今年も、あたたかいご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
迎える年が、皆様にとって、よき年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
(意外にハマったカンボジアのおやつ♡蛇の素揚げ)
今年も、あたたかいご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
迎える年が、皆様にとって、よき年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
(意外にハマったカンボジアのおやつ♡蛇の素揚げ)
12月21日(金) 毎年、市内で活動している団体に支援活動をされている「(社)久留米法人会女性部会」様から、今年は、私たち「KOVC」に!! 可愛らしいピンクのノートパソコンをいただきました。大事に使わせていただきます。ありがとうございました。
5月から、村での牛銀行がスタートし、最初のメス牛2頭が貸し出されています。体の小さいほうの牛が体長が悪く、獣医に診察、注射を打ってもらっていました。村の人達は、「来た時より成長している」と言っていましたが、体には、たくさんのマダニがついていて、これも病気の原因の一つではないかと思いました。
飼育されている所も見せてもらいましたが、小屋の屋根の一部が葺かれてなかったり、床がぬかるんでいるうえ、糞尿を放置していたりと、環境がわるかったので、飼育環境を整えるようにと伝えました。この家では、この2頭の牛の他にも、他所から水牛を預って飼育しており、一時的とはいえ、飼育数が多くて手が足りず、貸し出した牛に手をかけてやれずにいるのかと懸念しています。
牛銀行に参加希望の他の3軒の家を訪問し、必要頭数、飼育環境について面談してきました。夜には、皆で集まり今後について話し合いました。他の3軒の家にも、早く貸し出したいのですが、日本のように牛の競市のようなものがないため、スムーズに牛を確保出来ずにいます。これからも現地スタッフからの報告を受けながら、牛の成長、村の生活を見守って生きたと思います。
ステイ先で、昼食をとっていると、家の前を行ったり来たりする子ども達、隣近所からもプープーとハーモニカを吹く音。午前中、学校でハーモニカを教えましたが、もっとやりたいとステイ先のナイちゃん(右端)の家を訪ねてきました。「ちょっと、お昼寝してからね」っと言ったんですが…寝かせてもらえず…増えてくる子ども達
意欲があるってのは、いいことです(笑)ひとりで、1曲演奏するまでにはいかないんで、それぞれの上手なとこを集めて、合奏することができました。
最後は、「おりがみ~」のリクエストに応えて… お母さんたちも参加してました。昨年は、やっこさんが人気だったんですけど…今年は、カエルが人気でした。
9月15日(土) プレイピル村の小学校へ… 前日の夕方、雨で足止め(涙)中継地のバッタンバンで1泊し、早朝、プレイピル村へ…。村に着いた足で、そのまま学校へ向かった。昨年は、3つに分けられた教室の床のうち、1つが未整備だったが、きれいにコンクリートで整備されていました。この日の登校数は、1年生31人、2年生26人、未就学児21人。
1年生と未就学児にお絵かきをしてもらっている間、2年生は、寄付してもらった新品のハーモニカで、村ではじめての音楽の授業を体験した。1本ずつ手渡すと、ケースから出して、「プープー」と吹き始めた。楽譜や音符の代わりに数字を使って音階を教えました。頭では理解するものの、息を吸ったり、吹いたりして音を出すのに苦労してました。難しいながらも「かえるの合唱」や「きらきら星」の一部を演奏をして楽しみました。
2年生にもお絵かきをしてもらい、各学年の優秀者には、文房具や菓子をプレゼントしました。今年度も、子ども達にはノート・消しゴムなどの支援、学校図書には、教科書・絵本の補充をいたしました。学校図書の整理をしたら、少し痛んだ本がありました。子ども達に、何度も何度も読まれたんでしょうね。新しい本もたくさん読んでくれますように…
今日は、「美味しい話」をお届けします。
雨の中の買物です。左下方に積まれた緑色の「物」が見えますでしょうか?バッタンボン名産のオレンジ「プラエ・クロォイ」です。見た目は青くて酸っぱそうなんですが、さっぱりした甘さで美味しいんです。そして、なんとも変わった買い方をするんですよ。44個単位で買うんです(笑)でも、みんなで食べれば、あっという間で…今回、行きと帰りの2回、そう、88個もかったんですよ!!
