オリバコヤ

新潟県村上市で折箱屋の4代目として、家業を継ぐ「はこやさん」のブログ
"和風" で "ほっこら" を目指します

注文がきたよ その2

2006-06-11 23:57:16 | オリバコヤ
おまたせしました。





コガさんからのご注文♪ その1 の続きです(゜∀゜*)ニパッ





いよいよ、実際に箱作りをはじめます(・∀・)ウフフ





で。





どんな風に箱を作っているのか。





ご存知ない方もいらっしゃると思います( ̄∇ ̄)タイハン ノ カタ ハ ゴゾンジ ナイ デ ショウ ネ





せっかくなので、説明を加えながら作ってみましょう♪





まずは、箱になる " ボール紙 " を裁ちます。





ボール紙は、そのままだと たたみ一畳くらいの大きさです。





本来は大きな断裁機を使って一度にバッサリ切るのですが、今回は " 押し切り " を使います(・∀・)カズ ガ スクナイ ノデ


  


我が家の押し切り。名前は もえちゃんです( ̄д ̄)ワカル カナー





切るサイズがバラバラなので、" 機械 " を使うよりも " 器械 " を使ったほうが効率的♪





一回ずつ寸法を合わせて、一枚ずつ丁寧に裁ちます( ̄∇ ̄)ユビサキ フェチ ニ ハ タマラ ナイ


  


ザク。ザク。





しゅぱっぱっ。





・・・





さて。ボール紙を裁ち終えましたよ(・∀・)ふふふ


  


それぞれ大きさが違うんだなぁ♪ o(*≧∀≦)o タノシー





さて、このボール紙。





これから、いわゆる " 展開図 " の状態にします。





ボール紙を曲げないと箱になりませんよね。





きちんと曲げられるように、罫線をかけます。





出来上がりは こんな感じ。


  


線をかける(切り込みを入れる)機械を使います(´∇`)ケイ セン キー


  


 ↓ この丸いのが刃。薄い方ですね ↓





分厚い方は ボール紙を抑えるローラーです。


  


その下には 大きなローラーがあります。





このローラーを回して、ボール紙を送ってやります。





上の刃と下のローラーに挟まれて、ボール紙に切り込みが入るという仕組み。





切込みが入ると、折り曲げやすくなりますね(`・ω・´)フム フム


  


箱の深さを計って、刃の位置を調整します。





これも一枚ずつの手作業なんですよ。





しゃーこっ。





しゃこっ。




・・・





はい(・∀・)できあがり♪


  


なかなか奥が深いでしょ(´∇`)マダ マダ コレ カラ ッ !





  ちょいちょい つづきます

- - -

その1

その3

今日は何位かな?? → 

EOF


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
??? (コガ)
2006-06-12 23:10:34
 ふむふむと読ませていただきました。

 が、やっぱりなんか多いよね?



 どおいうことなのだ!?
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コメント返し (はこやさん)
2006-06-13 22:14:24
> コガ さん



やっぱり多いですか!?

箱は、普通はミとフタですね。

ってコトは、ボール紙は2枚必要・・・。



あれれ?

やっぱり多い!?
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