8月15日 (水曜日) 晴れ 暑い
早朝にキュウリ・ナスの収穫、今日はいっぱいあった。
形の良いものは塩を軽く振ってタッパーに入れて冷やして丸かじり。
体を冷すのに良い感じだ。
草の出たところに少し耕運機をかけておく。
朝食も済ませて敬老会への参加者のまとめを庶務さんと作る。
午前中に新盆の親戚にお線香上げに行く。
色々な話が出て時間も経過。
柿の実も膨らんできている。
小さいころ、この実をいただいたものだ。
昼から眠くなった。
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デイりー東北の天鐘の」コラムに
子どもの頃、近所の空き地が居場所だった。
大好きだった夏休み。
周囲の草むらから漂ってくる草いきれを浴びながら、
野球やめんこ、カブトムシも持ち寄った。
遊具など何もない空間だったが、少年時代の日常が詰まっていた。
▼その空き地も、多くの子の日常であふれていたに違いない。
あの戦争が始まるまでは。『はらっぱ』(童心社)は
約20年前に刊行された絵本。
ある町の一画を昭和初期から60年間見つめ、時代の移り変わりを描いた。
~~~~~~~~~~~~~~
▼舞台は「はるかむかしの土のにおいがする」小さな原っぱ。
チャンバラ、鬼ごっこ、紙芝居、盆踊り…。
戦前の風景は子どもにとってまさに天国だ。
だが、戦時体制が強まるとともに、原っぱの表情は一変する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼主役は子から「軍服のおじさんやもんぺすがたのおばさん」に。
防空演習の場となり、食料不足を補う畑にもなった。
そして、大空襲、逃げ惑う人々の悲鳴、焼け野原。
土の匂いは、耐え難い燃え殻に変わった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼ありふれた日常を奪った戦争。
作者の神戸光男氏は、昔はよかったという人がいるが、
戦争に明け暮れた日々を振り返ると、
それだけで昔がよかったとは思えない―と後書きに記している。
▼絵本は、高度経済成長を経た原っぱも観察している。
が、平和を取り戻したのに少年少女の姿はまばら。
平成最後の「終戦の日」。
不戦を誓う。
と同時に子の日常がいま、
どこにあるのか案ずる。
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早朝にキュウリ・ナスの収穫、今日はいっぱいあった。
形の良いものは塩を軽く振ってタッパーに入れて冷やして丸かじり。
体を冷すのに良い感じだ。
草の出たところに少し耕運機をかけておく。
朝食も済ませて敬老会への参加者のまとめを庶務さんと作る。
午前中に新盆の親戚にお線香上げに行く。
色々な話が出て時間も経過。
柿の実も膨らんできている。
小さいころ、この実をいただいたものだ。
昼から眠くなった。
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デイりー東北の天鐘の」コラムに
子どもの頃、近所の空き地が居場所だった。
大好きだった夏休み。
周囲の草むらから漂ってくる草いきれを浴びながら、
野球やめんこ、カブトムシも持ち寄った。
遊具など何もない空間だったが、少年時代の日常が詰まっていた。
▼その空き地も、多くの子の日常であふれていたに違いない。
あの戦争が始まるまでは。『はらっぱ』(童心社)は
約20年前に刊行された絵本。
ある町の一画を昭和初期から60年間見つめ、時代の移り変わりを描いた。
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▼舞台は「はるかむかしの土のにおいがする」小さな原っぱ。
チャンバラ、鬼ごっこ、紙芝居、盆踊り…。
戦前の風景は子どもにとってまさに天国だ。
だが、戦時体制が強まるとともに、原っぱの表情は一変する。
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▼主役は子から「軍服のおじさんやもんぺすがたのおばさん」に。
防空演習の場となり、食料不足を補う畑にもなった。
そして、大空襲、逃げ惑う人々の悲鳴、焼け野原。
土の匂いは、耐え難い燃え殻に変わった。
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▼ありふれた日常を奪った戦争。
作者の神戸光男氏は、昔はよかったという人がいるが、
戦争に明け暮れた日々を振り返ると、
それだけで昔がよかったとは思えない―と後書きに記している。
▼絵本は、高度経済成長を経た原っぱも観察している。
が、平和を取り戻したのに少年少女の姿はまばら。
平成最後の「終戦の日」。
不戦を誓う。
と同時に子の日常がいま、
どこにあるのか案ずる。
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