システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

「OPAC」という用語の話:北大図書館Webサイトはすごい

2013-12-11 22:42:18 | マーケティング
去年辺りに「OPACという用語、段階的縮小へ」みたいな記事を書くと、反応が多かったですが、北海道大学図書館のWebサイトは大変参考になります。

蔵書検索の画面では「蔵書目録」「Library Catalog」
http://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/?lang=0
http://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/?lang=1

Webサイトでも、「蔵書検索」「Library Catalog」
http://www.lib.hokudai.ac.jp/
http://www.lib.hokudai.ac.jp/en/

あえて言うと、用語の不統一はありますが、「伝わる」用語選びでしょうか。敬服です。

システムベンダーにも強調して(サーバ移行やDNS修正の手間はありますけど)URLも「cat」とか何かになればと。

今日、京都大学図書館の講演会を拝聴してきました。グローバル化への対応というテーマです。
その中で来日した留学生への図書館サービスの認知(広報)の話題が、留学生自身から出ました。

具体的な話は控えますが、仮に図書館のWebサイトは見つけてくれた、所蔵資料を探したいと思っている、という場面を想定したとします。
次のサイトを開いたとして、図書館の蔵書を検索しやすいのはどれだと考えますか(留学生や外国人研究者が知ってるであろう用語の観点)。

http://www.library.osaka-u.ac.jp/index_eng.php
http://www.ll.chiba-u.jp/english/index.html

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/?ml_lang=en
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/index-e.html

http://www.lib.pku.edu.cn/portal/
http://library.yonsei.ac.kr/main/main.do
http://onesearch.library.utoronto.ca/

(*)当館の同僚もさすがです。
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