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北陸の旅、越前ガニ

 冬の味覚、ズワイガニ漁が11月6日に解禁になった。鮮度が命のズワイガニ、漁場に近い越前海岸にでかけて食べるのが一番おいしい食べ方だ。ズワイガニは地方によって色々な名前で呼ばれていて、松葉ガニ とか間人ガニ呼ばれているが福井県では越前ガニと呼ばれている。この土日で福井県まで出かけて越前ガニを食べてきた。

 本当は解禁直後に行きたいところだが、ご祝儀相場で高い。また12月になると海が荒れることが多く船を出せないことが多くなるのと、暮れのお歳暮のシーズンを控えてやはり高くなるので11月の中旬がおいしいズワイガニをたべる一番良いタイミングだ。

 漁場に近く新鮮なズワイガニを入手できる越前海岸には越前ガニを食べさせる宿がたくさんある。中でも三国が有名だが最近は敦賀のそばにある河野のさかえ荘で食べさせてもらっている。
さかえ荘

 日本海に沈む夕日を見てからさかえ荘に着いたのは約束の6時。早速部屋に通されたのだが、窓から見える日本海はもう真っ暗。冬を実感する。
越前海岸の夕日

 とりあえずビールではじめ、最初にズワイガニとマグロの刺身が出てくる。ズワイガニの刺身はあまりおいしいと思わないので要らないと伝えてあったのだが、突き出しとして2本だけ出てきた。食べてみるとこれが甘くておいしいのである。ご主人に聞いてみたらカニの状態によって味も変わってくると言うことだった。
カニとマグロの刺身

越前ガニのタグ 次にゆでガニが出てくる。今年は少し小さめのカニがひとりいっぱいずつ。せっかく越前海岸まで来たのだからカニは地のものを用意するように頼んであったのだが、ちゃんと越前ガニを示す黄色のタグがついている。そうそうカニを食べるときビールだと生臭さを感じてしまう。カニには日本酒がお奨めだ。



サイズの比較のためタバコを借りて一緒に撮ったが、タバコのパッケージサイズをインターネットで調べてもなかなか出てこない。多分長辺が8.5cmくらいだと思うが、不便な世の中になったものだ。この次はショートホープを持っていこう
茹でカニ

 お腹がいっぱいになってきたが、ここでカニの寿司が出てきた。これは初めてだが、酢飯とのりの香りが口の中をすっきりさせてくれる。非常に良いアイデアだ。
カニの寿司

 そしてお待ちかねの焼ガニだ。炭火をおこした火鉢で焼いていく。ちょっとあぶって身がくつくつといい始めたらカニミソにつけて食べる。このミソは調理場で調理され甲羅に乗ってでてくる。香ばしくておいしいのだが、今年は少し焼きすぎか、甲羅に穴が開いてしまっていた。カニは冷えたらまずいので焼きガニはおいしい食べ方だ。
焼きカニ

 前回はカニのしゃぶしゃぶもあったが、とても食べ切れなくてそのあとの雑炊も食べることができなかった。今回はしゃぶしゃぶは無しで雑炊を出してくれるように頼んでおいた。薄味で満腹のお腹に入っていくから不思議だ。カニ雑炊


 数年に一度の贅沢だが、他でカニを食べる気にならないので、案外経済効果は高いのかと思っている。


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