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紀州鉄道フォトコン最優秀賞に定本健太郎さん(泉佐野市)「3車種揃い踏み」 〈2017年9月21日〉

2017年09月21日 08時30分00秒 | 記事

投票で最優秀賞に選ばれた定本さんの「紀州鉄道3車種揃い踏み」
(右がキテツ2号)


 紀州鉄道(株)の「WE Love 紀州鉄道 デジタルフォトコンテスト」の入賞作品が決まり、最優秀賞に定本健太郎さん=大阪府泉佐野市=の「紀州鉄道3車種揃い踏み」が選ばれた。2018年版紀州鉄道オリジナルカレンダーの表紙を飾る。

 紀州鉄道をより身近な鉄道会社として関心と愛着を持ってもらおうと初めて企画したフォトコンテスト。「紀州鉄道」をテーマに作品を募集し、41人から91点の個性豊かな作品が集まった。全作品を紀伊御坊駅構内に展示、鉄道の利用者や地域住民ら一般の審査投票の結果、最優秀賞1点、優秀賞7点が選ばれた。
 定本さんのは、現在運行中のKR301号、KR205号と、引退した日本最後のレールバス「キテツ2号」が並んだ貴重なスリーショットを収めた作品。5月に開催されたキテツ2号サヨナライベントでのもので白とグリーンを基調とした車両とバックのまぶしいほど青い空のコントラストが美しい。
 審査には187票もの投票があり力作揃いで大激戦。定本さんの作品はトップの18票を獲得し、17票から13票の7作品が優秀賞となった。
 カレンダーはA4版サイズで優秀賞は2カ月ごとの各ページ(1・2月~翌年1・2月)に採用し、ほか応募者1人1点計33点は裏表紙を彩る。10月から紀伊御坊駅ほか、ホームページで販売予定。入賞全8作品は紀伊御坊駅構内で展示している。優秀賞は次の通り。
 小林紘也「ゆれる」▽小松康人「紀州鉄道の夜」▽野島満「地域と共に」▽田淵規之「菜の花をかき分けて」▽伊奈宗一郎「まだかなぁ~」▽深見英雄「秋の気配」▽小池安彦「夏空をゆく」


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仁坂知事迎え印南町町制60周年記念式典 〈2017年9月20日〉

2017年09月20日 08時30分00秒 | 記事

式辞を述べる日裏勝己町長

児童・生徒の言葉に耳を傾ける


 8月1日に町制施行60周年を迎えた印南町は16日、町役場で記念式典を開いた。「私の好きな印南町」をテーマにした小学生、中学生、高校生の作文発表もあり、日裏勝己町長は「次世代を担う子ども達の声に耳を傾け、新たな印南町のスタートとして、なお一層町政推進に取り組む」と述べた。23日には花火大会を含む記念イベントを開催し盛大に60周年を祝う。

 式典は来賓に仁坂吉伸知事、冨安民浩、坂本登、花田健吉各県議らを迎え、町議、区長、各種団体代表ら120人が出席。式辞で日裏町長は「『誇れる印南町』を築いてこられた先人への感謝を忘れることなく、今の町を支えている現役世代の大切さ、次世代を育てていくことの重要性を町民の皆様と再認識し、共に印南町の未来づくりに知恵を出し、汗をかきながら進めていきたい」と、さらなる町勢発展に向けて町民一丸となって取り組もうと呼びかけた。
 堀口晴生町議会議長あいさつに続いて、仁坂知事は知事就任以来関わった切目川ダム建設や国道425号改良工事などをあげながら「これからも永久に続く印南町のために皆さんが力を合わせて、そして我々も応援をして、素晴らしい印南町となることを心から祈っている」と祝辞。県議を代表し冨安氏も祝辞を述べ、二階俊博自民党幹事長の祝辞メッセージも紹介された。
 古谷正信副町長が昭和32年に切目村、安住村、印南町が合併し、新生印南町誕生からの主な出来事を振り返りながら60年の歩みを紹介したあと、伏見志(ゆき)君=切目小6年=、荒木秀介君=清流中3年=、大樫ももさん=田辺高3年=が「私の好きな印南町」をテーマに作文発表。5年生の時に印南町へ引っ越してきた伏見君は「印南町に住んで日も浅く、知らないことも多いが、ぼくは印南町が大好きです。なぜなら、自然豊かで人と人のつながりがある、温かい町だからです」と、実際に住んでみてそう感じた理由をあげ「これからの未来も豊かな自然、人とのつながりを大切にし、みんなが仲良く、楽しく暮らせるような、とてもいい町。そんな印南町になるようにぼくも協力していきたい」と述べた。


