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熊野古道語り部の会がウオークイベント、日高地方多く盛り込み12コース 〈2018年1月18日〉

2018年01月18日 08時30分00秒 | 記事

語り部と歩く熊野古道紀伊路130キロを
PRするチラシ


 県下で組織する熊野古道紀伊路語り部の会(柴田雄蔵会長)は、3月から来年4月までの1年以上にわたる長期スパンで「語り部と歩く熊野古道紀伊路130キロ」と題した全12コースのウオークイベントを開く。最近のバスを活用したウオーキングコース減少から、少数でも催せる歩いてのコースで、語り部次代継承へも同会が独自で企画。日高地方は全コースのうち半分で組み入れられるほどで、同会では地域振興にも役立てばとしている。

 同会によると、例年は旅行会社が入り、バスを使ってのウオーキングコースで行っていたが、バスに乗る人数がそろわないと採算面から催行できないことも多く、ウオーキングイベントの機会が少なくなってきたという。同会では会員の高齢化が進む中、新しい世代も入ってきており、イベント回数を増やしていくことで次代への継承も重要とするほか、史跡紹介等での地域振興からも同会自らの企画を決めた。
 和歌山市(布施屋)から田辺市(闘鶏神社)の間で駅から駅の便利なコースにしてバスを使わない歩行ルートで、これまで20人以上が多かったが、最少催行人数を10人と少なめに設定。月に1コースで2回開催するペースで開くが、7、8月はなく、来年4月までの長期にわたる。
 第1回は3月14日と17日で午前9時20分にJR布施屋駅に集合した後、川端王子や旧中筋家住宅など約7・5キロコースを巡り、和歌山電鐵伊太祈曽駅で解散。申し込み締め切りは2月28日。第2回は4月14日と18日で和歌山電鐵伊太祈曽駅に午前9時30分に集合し、奈久智王子、春日神社など約11キロコースを歩き、JR海南駅で解散。申し込み締め切りは3月31日。
 日高地方は第6回から第11回までの間に多く盛り込まれており、詳細はこれからだが、日高町の原谷石畳や御坊市の塩屋王子神社などのほか、熊野古道では珍しい、海を一望できるスポットがある印南町からみなべ町では、切目王子神社や有間皇子結び松記念碑などもあり、紀州鉄道西御坊駅も活用。このように第5回まで詳細を企画し、第6回以降は日時と距離だけが決まっているが、総行程は130キロに上る。
 幅広い世代へ参加を呼びかけるため、同会のフェイスブックも立ち上げ、催行2カ月前からコースの詳細をアップ。全コースで事前研修を行う予定でベテラン語り部の現地確認とともに新人への経験も積ませたいという。同会は「1回の人数が少なくとも熊野古道でのウオーキングを希望する人は多い。史跡を知ってもらうためにも多く企画させてもらった。経験豊富な語り部が案内します」としている。
 どの回からでも自由に参加できるが事前申し込みが必要。各コースとも参加費1000円で申込方法はフェイスブックにメッセージを入れるか、参加希望日や住所、氏名、性別、年齢、電話番号を記載して同会のファクス0738・63・2639へ送信するか、ハガキで郵便番号649-1201、日高町原谷106楠山公一さんへ送ること。


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高校柔道京都府予選で久保井浩太君、仁菜さん兄妹(印南町)優勝飾る 〈2018年1月17日〉

2018年01月17日 08時30分00秒 | 記事

兄妹で全国大会出場の浩太君(右)と仁菜さん


 第40回全国高校柔道選手権大会の京都府予選が13日、京都市武道センターであり、印南町出身で京都文教高2年、久保井浩太君(17)=切目小-松洋中=が男子60キロ級で、双子の妹の仁菜さん(17)=同-同=が女子48キロ級でともに優勝し、兄妹で全国大会出場を決めた。

