この時期に本屋さんや雑貨屋さんなんかを覗くと、新しい年のカレンダーや手帳が所狭しと並んでいます。
自然とそちらに足が行ってしまい、ついつい手に取ってしまいます。
特に手帳!
ビジネス用やキャラクターものはもちろん、最近では占いや風水、地域情報や子育てなど、
かなり多岐に渡ったジャンルで発売されていて、見ているだけで楽しくなってきます。
せっかくだから、どれか1つ買って使おうと思うのですが、
ここ数年は手帳を入手しても途中で書かなくなってしまいます。
その理由は、
①書くこと自体が面倒
毎晩、家で手帳を開いて記入すること自体続かない。むしろそのための時間を取るのも面倒。
②持ち歩くと荷物になるし重い。
③そこまで書くことがない。
ブランクの枠を見ると、なんかさみしい気持ちになる。
特に、1日を時間ごとに細かく区切ってある欄は、とにかく書くことがないので、資源と人生の時間を無駄にしているのでは…と申し訳ない気持ちになる。
特に③。学生の頃までとは違って、毎日の予定にそんなに変化があるわけでもなく…。
というわけで、自然と手帳から遠ざかってしまうのでした。
なので、予定などは無難に携帯のカレンダーに入力しています。
それとともに、手書きで何かを記すということも激減してしまいました。
しかし気になる手帳。
以前、友人の誘いでとある講演会に行ったら、手帳が当選しました。
なかなか有名なものらしく、「この手帳で私は人生が変わったんです!」と、意識高い系の知らない参加者に突然猛アピールされ、驚いた記憶があります。
よく覚えていませんが、自己啓発とビジネスと生き方を高めるようなテーマで、日々の予定以外に自分の考えや計画、夢などを書くようになっていました。
そして、それを振り返ったりするような仕組みだったと思います。
早速、私もそれで人生を変えよう!!と意気込んだのもつかの間、内容が難しすぎて即座に挫折しました。
そもそも、夢がない。
自分がどうなりたいか、わざわざ書くほどの内容もない。
そして、そもそも何を書いていいのか分からない。手帳だというのに。
せめて、自分がどうなりたいかくらいは書こうと、「今週は、何事も無理せずに過ごす」と書き、1週間後くらいに振り返りましたが、だからなんだ…と思ったのみ。
成長も何もあったもんじゃありません。
まして、それで人生が変わるなんて、20回くらい生まれ変わらないと無理そうです。
というわけで、アホすぎて内容が理解できない&日々何も考えずに生きている。
まさに、豚に真珠。馬の耳に念仏。猫に小判なのでした。
というより、人生が変わることを望んでいなかったのでしょうか。
それすら、よく覚えていません。
なんとなく、明日も本屋さんに寄って、目についた手帳を手にとっては
「どうしようかなー、書くの続くかなー。やっぱ雑誌の付録でいいかなー」なんて迷っていそうです。
でも、それが楽しかったりもするのです!?