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第6回舞妃蓮フォトコンテ入賞作品決まる 〈2017年9月17日〉

2017年09月19日 08時30分00秒 | 記事

上野山さんの「これぞ紀州中山の舞妃蓮」

田中さんの「ようこそ」

権神さんの「目覚め」

玉置さんの「淑女」


 御坊市塩屋町の舞妃蓮(まいひれん)保存会(阪本尚生会長)=塩屋文化協会加盟=主催の第6回舞妃蓮フォトコンテストの入賞作品が決まった。日高地方や県内、大阪市、奈良市から24人64点の応募があり、審査会で最優秀賞(市長賞)1点、特別賞(塩屋文化協会長賞)1点、優秀賞2点、入選2点を選んだ。6月に北塩屋中山団地東のハス池(約820平方メートル)で写真撮影会を開き、日本とアメリカ、古代と現代を結ぶ「御坊生まれの舞妃蓮」をアピールした。

 平成20年に「御坊生まれの舞妃蓮を育て名所にしよう」と、北塩屋中山団地近くの休耕田にハス池を作り、毎年、池一面に薄ピンク色の華麗な花を咲かせている。今年も6月に写真撮影会、フォトコンテストを行い、舞妃蓮をつくった元日高高校教諭の故・阪本祐二氏=御坊市=の長男・阪本会長をはじめ、地元関係者や専門家らがアングルやバランス、舞妃蓮らしさが表現されているかなどを審査した。
 最優秀賞(市長賞)には上野山典男さん(74)=有田市=の「これぞ紀州中山の舞妃蓮」が選ばれた。上野山さんは「まさか賞に選ばれると思ってなかったのでびっくりしています。何とも言えない淡い色の舞妃蓮が大好きで、毎年撮影に来ています。選んでいただき、とてもうれしいです」と話した。
 特別賞(塩屋文化協会長賞)は田中嘉宏さん(61)=紀の川市=の「ようこそ」が選ばれた。優秀賞は権神貞夫さん(62)=美浜町田井=の「目覚め」、玉置陽子さん(67)=日高川町鐘巻=の「淑女」の2作品。入選は岡崎弘幸さん(46)=和歌山市=の「ネックレス」、栗山みき世さん(64)=美浜町和田=の「明媚」の2作品が選ばれた。
 10月に市役所で表彰式を行い、市役所1階ロビーで入賞作品を展示する。事務局の平井俊哉さんは「今年もたくさんの応募をいただき、ありがとうございました。今年も良い作品ばかりで選考が難しかった。来年も継続し、御坊生まれの舞妃蓮をさらにアピールしていきたい」と話した。
 今年は撮影会、フォトコンテストに気軽に参加してもらおうと、スマートフォンの写真も呼びかけ、数点の応募があった。来年に向け、コンテストにスマホ部門を設けるかなどを検討する。また、例年より出品数が減ったことに関し、参加者から「今年はアブラムシが多く、非常に残念だった」との声が寄せられおり、消毒の方法や時期も検討する。


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1日 白崎海洋公園で元気ゆら!ふるさとフェスティバル 〈2017年9月16日〉

