たさかとみよさんと通名トド子さんの連合艦隊の前で、笹の葉の小舟のように翻弄されているちょん吉よ!
さて、なんだかのびのびになっていた「名誉棄損について」の最終章を書いてみたいと思うわ。
いろいろ考えて、リンクは貼らないことにしたわ。だからお手数だけど、googleで「名古屋」「ケーキバイキング」と入力して検索してくれるかしら。あ、カギカッコはいらないわよ。
たぶん、一番上に「****アラモード」というタイトルのHPが表示されると思うわ。そこを見てほしいの。
名古屋近辺のケーキバイキングを紹介しているページなんだけど、内容の紹介のところに、「日本ユニセフ協会への謝罪声明」「裁判について」という項目があると思うわ。そこを読んでみて。
アタシがこのページをしったきっかけは、仕事で名古屋出張が決まって、ホテルを探していた時のことなの。仕事で金曜まで滞在だったから、土日は自費でホテルをとって、名古屋在住の友人と久しぶりに会おうと思ったのね。で、自分でお金を出せる程度のホテルを探して、名古屋にあるホテルの名前で検索したら、このページがひっかかったの。
ちょうどその時、東京、大阪、名古屋の飲食店が、日本ユニセフと一緒に「TAP PROJECT 2010」ってのをやっていたのね。プロジェクトの内容についてはググって調べるなりしてほしいのだけど、もともとこのHPの方は日本ユニセフに批判的だったみたいで、かつ、このプロジェクトは許しがたいものだったみたいで、HP上で大々的に批判していたの。プロジェクトに参加しているお店に、アタシが泊まろうとしていたレストランが入っていて、それで検索にひっかかったみたいなのね。
日本ユニセフって、ネットでは……2ちゃんねるなんかではよく叩かれている団体の一つよね。
アタシがこのホームページに当時記載されていた日本ユニセフへの批判記事を読んだ限りでは、批判内容は2ちゃんねるで書かれているような内容とそう大差はなかったように感じるわ。たとえば募金から20%手数料差し引いていて、立派な自社ビルもってて、職員は高給なんじゃないか、とかね。
出張から帰ってきてもなんかこのページは気になって、時々見ていたの。
そうしたら……ある日……「日本ユニセフから訴えられた、どうしよう」みたいな書き込みがあったのね。当時、ブログだか日記だかとにかくそんな形式のものがあって、そこに書かれていたように記憶しているわ。
ネット上で日本ユニセフを批判している人、日本ユニセフに問題意識を持っている人はそれなりに居るでしょうから、支援のコメントや、裁判費用の募金の話が出たり、支援体制みたいなものは多少、出ていたのね。でも、あっという間に「和解」したわ。「和解」だからどっちが負けってわけじゃないけど、HPに謝罪文の掲載からどのような和解だったのか、透けて見えるんじゃないかしら。
日本ユニセフが募金から手数料20%差し引いているのは事実だし(法の範囲内だから問題ないんだけどね、そもそも)、立派か豪華かは別にして、それなりの自社ビルがあるのも事実よね。職員の給与はアタシにはわからないけど、これらのことって、ネットでは一般的に「書かれて」いることだし、事実も含まれているわよ。
でもそれで訴訟で、こうなっているの。
批判を行うのは自由よ。だけど、自由には義務もセットなの。こういったリスクがあることは考えて行動しなければならないわ。
みんなやっているから、自分はOKだろ?そんなことはないわ。何が原因で、「あなた」に目をつけるかわからないのよ(このHPの方が、ほかの批判をしている人とちょっと違ったことをしていたら、それが原因かしらと思わないわけではないけど、アタシ個人の考えでしかないからここには書かないわ)。
事実であっても名誉棄損になっちゃうし。
相手が動けば、こういう結末になるの。こういう「最大のリスク」を想定しないで、思うままにネットで悪口書いて暴れまくっているのは「人が住んでいない尖閣諸島に中国は攻めてこない」なんて言った議員さんや「ここまで事態が悪くなるとは思わなかった」と言った現首相を笑えないわよ。
哲学するウサギは何も考えないで糞をまき散らしていたんだろうけど、べべこさんや通名トド子はきっと、立派な志を持って、覚悟の上でやっていると、アタシは信じているわ!