 男子60キロ級は16人、女子48キロ級は5人が出場し、ともにトーナメントで競った。浩太君は1、2回戦を順当に勝ち上がり、準決勝は西村選手(京都共栄学園)にけさ固めを決め抑え込みで一本勝ち。決勝は宮原選手(京都学園)と対戦し、得意の寝技に持ち込み、横四方固めで見事な一本勝ち。1回戦から決勝の4試合すべて一本勝ちで制した。
 仁菜さんは初戦が不戦勝で決勝へと駒を進め、全国大会出場をかけて西村選手(立命館宇治)と対戦し、横四方固めを決めて一本勝ち。膝を痛めての出場だったが、昨年10月の世界ジュニア柔道選手権大会で44キロ級ながら制している仁菜さんが貫禄勝ちを見せた。
 初の全国大会出場を決めた浩太君は「自分らしい攻める柔道で全試合1本勝ちをすることができた。わざわざ応援に来ていただいた恩師の三原史也先生(松洋中柔道部顧問)の前で勝つことができて良かったです。全国大会までにもっと力をつけて長所を伸ばしたいと思います。高校生最後の年なので優勝をめざして戦います」。仁菜さんは「膝を痛めていたので自分の柔道ができるか不安でしたが、落ち着いて寝技に持ち込むことができて良かったです。三原先生が来てくれていたので気合いが入りました。44キロ級では世界でも結果を残すことができましたが、48キロ級では全国でベスト8止まりばかりなので、今年は48キロ級で全国を獲りたいと思います」と意欲を燃やす。
 全国大会個人戦は3月20日に東京・日本武道館で開かれる。


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野球人口減少歯止めへ高校、学童球児が交流 〈2018年1月16日〉

2018年01月16日 08時30分00秒 | 記事

高校球児と学童球児が一緒に練習


 少子化やスポーツ多様化で県内小学生の野球人口が減少している現状を受け、県高校野球連盟は和歌山球界の発展と維持をめざした取り組みに努め、各地で高校球児と学童球児らが交流する「野球教室」を開催している。日高高校グラウンドでも14日、日高、紀央館の両校野球部員と地元市内の湯川、塩屋の両少年野球クラブ球児が交流した。学童球児らは憧れの高校球児と一緒に基本練習で元気いっぱいに汗を流し、大好きな野球への思いを一層募らせた。

 県高校野球連盟では県内の学童野球人口とチーム数の減少に歯止めをかけようと、野球界が一体となって裾野の拡大に取り組んでいる。野球教室はその一環で、日高高グラウンドでは湯川14人、塩屋11人の計25人の学童球児が練習に参加。日高11人、紀央館22人の計33人の高校野球部員と交流した。全員で一緒にランニングしたあと、学童球児と高校球児がペアとなってキャッチボール。続いて投手、捕手、内野、外野の4部門に分かれて守備練習を行った。内野部門では2人1組となって高校球児がボールを転がし、学童球児が素手で捕球。何度も繰り返し捕球姿勢を身につけたあと、ノックで捕球位置への入り方を学んだ。外野部門では高校球児が「ボールは顔の前で取って」とアドバイスを送り、投手部門では下半身強化のトレーニング、捕手部門ではキャッチングなど練習。高校球児は身振り手振りで優しく親切に指導し、学童球児は身近な憧れの高校球児から指導を受け大感激。教わったことに注意しながら懸命に白球を追い、最後は打撃練習で快音を響かせ、汗を流した。湯川少年の内野手・湯川慎介君は「練習はとても楽しく、いろんなことを教えてもらってうれしい。学んだことを試合に生かしたい。ずっと野球をやりたい」と笑顔。塩屋少年の投手・畑中捷吾君は「いろんなトレーニングでいつもと違うことを教えてもらった。高校でもピッチャーをしたい」と声をはずませた。
 指導した紀央館の内野手・米田千広君は「基本を指導したが、硬式と軟式でボールが違うし、高校と学童とではレベルも違うので教えるのがとても難しい。高校球児をお兄さん的存在と思ってもらえたら。高校でも野球をやってほしい」と話し、日高の外野手・古井大誠君は「子どもたちのプレーを見ることで、自分たちも基本に戻ることができた。初心に帰っていろいろ考えさせられた。子どもたちと楽しい時間を過ごせた」と白い歯を見せた。
 日高中津も20日に地元日高川町の学童野球4チームとの少年野球教室を開く。


