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2020.9.27 日初様(ひそめさま) 熊野市有馬町

2020年09月27日 17時04分54秒 | くまどこ(熊野)情報
2016年に足を踏み入れて以来の日初様(ひそめさま)へ
ここは、イザナミノミコトを語る上で外せない場所のはずですが、いつからから雑木林だったところが竹に侵食されて入れないほどになっていました。

2016年に連れて行っていただいた時は竹に覆われていて、かき分けて入るような場所でした。今回はこの地域に長年住んでいて、子供の頃ここは遊び場だったという方とご一緒に行きました。
地域の方4〜5人で整備をされて、お手製の看板を取り付けられていました。
入り口から中へは竹を取り払い入りやすくなっています。

現在は、この石灯籠のみですが、この上に祠が祀られており、石灯籠も3〜4基あったはずだと教えていただきました。
樹齢1000年の楠の大樹については、その跡も記憶にはないそうです。(明治40年頃クスノキは伐られている)

前回わからなかった黄泉の国への入り口を塞いだ石は、どうも2箇所候補があるようで、一番有力なところが写真のところです。

この岩の隙間からは水が出ていて、今もそこから水を取っているホースが入っています。

中は、こんな感じ。
もう1箇所は、ここより少し下にある場所で、下記の写真

ここも同じように水を取っていた岩屋。
入り口に神様を祭り用に盃などを置いていたそうで、案内していただいた方の家に引いていたそうです。(今は使われていません)
竹藪になってしまう前の写真などが出てくれば、復元できるかもしれませんが、私は見たことがありません。ここでも祭りや餅まきなどもおこなわれていたので、もしかしたら写真があるかもしれません。

そして、もう一つの不思議

3枚目の写真のところを逆から見ています。
ここは池のようなあとで、雨上がりなので水が溜まっています。
不思議ことに、この空間だけ竹が生えていません。
今日ご案内してくださった方も、ここにも何かあるのかもしれんね〜とお話ししてくださいました。
丁度、花の窟と産田神社の中間に位置する日初様。
竹藪を切り払ったところから、有馬の田んぼが見えます。




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