2017年09月16日 08時30分00秒 | 記事

チラシでイベントをPR


 第28回元気ゆら!ふるさとフェスティバル(実行委員会主催)は、10月1日午前10時から午後3時まで白崎海洋公園で開催する。同町の観光資源と産品を広くPRしようと、新たに「みかん祭」を企画。同町の特産物・ミカンの季節でもあり、摘果玉を活用したゲームを用意。町内の特産物販売もあり、由良の魅力を知る楽しいイベントになりそうだ。

 温州ミカンの極早生「ゆら早生」は同町で誕生したブランドで、町内の若手団体が新たに加わった実行委員会(丸宮信幸委員長)ではミカンを広くPRし、出荷が始まる10月以降の販売に向けたプロモーションにつなげ、町内の産業振興・全国へ発信できる地産地消モデルの開発につなげたいと新企画を打ち出した。
 今回注目したのは、良質のミカンを栽培するため摘果される果実。全国的にはジュースなどの加工品に使われているが、同町では廃棄が多いことから、参加者が遊べる空間づくり・ミカンのイメージ向上のための体験型プログラムの資源として利用することを決めた。
 みかん祭では豊作を祈願するとともに、摘果玉を使ったバランスゲーム、マジックハンドでのつかみ取り、すくい上げ、コンテナボーリング、ストラックアウト、◯✕クイズ、玉入れ、重さ量りなど10のゲームを用意。参加無料。
 このほか、会場では地元の特産物などを販売するミニ商店街が並び、最後には餅まきも実施する。午前10時からのオープニングセレモニーでは由良女声合唱団が歌声を披露し式典を開催し、10時30分からミニ商店街やみかん祭が始まり、午後3時からもちまき・豊作祈願を行う。
 イベントの司会進行は、和歌山県住みます芸人・わんだーらんどが務め、わかやまクラフトも運営ボランティアで参加。実行委員会では多くの来場を呼びかけている。入場無料。問い合わせは事務局の町産業建設課(電話65・1203)へ。荒天中止。


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日高川町と桃山学院大が包括提携へ 〈2017年9月15日〉

2017年09月15日 08時30分00秒 | 記事

玉置さん(右)のハウスでミニトマト栽培を学ぶ
桃山学院大の学生


 昨年から日高川町と連携し、同町内で学外研修を実施している桃山学院大学=大阪府和泉市=の学生14人が、15日まで5日間の日程で民泊などで滞在し、町内の農家を視察するなどして地域農業を中心に学んでいる。大学側は日高川町との包括提携を結びたい意向で、同行した大学側の職員は「社会経験が出来る貴重な体験。いまは年に1度の研修だが、包括提携を結んで年に複数回、町を訪れ、繁忙期に学生が作業を手伝えるような関係が築ければ」と期待を寄せた。