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4月14日から「おんぱく」御坊日高の魅力詰まった46プログラム 〈2018年1月14日〉

2018年01月15日 08時30分00秒 | 記事

横断幕を手にPRする実行委員会のメンバー


 4月14日から5月13日まで30日間にわたり御坊市、日高郡全域を舞台に開催する「御坊日高博覧会(おんぱく)2018」のプログラムが決まった。今年は御坊日高の魅力がいっぱいに詰まった46の体験型交流プログラム。これまで以上に幅広い世代が楽しめ、興国寺での座禅体験など外国人を視野に入れたプログラムを導入したほか、好評の高校生おんぱく部プレゼンツはインスタ映えを狙った体験メニューを用意、テレビでおなじみの〝ゴチバトル〟もラインナップに加わるなど内容もパワーアップ、バラエティーに富んだプログラムが出揃った。地元食材を生かした料理を堪能できる「御博レストラン」は16店舗がスタンバイ。今年も多く人出でにぎわいそうだ。

 御坊、日高地方の有志でつくる実行委員会(谷口光委員長)が主催する地域活性化イベント。4回目となる今回は昨年よりプログラムは5つ少ないものの、幅広い世代の人により一層御坊日高の「おいしい」「楽しい」「学べる」「出会える」を体感してもらえる内容となった。初参加は16パートナー(プログラムを提供する人)がフレッシュ感も満載だ。
 今回、インバウンド獲得へ外国人を視野に入れたプログラムを導入したのが特徴。座禅のメッカとして知られる「興国寺」では座禅を体験、精進料理を味わってもらうほか、鮮魚店と寿司店のタッグによる魚のさばき方と寿司の握り方体験など、日本文化を身をもって体験できる外国人にとってたまらないプログラムを用意した。実行委員会では外国人向けのプログラムを掲載したちらしを製作、JR田辺駅で配布するなどPRし外国人の参加に努める。国際色も豊かでパキスタンに関するおんぱくとジャイカのコラボプログラムを実施。インド・ネパールレストランでトークイベントや現地料理をふるまうほか、おんぱく開催前のプレイベントとして管内5高校でパキスタンの写真を巡回展示する。
 プログラムの目玉の一つ、高校生おんぱく部プレゼンツは、道成寺での「春の門前町謎解き巡り」と小竹八幡神社での「学生限定1日巫女舞体験」の2つ。前者は安珍清姫伝説で知られる道成寺を散策してクイズに解答、後者は小竹八幡神社で巫女になって〝インスタ映え〟を狙えるプログラムで、プレイベントとして道成寺・小野俊成住職と小竹八幡神社の小竹伸和宮司による「神仏対談」も実施する。
 ほか、小さい子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめるプログラムをラインナップ。ユニークでバラエティに富んだ内容でゴチバトルはイタリア料理店で、5人が食事代回避へしのぎを削る。ワイナリーを招いての山梨と和歌山のワインの飲み比べや、巨石で知られる日高川町三国山でのプログラム、印南町では婚活イベントを実施。障害者支援をしているわわわアールブリュットはアールブリュット作品を身につけてのパーティー「仮面の晩餐会」を開催する。初日のオープニングイベントは紀州鉄道と日高高校わかやまクラフトが実施。最終日のエンディングイベントは美浜町の煙樹海岸で開き、一昨年から手掛けている堤防の大壁画を完成させフィナーレを飾る。御博レストランは昨年より6店舗多い16店舗で地元食材をつかった御博ならではの期間限定メニューが味わえる。各プログラムの参加申し込みは4月12日からの予定。
 谷口光実行委員長は「インバウンドを意識した取り組みやコラボイベントなどさまざまなプログラムを用意しています。いろんな出会いと発見があります。楽しみにして下さい」と話している。


