システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に

情報リテラシー研修で言えなかったこと。OPACという用語を段階的縮小へ

2012-12-01 17:37:23 | 次世代OPAC
今回、2-3人ほど個人的にしか話せませんでしたが、「OPAC」という用語を「蔵書検索」、日常対応では「パソコンで検索」とかに置き換えられないかと最近思います。
皆さんはどうでしょう?

結局、自分もユーザ対応で「OPAC」とはあまり使いませんし(言葉の共有ができないかもしれないので)、海外の図書館でもあまり聞かないし(オンライン・カタログとか?)、今どき「オンライン」なんて言わなくてもいいでしょうし(オンライン・アマゾンとでも?)、そして何より、概念を共有できない言葉を使ってるのって変じゃないでしょうか(それを「情報リテラシー教育」なんて)。

愛称が定着している機関はそれでよいと思いますが。
書店さんとか博物館とかの事例も参考にならないでしょうか。

余談ですが、蔵書検索システムで、本の(配架)場所で「書庫」と表示されて、いわゆる開架図書と思われるお客さんもおられます。
そこで、"いやいや書庫はあっちで、こっちは開架図書”とか思わず、「書庫」と出て、たくさん本が並んでいる場所が目に付いたら、そこって思っても仕方がないと思えないでしょうか。
じゃぁどうするかは色々あるかと思いますが、先日、ANAさんの航空券発券機で手続きすると、分かりやすい見せ方で「手荷物検査場 →」とか出ましたけど、そんな発想も持つと何か思いつかないでしょうか。

 ※ちなみに、その分かりやすさに感動して(多忙で思考力が低下していたのもある)、預ける予定の荷物を預け損ないましたけど。

参考調査、配架場所、開架(#ATOKはかしこいねー)等々、図書館業界でしか使われない言葉を普通だと思う感覚に改めて警鐘も鳴らしたい、みたいな気分になるような気もします。
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