コンピン・プイ貯水池のほとりで、「バナナのてんぷら」のおやつ、さっくりとしたゴマ入りの衣に、もちもちのバナナ。欲張って、10個ほど(結構大きいんですよ)買ったのですが…みんなで、あっという間に完食でした。
「コンピン・プイ貯水池」ポル・ポト政権時代に農業の灌漑用水のためにつくられた貯水池です。現在も利用されていています。たくさんの蓮の花が咲いていて、海の家ならぬ、池の家がならび、ボートクルーズも出来るそうです。
連日の雨のせいで、池の横に作られた道路はぬかるみが酷く、車のなかで、何度も、このまま池に落ちるのではないかとひやひやでした。現地スタッフ、キエさんの運転技術に脱帽です。
9月13日(木)トゥールスレン博物館
1975年4月から3年8カ月ものあいだ、ポル・ポトにより無謀な社会主義改革が強行された。スパイとみなされた人々は家族とともに捕えられ、ここで激しい拷問を加えられ、尋問を受けたのち、キリング・フィールドに連行され処刑された。元高校の校舎だった4棟の建物は、左からA棟・尋問室 各部屋には鉄製のベッドが残されています。B棟には、犠牲になった人々の写真が展示されている。C棟1階は、煉瓦で作られた狭い独房、2階には木材で作られた狭い独房、3階は雑居房が残されている。D棟には、残酷な拷問の様子を描いた絵や器具を展示されている。JICAと沖縄県による草の根技術支援により、展示法などの協力がなされていた。
キリングフィールド
プノンペンから12㎞ほどのチュンエク村にあります。トゥール・スレン刑務所に収容さ人々は、ここに運ばれ処刑され、遺体はこの村の129か所に埋められました。敷地内には遺骨を掘り出した際にできた大きな穴が無数にあります。大雨が降ると、地面に骨の一部や衣類が現れるそうです。入口の正面に慰霊塔があり、中には犠牲者の遺骨8985柱、衣類、頭髪が安置されています。犠牲者は、成人だけでなく、幼い子ども達も…掘り出された小さなスカートやシャツを見ると、悲しみでいっぱいになりました。
今年も残すところわずかになりましたね。カンボジアから帰国後、バタバタとKOVC FARM を発行しましたが、みなさまのお手元には届きましたでしょうか?記事の一部ではありますが、掲載させていただきます。
9月13日(木)JICAカンボジア事務所にて、小川紀子さんにお話を伺ってきました。
カンボジアでの復興支援から始まった活動は、現在、幅広い分野で人材育成などの開発協力へと… 2010年度実績で、技術協力・無償・有償などを合わせると日本はトップドナーでした。2011年からは、中国、韓国からの支援が上回ってきているとのことでした。現在、無償資金協力としては、国道の改修等に力を入れ、流通網の改善に努めている。米どころのバッタンバンでは、技術協力として、農業生産性向上プロジェクトや教育支援などに力をいれているそうです。NGOや自治体との草の根技術協力についてなどもお話していただきました。私たちにとって初めての牛銀行、他団体での牛銀行などの活動をお聞きしたかったのですが…現在、JICAカンボジアで把握している団体内で、牛銀行は行なっておらず、私たちの「牛銀行」に大変関心を示されたとともに、今後の活動状況を知らせてほしいとのことでした。
事務所の入っているビルは、大変見晴らしがよく、思わず写真を撮りまくってしまいました。あっという間の1時間でしたが、今後の活動にも参考になるお話でした。1カ月を切ってのアポイントにも関わらず、私たちの訪問に快く対応してくださった小川さん、本当にありがとうございました。図書館等の利用は、アポイントなしででもOKだそうです。プノンペンへお越しの際は、是非、足を運んでみてください。