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日高町天然クエ鍋が全国鍋グランプリに2年ぶり参戦、頂点目指す 〈2018年1月13日〉

2018年01月13日 08時30分00秒 | 記事

ご当地鍋日本一決定戦の
「ニッポン全国鍋グランプリ」をPRするポスター

前回、常に長蛇の列ができた日高町の天然クエ鍋ブース


 日高町観光推進戦略プロジェクト協議会(会長・松本秀司町長)は、27日、28日に埼玉県和光市で開くご当地鍋日本一決定戦の「ニッポン全国鍋グランプリ」に日高町の天然クエ鍋で出場する。全国各地から、ご当地鍋が出場してメディアへの露出度が高いグランプリで、日高町でも広くPRしようと、2年ぶりに参戦し、今年は前回の倍の鍋を用意。高級魚としての注目度は高いと予想されるが、有力なチームがそろう中、関係者は頂点のグランプリを目指し、クエの町日高町の知名度を上げたいと意気込んでいる。

 同グランプリは毎年1回開催し、今年で14回目。参加資格は国内食材資源・ご当地食材を加えたご当地鍋で、来場者投票で、グランプリは金の鍋賞、準グランプリは銀の鍋賞、3位は銅の鍋賞、4~6位の優秀賞を決めるほか、埼玉県知事賞、和光市長賞、審査員特別賞、協賛社特別賞などもある。全国各地のご当地鍋が販売され、毎年10数万人が来場する人気ぶりで、テレビなどメディアも多く入り、認知度が高い。
 今グランプリには昨年優勝の「もちぶた炙りチャーシューバージョンとん汁」は出場しないため、チャンスとも見られるが、昨年準優勝、一昨年優勝の「牛すじシチュー鍋」が参加するほか、昨年上位入賞の「海のフォアグラ あんこう肝鍋」「牛すじぷるぷるこんにゃく鍋」など62チームが埼玉県和光市役所内「市民広場特設会場」にそろう。
 同協議会は町商工会、町、町旅館民宿組合、町観光協会、町地域振興(株)、町海外観光客誘致委員会の代表らでつくり、国の地方創生推進交付金を受け「日高町シティプロモーション・海外観光客誘致事業」の一環でグランプリに参戦。取り組みは商工会が主体で、幻の魚と言われるほどのクエだが、できるだけ近海で獲れるものを用意するよう準備を進めている。
 PRには絶好の機会で、一昨年に商工会、行政、民宿組合ら関係者でつくる日高町九絵の町づくり推進実行委員会(山田理司委員長)が「本場和歌山県日高町の天然クエ鍋」として初参戦して3位の銅の鍋賞を獲得。この時は1000食での出場で他の上位入賞チームと比べると、食数が少ない中での戦いだったが、常に約100人の長蛇の列ができるほどで、両日ともに午前中でほぼ完売する人気ぶり。今回は前回の食数が足りなかった経験を踏まえ、総重量270キロをメドに2000食を持ち込んで挑み、1杯500円で販売。前回活用した横断幕2種類を用意し「天然クエ鍋」と大きい文字でもアピールする。
 前回の出場以降、食材宅配サービスを行う全国規模の「ヨシケイ」からクエ鍋をメニューにと依頼があったほか、クエを仕入れておきたいと東北方面の業者から問い合わせがあるなど注目度が高まってきている。取り組みの主体となる町商工会の山田会長は「毎年、どこが上位に来るかはわからないが、強豪がそろう中、優勝を狙いに行く。何よりクエの町、日高町の知名度を上げることが大切で、PR効果が大きい鍋グランプリだけに、クエ鍋の良さを知ってもらえるよう頑張りたい」と意気込みを話した。


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御坊税務署管内の首長が確定申告の電子化推進と住民サービス向上を宣言 〈2018年1月12日〉

