システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

大学ポータル(学内向けサービス)の行方

2011-02-10 00:20:32 | その他
いろいろ紆余曲折があり、私も何年か、本学の大学ポータル(http://portal.osaka-u.ac.jp/ )の運用窓口みたいなことをしてきました。1-2ヶ月前に担当替えになりましたが、今も関わっています。

先週、急に別システムの更新に合わせて、大学ポータルの機能を吸収することを考えているという電話が入り、今日、急遽、意識合わせのミーティングをしました。
楽しい話でしたので、書ける範囲でご紹介します。

本学の大学ポータルは、2003年頃でしょうか、CMC Academic Portal としてスタートし、2007年4月から、大学ポータルに位置付けが変わりました。
基本的な役割は、学内サービスへの統一的な入り口の提供でしたが、途中で事務情報化の文脈が加わり(割り込み?)、通知の手段などが前面に出たりもしました。

大きな問題は、位置付けや役割、運用部署が不明確だったことです。
いろいろありましたが、1年か1年半後のレンタル契約更新の際に、大学ポータルも更新する方向で準備をしていました。

ところが! 別システムで検討が進められていることが分かったわけです。
そのすれ違いは気になりますか、双方とも前向きに考えようとしているのは楽しいことです。

役割分担や、日程、新サービスの名称やドメイン、ログイン前ページはあるべきか、現大学ポータルの扱いなどを意見交換しました。

システム構築は、ウェブ・デザイン・ユニットという部署で担当されていますが、そこは大学公式サイトの運用等々をされていますが、実質的に一人しかおられないということも知ることができました。

ネット上で調べると、大学ポータルを持っている大学は結構あるようですし、京都大学さんのようにワンストップサービスをWebサイトで実現しようとされているところも参考になります。
完全な私見ですが、pptのひな形ファイルや、大学ロゴのイメージファイル、名刺のひな形ファイルも、大学ポータルから使えるといいと思います。

名称やドメインも、現システムから引き継ぎたいのですが、現システムと密接に関連しているものもあり、更新計画なども考慮すると、ドメインの引継ぎは合理的ではなさそうです。
(別に進んでいた話に、飛び乗せようとしているわけですし)
使い勝手の面では、「変化=悪」という側面もありますので、移行期間やインターフェースの工夫で、ユーザへの迷惑は小さくしたいところです。

一方、名称やドメインも、(幸い?まだ決まっていなかったので) 今日の話し合いでブレスト的にあれこれ言いつつ、勝手に仮称第一案を考えたりしました。
関係者全員にとって、急な路線変更ですが、名前や機能が定着し、学内ユーザにとって使いやすいものを作りたいなと改めて思いました。

※写真: 日本の資本も関わっていたから? なぜか日本語のカフェテリアの名前。カナダ西部のとあるスキー場。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本語表記 漢字か ひらがな... | トップ | IE8ではスクリーンキーボード... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事