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第6回舞妃蓮フォトコンテ入賞作品決まる 〈2017年9月17日〉

2017年09月19日 08時30分00秒 | 記事

上野山さんの「これぞ紀州中山の舞妃蓮」

田中さんの「ようこそ」

権神さんの「目覚め」

玉置さんの「淑女」


 御坊市塩屋町の舞妃蓮(まいひれん)保存会(阪本尚生会長)=塩屋文化協会加盟=主催の第6回舞妃蓮フォトコンテストの入賞作品が決まった。日高地方や県内、大阪市、奈良市から24人64点の応募があり、審査会で最優秀賞(市長賞)1点、特別賞(塩屋文化協会長賞)1点、優秀賞2点、入選2点を選んだ。6月に北塩屋中山団地東のハス池(約820平方メートル)で写真撮影会を開き、日本とアメリカ、古代と現代を結ぶ「御坊生まれの舞妃蓮」をアピールした。

 平成20年に「御坊生まれの舞妃蓮を育て名所にしよう」と、北塩屋中山団地近くの休耕田にハス池を作り、毎年、池一面に薄ピンク色の華麗な花を咲かせている。今年も6月に写真撮影会、フォトコンテストを行い、舞妃蓮をつくった元日高高校教諭の故・阪本祐二氏=御坊市=の長男・阪本会長をはじめ、地元関係者や専門家らがアングルやバランス、舞妃蓮らしさが表現されているかなどを審査した。
 最優秀賞(市長賞)には上野山典男さん(74)=有田市=の「これぞ紀州中山の舞妃蓮」が選ばれた。上野山さんは「まさか賞に選ばれると思ってなかったのでびっくりしています。何とも言えない淡い色の舞妃蓮が大好きで、毎年撮影に来ています。選んでいただき、とてもうれしいです」と話した。
 特別賞(塩屋文化協会長賞)は田中嘉宏さん(61)=紀の川市=の「ようこそ」が選ばれた。優秀賞は権神貞夫さん(62)=美浜町田井=の「目覚め」、玉置陽子さん(67)=日高川町鐘巻=の「淑女」の2作品。入選は岡崎弘幸さん(46)=和歌山市=の「ネックレス」、栗山みき世さん(64)=美浜町和田=の「明媚」の2作品が選ばれた。
 10月に市役所で表彰式を行い、市役所1階ロビーで入賞作品を展示する。事務局の平井俊哉さんは「今年もたくさんの応募をいただき、ありがとうございました。今年も良い作品ばかりで選考が難しかった。来年も継続し、御坊生まれの舞妃蓮をさらにアピールしていきたい」と話した。
 今年は撮影会、フォトコンテストに気軽に参加してもらおうと、スマートフォンの写真も呼びかけ、数点の応募があった。来年に向け、コンテストにスマホ部門を設けるかなどを検討する。また、例年より出品数が減ったことに関し、参加者から「今年はアブラムシが多く、非常に残念だった」との声が寄せられおり、消毒の方法や時期も検討する。


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