2018年01月12日 08時30分00秒 | 記事

確定申告の電子化推進と住民サービス向上を宣言した
日高地方の6首長ら


 確定申告事務の効率化推進に向けて、御坊税務署管内の1市6町(御坊市、美浜町、日高町、由良町、印南町、日高川町、みなべ町)は10日、地方公共団体から税務署に申告書などのデータを引継ぐ仕組みの推進と住民サービスの向上を宣言した。データの引き継ぎは、市町村が住民の確定申告に関するデータを専用回線で税務署に送るもの。日高地方の1市6町は県内で初めてのデータ引き継ぎの導入で、大阪国税局管内では大阪泉佐野税務署管内3市3町に続いて2番目の宣言となった。

 これまで住民が市町村の窓口で確定申告をした場合、市町村の職員が確定申告に関する書類を税務署まで運んでいた。データ引き継ぎの導入によって、市町村から住民が確定申告書などのデータを直接税務署に送ることができるようになり、職員の事務量の削減や効率化、ペーパーレス化、申告書の紛失防止など図ることができる。住民にとっても、事務の効率化で還付金の早期返還や、給与所得の源泉徴収票など一部書類の添付が省略できるなどのメリットがある。
 宣言式は日高振興局で行い1市6町の首長らが出席した。御坊地区税務協議会会長の菊池広士御坊税務署長は「データの引き継ぎを受ける署として心強く感じる」とあいさつし、1市6町を代表して柏木征夫御坊市長は「データ引き継ぎを利用することは納税者の理念の向上と地方公共団体、国双方の行政事務の効率化につながるもので、連携して取り組むことが重要。1市6町は申告書等のデータ引き継ぎを利用し電子化推進、住民サービス向上に取り組む」と宣言した。日高振興局の田中達也局長は「日高地方の行政機関が一致団結して住民サービスの向上に取り組むことは心強く、県下で初めての宣言はとても意義深い」と述べた。
 システムの利用は平成29年分の確定申告が始まる2月16日から。大阪国税局管内の近畿2府4県の198市町村のうち、今年度にデータ引き継ぎを導入したのは85自治体。昨年度の14団体と併せて合計99団体となり、全体の50%となる。


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日高川町の寒川保育園が園児減少で休園、今春4月みやま保育園へ統合 〈2017年1月11日〉

2018年01月11日 08時30分00秒 | 記事

4月からみやま保育園に統合される寒川保育園


 日高川町は、少子化による園児の減少で今年度限りで寒川保育園を休園し、昭和43年の開園から50年目を迎える4月からみやま保育園に統合することを決め、10日から予定していた入園募集を停止した。昨秋、同園保護者会から久留米啓史町長に統合への要望書が出され、昨年末に開いた美山地区区長会などでも了承を得た。同保育園は、開園当初の42人を最高に園児が減少し、来年度は5人、2年後には2人の入園見込みとなっていた。

 市町村合併後、日高川町立保育所(園)は、かわべ保育所、なかつ保育所、みやま保育園、寒川保育園の4園で、ゼロ~2歳児を含む今年度の定員は、かわべが最大の240人、なかつが80人、みやまが57人、寒川が30人。このうち寒川だけが3~5歳児の受け入れで、平成29年度は定員を大きく下回る6人。平成30年度は5人、その翌年度には2人まで減少する見込みとなっている。 
 この現状を受けて、寒川保育園保護者会では、昨年10月に通園している園児の保護者や地元総区長、副区長全員の同意を得て久留米町長に「平成30年4月からみやま保育園への統合」を望む要望書を提出。町では、保護者全員と地元区長らの同意を重く受けて止めて統合に伴う通園方法、県への届け出時期などを含めて検討してきた。
 1月10日から新年度の入園募集が始まる中で、県への届け出の時期は問題なく、当面は「休園」の形で行うこととし、通園方法はコミュニティーバスや美山中学校への通学バスの利用などの案もあったが、バス会社との契約変更や運行時間の面から保護者が送迎する方向となった。
 美山地区長会では統合について異論は出ず、経過を説明した久留米町長は「総区長からも話を聞かせて頂いた。寒川に保育園がなくなると、今後も若い人が住んでくれなくなることを心配されていたが、今後さらに園児が少なくなる中で、保護者の皆さんが統合を望み、子ども達のことを考えれば仕方がない」との切実な思いを報告し、4月統合への理解と協力を求めた。
 寒川保育園は、昭和43年4月に寒川第一小学校下付近で開園し、開園当初は年中、年長の2クラスで最高42人の園児がいた。平成19年度には中学校統合で空き施設となった旧寒川中学校に園舎を整備し、平成20年4月から現地に移転した。


