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ズワイガニの旅

 ズワイガニの旅といってもズワイガニがオホーツク海から越前海岸まで回遊してくる旅のことについて書こうと言うのではない。何年かに一度のことだがズワイガニの漁が解禁になると福井まで出かけて、たらふくズワイガニを食べるという旅に出るのだ。
 
 今年も漁が解禁になった次の週、11月13日の金曜日の夕方、東名高速道路を飛ばし敦賀に向かった。厚木インターに19時半に入り何事も無く無事敦賀インターを下りたのは翌日の0時30分。5時間の旅で高速料金は1000円だった。

 例年、敦賀の友人宅に泊めていただき、夕方になると越前かにを食べさせてくれる料理屋さんに出向くのだが、今年は趣向を変えて友人宅で食べることにした。これで運転手は酒を飲めないと言う大問題を解決できるし、経済的にもメリットは大きい。

 「ズワイガニに越前かにの黄色いタグが付くだけで値段が5倍にもなる。味はかわらないのに」と言うのが現地人たちの意見。今回はこれも検証する。

 さて、ズワイガニの購入は相木魚問屋さん。ズワイ蟹はトロ箱に入って売られている。写真の蟹はロシア産で少し大きめでトロ箱に5匹入って7,600円。大体一匹400グラムくらい。ちなみにトロ箱とはトロール漁の獲物を入れるからそう呼ばれるようになったとのこと。

ロシア産のズワイガニ


 これは同じロシア産だが少し小さめでトロ箱に6匹入っていて5500円。もちろんまだ生きていて泡を吹いている。

ロシア産のズワイガニ


 相木魚問屋さんでズワイガニを買うと有料だが茹でてもらえる。まず真水につけて死んでいただく。生きたまま熱湯に放り込むと暴れて足がもげたりしてしまうからとのこと。

まずズワイガニを真水につける


 そして籠ごと熱湯の中へ。大きさにも依るが大体20分くらいで茹で上がる。朝早くトロ箱単位で購入し、夕方茹で上がったころ取りに行くことになる。

この大きな釜で茹でる



 今回越前かにとの食べ比べと言うことで1匹だけ越前かにも購入。これで700グラムくらい、値段は一匹7500円。確かに5倍だ。

越前かに


 そのほかにズワイガニのメス、これも黄色いタグつきの越前かに。このセイコと呼ばれるメスは雄に比べてずいぶん小さいが卵を持っていておいしい。

ズワイガニのメス



 食卓に並んだかにかにカニカニ蟹蟹。

かにかに蟹



 蟹を食べ始めると食べるのに集中し、みな無口になる、、、、、うまい、、、、、、

 酒は進む進む進む、、、、、、うまい、、、、、、、

 あっという間に記憶は無くなり、記録をとっていなかったのに気がついたのは二日酔いの翌朝。と言うわけで越前かにとロシア産の蟹の比較というミッションは失敗してしまった。ここまで読んでいただいてはなはだ申し訳ないのだが、これは将来の研究課題として残しておくことにする。

 えっ、これじゃ単にカニを食べたという自慢じゃないかって?、、、、ふふふ、、、





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