 日高川町と友好都市の大阪府泉大津市は、桃山学院大と包括連携を提携しており、同市の橋渡しで日高川町との連携がスタート。同大学では、農林業などの産業をはじめ、現場を知らない学生たちが知識を深めるための学外学習に積極的に取り組んでおり、昨年9月、第1弾の学外研修として学生12人が滞在し、農業体験や企業見学、学童クラブで保育にも参加し、地域を知る学習を行った。
 昨年の学外研修に合わせて、大学では初めてとなる企業の森にも参画し、同町愛川地内の「桃山学院大学の森」で活動を始めたほか、大学の学園祭で町の特産品を販売。温州ミカンや柿などの果物を中心に販売したところ、研修に参加した学生が積極的にPRするなどして連携を深めている。
 昨年に続いて2度目の学外研修となった今回は、「農業と食について学ぶ」をテーマに、11日から15日までの日程で学生14人が来町し、4件の農家で民泊を体験。13日には、美山特産の「ごんちゃん漬け」の材料となるゴンパチ(イタドリ)の増産に取り組む農地でほ場整備を手伝ったあと、川辺、中津、美山3地区の農家を訪ね、地域ごとの農業形態の違いを感じながらそれぞれの現場で栽培方法などの知識を深めた。
 川辺地区では、中津川地内でミニトマトを栽培する玉置孝治さん(67)のハウスを訪問。長男・貴之さん(45)と親子で栽培する施設の説明を受け、学生らは「水はどこから引いているのか」「収穫時期はどれくらい続くのか」「種から育てているのか」「繁忙期は何人ぐらいが働いているのか」など、栽培から出荷までの工程について質問し、玉置さんが「夏は施設内の温度が非常に高くなって大変」「繁忙期は7人で収穫している」などと話すと、学生らが熱心にメモを取る姿が見られた。
 同大学の教育プログラムの開発に携わる教育支援課の高良要多さんは「昨年からの活動を通じて、町の皆さんとの信頼関係が深まっているのを感じる。このような学外研修の場を与えて頂けてうれしく、学生にとって真の社会活動が経験できる貴重な機会なっている。継続することが大切で、近いうちに町と包括提携し、年間に1度とかではなく、何度も町を訪れ、農産物の繁忙期に学生たちが支援できるような関係が築ければうれしい」と話した。
 14日には、佐井地内で稲刈りとナルかけ作業を体験したあと、午後からイタドリ栽培農家らと、15日には関係者と懇談会で意見交換した。


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第32回交安ポスターコンクール最優秀賞に稲葉兄妹(松原小)鈴木君(印南中) 〈2017年9月14日〉

2017年09月14日 08時30分00秒 | 記事



稲葉千紗さんの作品

稲葉陽祐君の作品

鈴木秀幸君の作品


 県交通安全協会御坊支部(小松一也支部長)の平成29年度第32回交通安全ポスターコンクール受賞者が決まった。最優秀賞(知事賞)に、小学校低学年の部は稲葉千紗さん(松原小3年)、高学年の部が稲葉陽祐君(同5年)、中学校の部は鈴木秀幸君(印南中3年)の作品が選ばれた。稲葉陽祐君、千紗さんは兄妹。応募総数は440点で昨年の483点を下回った。横断歩道や、ながらスマホ・飲酒運転防止などをテーマにした作品が多かった。

 受賞者は、応募総数440点の中から最優秀賞3点、優秀賞は小学生低学年の部4点、同高学年の部6点、同中学生の部6点、佳作小学生低学年の部11点、同高学年の部13点、同中学生の部14点の計57点を選んだ。
 稲葉千紗さんは、女の子が2人で手を挙げて、横断歩道を渡っている絵を描いた、「交通安全教室で勉強しました。いろんな色を使って分かりやすく書きました。しっかり手を挙げて横断歩道を渡ってほしいです」。陽祐君は、ながらスマホを注意する絵を描き「早く気付いてほしいことをスマホに描きました。ながらスマホはとても危ないと思うので、絶対にやめてほしいです」、2人は受賞に「うれしいです」と笑顔で声をそろえた。居眠り運転している車が龍に飲み込まれそうになっている絵を描いた鈴木秀幸君は「受賞できてうれしいです。龍からイメージを膨らませ、ポスターカラーできれいに仕上げました。居眠り運転で事故を起こし、命を落としてほしくないので、気を付けてほしいです」と話した。
 受賞者は、23日午後1時30分から御坊商工会館で開催する平成29年度日高地方交通安全功労者・優良運転者表彰式の席で表彰する。
 優秀・佳作作品の入賞者は次のみなさん。
【優秀賞】小学生低学年の部=阪本美晴(藤田1)西真梨絵(中津2)中尾里愛(由良3)三原菜結(三百瀬同)▽同高学年の部=川神天真(内原4)石倉優心(川辺西同)塩路愛己(印南同)小角藍(内原5)中田蒼唯(湯川6)串田魁星(野口同)▽中学生の部=嶋田雅樹(日高1)沼野竜久(清流同)加賀友弥(松洋2)川合咲穂(同)川村妃香留(印南3)田尻愛琉(同)。
【佳作】小学生低学年の部=庄司楓翔(御坊1)山本花(衣奈同)井口苺心礼(切目同)上村志帆(塩屋2)大井結暖(衣奈同)竹村光永(塩屋3)東山太宥(名田同)東哲平(川辺西同)栗林昇太朗(江川同)古田朔麻(印南同)山崎琴莉(同)▽同高学年の部=吉本帆花(藤田4)中尾桜(由良同)岡愛美(川辺西同)東端里花(同)塩田愛美(印南同)花本緑里(清流同)山本留維(内原5)嶋田倫也(志賀同)下村はる(清流同)舩木菜花(同)法女木凛(同)川手瑠梨(和田6)竹村藍理(三百瀬同)▽中学生の部=石橋実樹(印南1)川島穂香(同)川村幸大(同)叢蓮奈(同)浜本知夏(同)星合晃汰(同)木下七美(清流同)岡本華奈(松洋2)尾崎日向(同)大橋信功(印南同)木下七海(印南3)芝中彩華(同)蔵本幸生(清流同)森本愛未(稲原同)。