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管内4市町で華やかに成人式挙行 〈2018年1月10日〉

2018年01月10日 08時30分00秒 | 記事

晴れ着姿で笑顔の新成人(御坊市)

コンサートを楽しむ新成人(由良町)

新成人81人が出席(日高川町)

くす玉開きで綱を引く新成人(印南町)


 御坊市、由良町、日高川町、印南町で7日、平成30年成人式が行われ、艶やかな振り袖やスーツ、羽織はかまに身を包んだ新成人が大人の仲間入りを果たした。首長や来賓から祝福や激励を受けた新成人は家族や友人に感謝し、それぞれの夢や目標に向かって成長、飛躍する決意を示した。各会場とも和やかなムードに包まれ、新成人らは友人と談笑したり、記念撮影するなど節目の日を楽しんだ。

御坊市 市民文化会館で開き、対象者248人(男133・女115)のうち198人(男110・女88人)が出席した。
 柏木征夫市長が、名誉市民第一号で東京にオリンピックを呼んだ男として有名な和田勇氏の功績を紹介しながら「これからの人生の中で、ふるさと御坊を思い、また、人との絆を大切にし、家族や多くの人々に支えられてきたことを忘れず、新たな人生へステップアップしてほしい」と式辞。来賓の山田勝人市議会議長、中村裕一県議も祝辞を述べた。
 新成人代表で酒本絢太さん=藤田町藤井=、清山美南さん=野口=、小籔穂崇さん=湯川町財部=、松山桃子さん=島=が「成人としての自覚を忘れず、夢や目標を叶えられるよう日々成長したい」などと誓いの言葉を述べた。
 恒例のビンゴゲームは新成人の田中諒一さん=塩屋町北塩屋=が司会し、プレイステーション4や空気清浄器、ディズニーランド&シーペアチケットなどの賞品が当たった。出身中学校別に記念撮影も行い、級友たちと友情を深めた。
由良町 午前10時30分から町中央公民館で開き、対象者66人のうち45人(男30・女15)が出席した。
 開式、国歌斉唱に続き、畑中雅央町長が「皆様に望むことは、今日から一人ひとりが社会に参画するのだという意識をしっかり持ってほしいということです。これからも柔軟な発想力と行動力であらゆる可能性に挑戦し、大きく羽ばたかれることを心から願うとともに、この輝かしい門出に際し、今日まで温かく励まし支え、育んでくださったご家族、地域の方々に深い感謝の気持ちを持っていただきたい」と式辞を述べた。
 来賓祝辞、宮下幸一朗副町長が知事メッセージを披露した後、新成人を代表し鈴木大貴さんが「私たちは多くの方の愛情と期待を未来への糧とし、美しい自然あふれるこの『ふるさと由良町』に生まれ育ったことの誇りと自覚を持って行動していきます」と誓いの言葉、町長から記念品目録を受けた新田天馬さんも「これからの道は様々ですが、それぞれ何らかの形で、私たちを生み育ててくれたこの由良町の発展に役立ちたい」とお礼の言葉を述べた。
 ふるさと紹介では山野香織さんのピアノ伴奏で原千恵さんが町歌を独唱、寒川正美教育長が町民憲章を朗読、ビデオで町を紹介。続いて同町出身のシンガーソングライター・藪下将人さんが登場しオリジナルソングを熱唱、新成人も飛び入り参加で由良町の応援ソング「がんばれ故郷」など一緒に歌い盛り上がった。
