AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

日本の研究者内向きに~海外留学が減少

2010年10月11日 | 研究
という記事がありました。

少なくとも、僕の周りでは「内向きに」なっている人はいませんよ。

僕も含めて、海外での調査研究がしたくて仕方がないという人が多いです。

行く時間がない。というか、行っている間に自分がしなければならない学内の委員や事務仕事の肩代わりが頼めるような状況ではないのですよ。

みんな走り回っています。

留守中のことを何とかやりくりできる方は外に出ていけるのでしょう。

自分のしている授業や仕事を見ていて、十分考えて、また十分準備をして取り組めている仕事が一つもないのに驚きます。

10年もたたないうちに、かなりの勢いで質の低下が目に見えるようになるんじゃないでしょうかね。

いったん質が落ちてしまえば、元に戻すまでは並大抵の時間と費用ではすみません。

大学にお金を落とせと言っているのではなく、十分な研究時間と教育にかける時間を持てるような仕組みにしてほしいと思うばかりです。

奨学金や授業料免除制度も危機に陥っているようです。

なんだかなあ、と思って記事を読みました。
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