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久保井仁菜さん(印南町出身)全日本Jr柔道2連覇、世界へ 〈2017年9月13日〉

2017年09月13日 08時30分00秒 | 記事

連覇を飾り、世界大会優勝に
意欲を燃やす久保井さん


 JOCジュニアオリンピックカップ平成29年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会は9日、10日、埼玉県立武道館で開かれ、女子44キロ級に出場の印南町出身で京都文教高2年、久保井仁菜さん(16)=切目小-松洋中卒=が2連覇を飾った。久保井さんは10月に開催される第21回世界ジュニア柔道選手権大会へ出場することが決まり「世界大会でも優勝したい」と張り切っている。

 同大会は全日本柔道連盟主催で、全国10ブロックから選抜された15歳から20歳までの選手が男女16階級で競う。久保井さんが出場の女子44キロ級は19人がトーナメント戦で競った。昨年初出場で優勝した久保井さんは第1シードで2回戦から出場。初戦の2回戦で吉田さくら選手(札幌北斗高1年)を抑え込みから縦四方固めを決めて一本勝ち。3回戦は中村遊季選手(富士学苑高3年)と対戦。中村選手が指導を3回受け反則勝ちを収め、準決勝では藤阪恭子選手(藤村女子高3年)を得意の寝技に持ち込み縦四方固めで一本勝ちし決勝へと駒を進めた。
 決勝は富士学苑高2年の外処茅優選手と対戦し、小内巻込で技ありを奪い、その後も攻め続けた久保井さんは一本勝ちこそできなかったが優勢勝ちで制した。今大会男女16階級で連覇を飾ったのは久保井さんを含め2人だけだった。
 久保井さんは「思うように寝技にいけなくて初戦から厳しい試合でした。警戒されてる中でも最後までしぶとく自分の柔道をやりきったのが良かった。応援していただいている方々に感謝しています」と優勝を喜んだ。44キロ級では昨年の同大会、今年4月の全日本カデ柔道体重別選手権大会で優勝したほか、7月には初の国際大会となったアジアジュニア柔道選手権大会も制するなど1年間負け知らずだが、同階級はジュニア大会のみでオリンピックなどシニアでは48キロ級からとなることから久保井さんは「次の世界ジュニアで44キロ級の試合を最後にします」とオリンピック出場をめざし48キロ級で戦っていく決意を示し、世界大会に向けて「悔いのないように世界でも自分の柔道をやりきって優勝したいです」と意欲を燃やしている。
 第21回世界ジュニア柔道選手権大会は10月18日から22日、クロアチアのザグレブで開催される。


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御坊市議会新庁舎建設調査特別委、次回からいよいよ場所選定 〈2017年9月12日〉

