきました。
琴なんて珍しいわねーと思ってありがたく聴いておりましたが、今回は七五三だった模様。
さすがに七五三は自分にはちょっと関係ない気もするけど、
神社といえば、もらい祈祷。(←勝手に命名)
ありがたいことに、最近よく遭遇します。
拝殿の右手に行ってみると・・
こ、これはっΣ(・ω・ノ)ノ
屋根の妻部分にある破風板がこんなところに!
懸魚は超シンプルだけど、年季入ってて素敵。
旧本殿とかに使われていたのかな?
こんな間近で見られるなんて、嬉しすぎてテンション上がりまくりでした。
その2へつづく・・。