高坂農園~農園主の独り言~

南信州阿智村で、お米と有機野菜を作っています

そろそろ水回りが・・。

2011-07-16 20:44:26 | 農業
梅雨が明けて一週間・・あまり言いたくはないですが、「暑いです」。
今週末は海の日。海なし県にいるのでそれほど気になりませんが、昔は毎年行ってたよな~・・海行きたいな~・・川でもいいけど・・等と考えつつ畑に向かっています。子供たちがビニールプールを引っ張り出してきて水遊びをしているのもうらやましい。せめて、1日何回かの水シャワーで体をリセットしています。こんな時期は朝と夕方がまさにゴールデンタイム。特に朝は快適に仕事が進んでいます(気がします)。

畑の野菜は、そろそろ灌水しなくては、ということで、畝間灌水用の溝切りや、灌水ポンプの準備なども始めました。里芋は梅雨の間に伸びた草はどうにか片づけたのですが、早々に溝をきって水を流そうと思います。


オクラは、ようやくポツポツ収穫が始まりました。収穫始めがほふく前進しながらの収穫なので、背の低い奥さん専門です(押しつけています)。大きくなったら自分の担当になる予定。



梅雨明け

2011-07-11 21:58:00 | 農業
関東甲信越、そして今日は東北まで梅雨が明けたようですね。
暑いです。7月も半ばになるのだから当たり前です。今からお盆のころまでが、1年で一番暑いんだからしっかり夏を満喫しなくては・・。野菜の方も、ナス・ピーマン・トマト類など夏野菜がだんだんにぎやかになってきました。収穫に、草取りに管理作業にと、畑に追われまくっています。
写真は、キュウリの畑。

ここはは3年前に開墾して畑にしました。1年目大豆、2年目ジャガイモにブロッコリー、そして3年目の今年は春はきゅうりなどのウリ類を作っています。昨年まではそれほどはこの畑に頻繁に入らなかったので気づかなかったのですが、この畑にはたくさんのセミの卵があったらしく、今キュウリにいっぱいセミがついています。通常セミは羽化するまで7年くらいかかるということなので、荒廃地だったときに産み付けられた卵が、幾多のロータリーに耐え、こうして孵ってくれたようです。畑でセミが羽化するのを見るのは初めてです。これはアブラゼミですが、小さいセミの抜け殻など、何種類かのセミが孵ったようです。


夏近し。

2011-07-01 23:13:55 | インポート
梅雨も後半になって、ここ数日は日中真夏のような暑さです。今年の6月は雨続きな感じでした。写真の里芋も植え付けが遅れたのですが、ようやく大きくなってきました。雨の間にどの畑も草がしっかり伸びたので、草取りに追われています。収穫野菜もキャベツなど春の野菜がほぼ終わり、ズッキーニ、キュウリなど徐々に夏の野菜に移ってきています。



田んぼの稲も少しづつ大きくなってきました。周りの慣行栽培の農家に比べると生長速度がかなりゆっくりな感じがします。「への字稲作」を提唱していた井原豊さんは良い状態の稲株を「ゴリラのガッツポーズ」と、本の中で呼んでいました。1株当たり少ない本数の苗を、疎植気味に植えることによって1本ずつの力を引き出して、天に広がったような分げつのしっかりした株だとおもいます。そんな状態が理想なのですが、今のところ家の稲は子ザルのバンザイくらいです。田んぼの中は、オタマジャクシ、イモリ、コオイムシ、ミズカマキリ、ヤゴなどいろいろな生き物がいます。今は足の生えかけたオタマジャクシがうようよです。