2017年09月12日 08時30分00秒 | 記事

次回から場所選定の議論に入る新庁舎特別委


 御坊市議会新庁舎建設調査特別委員会(西本和明委員長、全議員で構成)は11日に開き、8月に視察した兵庫県洲本市、高知県四万十市の感想を述べたあと、今後の進め方を協議。執行部が示した事業スケジュールのタイムリミットが迫ってきており、次回からいよいよ焦点の建設場所について議論を始めることで意思統一を図った。現地改築の執行部提案を前提に議論することになるが、市民の間で現地、浸水区域外への移転で意見は分かれており、議論の行方が注目される。

 執行部が、前回の委員会でたたき台の新庁舎建設基本構想案を提示。この中で事業スケジュールは、国の緊急防災・減災事業債(浸水区域外への移転)と公共施設等適正化事業債(現地建て替え)のどちらを活用するにしても、その期限が2020年度末であることから今年度中に基本構想、18年度に基本計画と基本設計、19年度に実施設計を策定し、20年度から21年度にかけて建設、22年度供用開始をめざす考えを示した。
 タイムリミットが迫っており、西本委員長が「次回から場所選定に踏み込みたいので、勉強できる人は各自勉強しておいてほしい」と提案し、異論は出なかった。委員から「現地で改築できるならベターだが、今の場所はもともとは湿地。液状化が起こらないかなどの心配があり、地質に詳しい専門家を招いた勉強会を開いてはどうか」との提案があったほか、執行部に現庁舎建設時の地質調査データや建設時の杭打ちの状況などを調べるように求めた。
 ほかにも「具体的に場所が示されているのは現地だけ。比較できる候補地がないのだから、まず現地を前提に議論を始めないと前に進まない」「財源が大事。視察した四万十、洲本両氏ともに合併特例債を活用していたが、財源をどうするか議論すべき」「地質調査やボウリング調査などで現地でも大丈夫となればそれが一番」「この前の視察で立体駐車場も参考になった。現地改築となれば庁舎北の元職業訓練センター跡地を立体駐車場を建てれば一時避難場所に活用できる」などの意見があった。
 視察の感想では両市ともに「いの一番に市長のリーダーシップをあげていたのが印象に残った」との意見があった。建設場所は別にして庁舎の機能等については「免震、耐震は当然だが、地下の浸水対策など参考になるところが多々あった」「図書館を併設するなど市民が集まれる複合施設にしているのは参考になる」「利用しやすい庁舎、市民の開かれた庁舎、機能的な庁舎など学ぶべき所がたくさんあった」との意見があり、設備や機能面でも意見集約していく考え。


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子ども医療費無料化の「国のペナルティー」完全撤廃要望 〈2017年9月10日〉

2017年09月11日 08時30分00秒 | 記事

医療費無料化でペナルティー(写真は御坊市国保年金課)


 全国的に子ども医療費の助成(無料化)が進み、日高地方でもすべての市町が高校卒業あるいは中学卒業まで無料化を拡充している。子育て支援など少子化対策の柱の一つになっているが、地方単独事業で子ども医療費に助成している市町村に対して厚労省が国民健康保険国庫負担金減額調整を行っている。いわゆる「国のペナルティー」で御坊市は年間約410万円、町で数十万円から数百万円が減額され、その分はそれぞれの市町が補填している。「少子化対策に逆行する」と以前から市長会、町村会等を通じて完全撤廃を求めている。

