県高校体育大会ソフトテニス競技が１日、２日にあり、男子は和歌山北３年の小原雅也君＝御坊市出身、印南中＝、女子で和歌山信愛３年の前本真弥さん＝印南町出身、清流中＝が優勝した。新型コロナウイルスの影響で中止になったインターハイの出場権を懸けた県総体の代替大会で全国へはつながらないが、今大会は３年生にとって高校最後の大会でもあり小原君、前本さんは「優勝で締めくくれてうれしい」と喜んでいる。
男子は１日に日高川町かわべテニス公園で、女子は２日に和歌山市の県営紀三井寺公園テニスコートで行い、ともにトーナメント戦で競った。小原君は浜田祐君、前本さんは青木博子さんとのペアで出場。ともに危なげなく順当に勝ち上がり決勝へと駒を進め、決勝で小原・浜田組は和歌山北の勝浦・渡辺組、前本・青木組は和歌山信愛の松橋・髙岡組と対戦。小原・浜田組は４－１で、前本・青木組も４－１でともに同校対決を制して高校最後の大会を優勝で飾った。小原君は「１年の最初の大会（県高校総体）で優勝し、最後の大会も優勝で締めくくれてとてもうれしい」。前本さんは「最後の大会なので思い切ってプレーし楽しもうと決めていた。結果、優勝できて最高です」と話している。
この他、男子の部で和歌山北の北原正博君（湯川中）、辻浦壱経君（印南中）が３位、門脇亮磨君（同）、立野桂伍君（湯川中）川村幸大君（印南中）組、日高の塩路倖矢君（３年）江川優那君（１年）組が５位に入り、女子の部でも和歌山信愛の樫尾陽和里さん（印南中）が３位、川口真歩さん（同）が５位に入賞した。
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