日高川町 日高川交流センターで行い、対象者103人(男60・女43)のうち、81人(男48・女33)が出席した。
 久留米啓史町長が「いつの時代も国や地域社会を発展させていく役目を務めるのは、若者。豊かな感性と柔軟な発想で、新たな道を切り開こうとする強い意志を持って、社会人の一員として邁進し、人と人との出会いや絆を大切にしてほしい。未来を担う若者、社会人として役割と責任を果たすことが期待される。いつまでもふるさと『日高川町』を愛していただき、若さと、みなぎる力で希望に満ちた将来へ進んでほしい」と式辞。龍田安廣町議会議長や冨安民浩、坂本登両県議が祝辞を述べ、知事のメッセージを紹介した。
 新成人を代表して中本明音さんが3歳の頃に大阪から両親と旧美山村に移住し、小さな頃から地域の人々から大切にされた記憶は他の地域で生き抜く力を与えてくれ、「帰る場所」があると感じさせてくれたとし「思い描く大人とは、自分のためだけでなく、誰かのために生きられる人で、自分が生かされていることに素直に感謝できる人。このふるさとを自分たちの誇りとして心に刻み、胸を張って生きていきたい」と決意表明した。
 日高医師会のストップ・ザ・スモーキング・アンケートの後、全員で記念撮影した。
印南町 町体育センターで開き、新成人81人が出席。第1部の式典で日裏勝己町長は「皆さんは夢をかなえること、挑戦すること、あらゆる可能性を持っています。その夢を叶えるためにも大きく羽ばたいていただきたいと思います。これから皆さんの生活・活動エリアは広がり、この町から離れることもあろうかと思いますが、今日、この印南町で成人式を迎えられた皆様にとって共通の思い出を持つ、かけがえのない仲間のいるこの印南町は皆さんのふるさとであります。ふるさと印南町に誇りと愛着を持ち、まちづくりにも積極的に参加していただき、新しい時代の印南町を、若い皆さんとともに築いていこうではありませんか」と呼びかけた。
 新成人を代表して太田雄士さんと藤早代さんが「これからは社会人としてお世話になった方々に恩返しが出来るよう日々精進していきたい」「印南町出身であることの誇りを胸に、使命感をもって人生を歩んでいく」と誓いの言葉を述べ、全員でくす玉開きで祝った。
 実行委員会主催の第2部は中学校時代の恩師を招いての交流会もあり、町出身のアーティスト、Shinoさん、にしゆきさんのミニコンサートや中学校時代の恩師を交えて歓談したり、福引きなど楽しんだ。成人を祝って最後に町体育センター前駐車場で一斉に風船を放つバルーンリリースを行った。


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紀州鉄道が事故教訓に1月22日を「安全の日」に制定 〈2018年1月7日〉

2018年01月09日 08時30分00秒 | 記事

「安全の日」を制定した紀州鉄道


 昨年1月22日に脱線事故があった紀州鉄道(株)=本店・東京=は毎年1月22日を「安全の日」に制定した。けが人などなかったものの以後31日間の運休となった事故を風化させることなくより一層の安全運行と事故の再発防止に努めるために定めた。毎年、安全の日には中川源行代表ほか、御坊事業所の職員らが御坊市の小竹八幡神社で安全祈願を行い、救急救命・応急処置講習や線路沿線の美化活動などにも取り組むことにしている。