 国による子ども医療費の無料化制度はなく、地方自治体が独自に実施。医療費を無料にするなど助成すれば医療費高騰につながること、助成実施の有無や助成内容、対象年齢は自治体によって異なることから公費財源を公平に配分する観点から、地方で単独に助成している自治体の大多数に当たる現物支給(医療機関窓口での支払いを無料にする)方式を採用している自治体に対し、国保の国庫負担金を減額調整している。
 管内では御坊市が年間約410万円、日高町が約250万円、美浜町が約55万円など数十万円から数百万円単位のペナルティーを受けており、減額された分は市町がそれぞれ一般会計から繰り入れるなど負担している。このうち、御坊市は小学校卒業までだった対象を昨年12月から18歳(高校卒業程度)まで拡充しており、減額分は約100万円増えるとの試算。町でも地方創生交付金を高校卒業までの無料化拡充の財源として活用するなど財源確保に苦労しているだけにペナルティーによる負担増は大きい。
 地方の大きな課題である「少子化対策の流れに逆行する」と、以前から全国知事会、市長会、町村会などを通じて減額調整の廃止、国による無料化制度の創設を求めている。これに対して国は「すべての市町村が未就学児までは何らかの助成措置を行っている実態を踏まえ、自治体の少子化対策の取り組みを支援する」と、平成30年度から未就学児までの医療費助成については減額調整を廃止する方針を全国自治体に通知した。これにより減額分は多少減るが、管内ではすべての市町が小学生以上が助成対象のため、ペナルティーは今後も継続する。
 市財政課によると、以前は交付金削減など目に見えたペナルティーは多々あったが、いまは国保の減額調整が際だって目立っているという。市国保年金課は「ようやく未就学児までのペナルティーは廃止されたが、まだ小学生以上の完全撤廃の流れには向いていない。今後も年齢による制限を設けず、減額調整を完全撤廃するよう引き続き国に要望していく」としている。


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美浜町吉原再生、検討部会で計画案づくり着々 〈2017年9月9日〉

2017年09月09日 08時30分00秒 | 記事

車座になってのグループワークの様子


 美浜町の地方創生3プロジェクトの一つ、プロジェクトB「ふれあいと健康と起業のまち『みはま』」を企画、実施していく官民協働組織「ふれあいと健康と起業のまち創生協議会」の下部組織、具体案検討部会は、去る8月10日の協議会発足後、集約的に開催。去る8月22日の第1回、同31日の第2回に続いて7日夜に開催した第3回には、町にインターンシップに来ている和歌山大学生も参加して、計画案の詰めの話し合いを行った。

 参加した和大生、経済学部3年の江川楓さんと岩橋実由さん=ともに和歌山市在住=が、町内で実施した松林の利用アンケート調査の結果を中間報告。遊び目的で車や徒歩で訪れる人が多いといった利用状況と、遊具やジョギング・ウオーキングコース等林内に欲しいものなど回答内容を提示し、「灯りが欲しい」「石が多く転びやすい」「案内図が少なく分かりにくい」など、その他寄せられた意見も示した。
 日高高校生物部OBの吉田芳弘さんは、煙樹ケ浜調査から、松林には100種類以上の野鳥が集まってくることを説き「生命はつながりの世界で保たれている。森と私たちの命は結ばれている」と自然との共生を提案。和田に拠点を置き子育てママの活躍推進や居場所づくりに取り組む団体・子連れdeしごと推進会「HIDAMARI」の代表・山田知代さんは、日頃の活動を紹介した。
 産品コーナーとファブラボの機能を備えた2つの建物の設計を担う和新・設計事務所=御坊市湯川町財部=の古久保佳州さんは、これまでに出た意見を踏まえた建築計画案を説明した。
 最後にグループワーク。参加者らは3グループに分かれ、各グループにコンサルタント=(株)オオバ=が付いて話し合いを促すかたちで、これまで作り上げてきた計画案の完成に向け意見交換した。
 部会は当初、26日の第2回協議会総会までに3回開く予定だったが、第1回で松林と町の強み弱みの現状把握、第2回で松林の将来に向けたソフト・ハード両面からの計画を協議し、今回第3回では、松林の利用調査報告と地域の活動紹介をして計画案完成に向け意見交換。総会までにもう1回、21日に第4回を開いて、これまでの部会での協議をもとに庁内協議の上できあがった計画素案を確認し、第2回総会に諮る計画案を取りまとめることとした。


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