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日高川町長選5月16日告示、21日投票 〈2017年1月20日〉

2017年01月20日 08時30分00秒 | 記事

町選管を開き、町長選の日程を5月16日告示に決めた


 日高川町選挙管理委員会(山下勝委員長)は、19日午前9時から役場本庁で開き、5月28日任期満了に伴う町長選の日程などを協議し、5月16日の告示、同21日投開票と決めた。現時点で町長選は無風状態で、現職の市木久雄町長(64)=1期、下田原=は、今月の最終週にも態度を表明する見通しで、表明後は一気に動きが活発化しそうだ。

 町長選挙が約4カ月後に迫る現時点で、現職の市木町長を含めて立候補を表明している人はいない。市木町長は、昨年12月議会一般質問で再選出馬についての明言は避けたが、支援者らとの打ち合わせを続けており、今月最終週にも進退を表明すると見られる。一方、昨年中に町元職員など新人の名前も噂されたが、現時点では具体的な名前は聞こえてこないが、市木町長が態度表明した後に新人擁立を含めた動きが加速しそう。
 新町誕生後に行われた旧町村首長同士の一騎打ちのあと、初代町長の笹朝一氏が1期で勇退。平成21年の2度目は、元観光協会長の玉置俊久氏と、元町議会議長の林雅臣氏が戦い、玉置氏が4327票を獲得し、1000票近い差をつける圧勝で初当選。3度目となった4年前の選挙戦は現職の玉置氏と新人で元町公室長の市木久雄氏の戦いとなり、市木氏が4233票を獲得し、4年前とは逆に現職に1000票近い大差。過去3度ともに激しい選挙戦で町長が1期で交代する町政運営が続いている。
 昨年12月2日現在の選挙人名簿の登録者数は8583人(川辺地区5335人、中津地区1743人、美山地区1505人)で、4年前(平成24年12月の衆院選)の有権者数8842人(川辺地区5353人、中津地区1852人、美山地区1637人)と比べて259人減少している。
 投票区数は31、開票は午後8時から川辺西小学校体育館。今後の日程は、立候補者説明会が4月25日に役場本庁、5月9日に立候補届出書類審査を行う予定。選挙長には古田誠氏を選んだ。


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