システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

(2017.10) Westminster College 訪問

2017-11-10 17:34:33 | 次世代OPAC
Salt Lake City 滞在の合間に、Westminster Collegeの図書館にお邪魔しました。
以下のメモは、私の聞いた・理解した範囲のもので、不正確・不十分な点などが含まれるかもしれません。

・Westminster College Library
https://www.westminstercollege.edu/about/resources/giovale-library
学生数は5千人に満たなかったでしょうか。小規模な大学です。

○EDS導入は、2013年頃

○EDSが最初の検索オプション。学生にもディスカバリーを教えている。

○日本語のような検索語の「ゆれ」?
 ・Subject Headings を使うので、あまり気にしないとか。
 ・「ゆれ」は普段気にならない。

○OPACに電子ブック
 ・かつて登録していたが、現在は消した。
 ・MARCを登録する方式。リンクはMARCにあるものを利用。メンテは煩雑だった様子。
 ・ディスカバリーでも、リンク切れが起きることはある。

○ディスカバリーで、多くの検索結果に混乱は?
 ・一部にはあるし、一部ではなさそう、という様子。

○OPACは、所蔵資料に絞ったツールなので、便利という印象も。
 ・以前からの教員にとっては、「Habit」になっているという話も。

○ユーザからの反応は、割と不明な様子。

○学生の利用する資料、電子資料も多く占める様子。
 ・電子ブックか印刷本か、どちらを好むかは、個人による様子。

●ディスカバリーがOPACを置き換えるか?
 ・何とも言えない様子。
 ・決まった答えはなさそう。

○電子資料の利用のための端末整備
 ・特にそのために意識しているようではなかったが、概ね足りているのではないかと。

○組織
 ・図書館と情報系を束ねる Director がいる。

○書店で「Rent」も
 ・中古本を販売するのは、他大学でも見かけましたが、「Rent」というのがありました。
 ・期間は、セメスター。価格は、新本の半額~3分の1程度、中古本の半額程度。
 ・Rentは、デジタルもあり。価格は、新本の10%強? 期間は180日(出版社との関係で決まる)。最初にファイルを開けてから、180日経過すると、利用できなくなる。
 #価格は、タイトルによって差があると思います。
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