 昨年1月22日の脱線事故は、午前11時頃御坊市湯川町小松原地内の御坊-学門駅間で発生した。現場はビジネスホテル紀の国付近の湯川第2踏切から学門駅方面に約30メートル。1両編成の車両が御坊駅を出発し学門駅に向かって時速約15キロで走っていたところカーブを過ぎたあたりで後方の車輪が左右両側とも線路から脱輪した。乗客5人と運転士にけがはなかった。調査の結果、枕木の老朽化で事故現場付近の線路の幅が若干広がっていたことが判明。約200本の枕木を交換し線路の幅を基準値内に修復、カーブの線路内側に設置している脱線防止ガードも新調した。復旧作業などで運行再開は31日後の2月23日だった。
 紀州鉄道では、3年おきの外部委託による定期点検や3カ月ごとの自社点検、3日ごとの簡易点検をはじめ、レールなどの施設点検は毎年実施するなど安全に努めていた。前身の御坊臨港鉄道から紀州鉄道となった昭和48年から40年以上にわたり事故はなかったが、昨年脱線事故が発生。同社では、鉄道を利用している多くの地域住民に迷惑と不安を与えたこの事故を今後の教訓として事故があった1月22日を「安全の日」とすることを決めた。今年は御坊駅で午前7時10分、8時3分、同33分の発車に合わせて中川代表と齋藤智次長、御坊事業所職員ら約10人が日頃の感謝を込めて利用客にカイロを配布、11時30分から小竹八幡神社で安全祈願し、より一層の安全運行と無事故を誓う。午後から紀伊御坊駅で利用客の急病やけがなどに迅速に対応できるよう市消防の指導で救急救命講習、応急処置講習を実施。週末まで線路沿線の美化活動にも努め、以降も継続的に行う。来年以降も安全の日には安全祈願をはじめとするさまざまな取り組みで職員の意識向上に努める。
 同社では一層の安全運行の確保に向けて、耐久性に優れたコンクリート製の「PC枕木」の設置を進めている。今年度に御坊中学校北の湯川第8踏切から学門駅付近まで約380メートルの区間で導入。木製の枕木に代わり246本を敷設しており、来年度は紀伊御坊駅から市役所前駅までの約570メートルの区間で設置する。将来的には全区間でPC枕木に取り換える計画になっている。


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御坊商議所の新春賀礼会盛況 〈2017年1月6日〉

2018年01月06日 08時30分00秒 | 記事

ふるさと発展を期して乾杯


 御坊商工会議所、紀州新聞社など主催の平成30年新春賀礼会は4日、御坊市内の「花ご坊」で開き、管内首長や県議ら政財界から150人が出席し、新年の幕開けを祝うとともに、ふるさと発展へ決意を新たにした。

 吉田擴会頭は「第二次安倍政権発足から6年目を迎える今年は『日本の歴史を変える』意気込みで、さらなる日本経済の立て直しを図り、地方経済に重点を置いた即効性と持続性のある政策を期待している」と述べ、商工会議所として「時代の流れと皆様のニーズをより深く察知し、地域発展のビジョンを確立していきたい。地域総合経済団体としての商工会議所の存在が注目され、その活動に期待を寄せられている時期はないと確信している。一層の重責を自覚し、懸命の努力を尽くす覚悟」と決意を新たにした。
 活動指針は(1)市街地中心商店街の振興=関係機関と折衝しながら種々有効策を検討、実施。御坊寺内町会館を観光の情報発信基地として大いに活用。ごぼう商工祭は地元経済発展の起爆剤として今後も継続(2)対外事業の充実=日高港の利用促進へ行政とともにさらなる調査研究を継続。きのくにロボットフェスティバルは引き続き開催(3)地域観光振興の推進、企業誘致の促進(4)会員拡充、組織力の強化-を掲げた。
 来賓の柏木征夫御坊市長は「『まち・ひと・しごと創生総合戦略』に取り組んでおり、市民との協働事業も積極的に進めたい」、中村裕一県議は「地域発展へ力を合わせ、盛り上げていこう」とあいさつ。山田勝人御坊市議会議長の音頭で乾杯。祝宴では5000円分の食事券が10人に当たる抽選会もあり、盛り上がった。


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