システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

本棚に案内することと、それを探す理由を聞くこと

2015-04-11 21:53:20 | マーケティング
皆さんはユーザに何か質問されたり、何かお手伝いした時に、その理由を聞いたりしているのでしょうか。
単に求めていることを提供するだけじゃなく、その理由を聞いたりすることで、ユーザの状況や、本当にほしいものが見えてくるのかなと思ったりします。

4月上旬、新入生向けの館内ツアー先導を緊急に担当。
それが終わって、オフィスに戻ろうとした時、蔵書検索PCから立ち上がって、
「3階はどっちかな」
と話す二人の学生(おそらく新入生)。

「何か探してるの?」と質問。

3階への行き方が疑問だったみたいだけど、アラビア語の特定の本を探していると。

特定の本を探すには、番号みたいなのが必要だけど?
メモされてなかったので、再度検索。

本棚に案内(ついでに並び方の説明。本棚の最後まで来たら、次にどちらに行くかなど)。

すぐに目的のアラビア語の本は発見。

で、さらに、なぜこの時期にその本をというのは聞いてみた。
教科書をただ見てみたかったとのこと。
なるほど。

これも/これが? embedded?

他に、本の並び方や、教科書コーナーなど、話題の展開可能性はありましたが、それで満足されている様子だったので、終了。

ちょっと聞いてみることで、ユーザの状況が分かるかな、という話でした。

(おまけ)
その二人は、蔵書検索の「A棟 3/4F 学習用図書」という表記を「3階」と思った様子。
確かに誤解する。場所でコード変えられないのかな。

駅のサイン並みに、あっちに行けばたどり着けるとかできないものか。建物構造は変えられないとしても。
グローバル・コモンズを作った時に、適当な壁サイン付けたのは反省大。
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