手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

場面通訳/眼底検査

2017-03-22 05:12:47 | 手話
眼底検査
http://medical-checkup.info/article/43148837.html
手話通訳者のみなさん、経験はおありだろうか。

上記からの抜粋
瞳孔に光を入れ、反射してきた網膜像を凹面鏡に映してみる方法です。

光を入れている時、医師や看護師が喋ったとしても、同時通訳は不可能。
手話通訳は常に同時通訳を行っていくべきだが、この例のように、それが現実的に不可能な場合もある。

現実の手話通訳場面で、こんな時はどうすればいいんだろう・・・と壁にぶち当たることは、よくある。
そんな時、皆さんはどうしておられるのだろうか。

俺の場合、待ち時間に極力、相手のろう者とたくさんコミュニケーションをとる。
当日の診察や検査の内容が予め判っているならば、待っている間に、相手のろう者に聞く。


眼底検査、経験ある?
こんな感じの検査だよね。
目に光を当てている間、医師や看護師が何か言っても、伝えることはできへん。
もし、そういうことがあったら、後で伝えるね。


手話通訳する上で、最も大切にすべきことは何か。
相手のろう者の意向である。



月曜男558/左はダメ!

2017-03-21 06:43:29 | 手話
http://szdi-center.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/558-3155.html
手話通訳者が月曜男から学ぶことは多い。
まず、服装。
その時、その時のトピックスによって、自分が何を話すか、によって服装が違う。
手話通訳者は、誰の、どんな通訳に行くのかということを認識して服装についても留意する必要がある。


コメントありがとう/手話・歌・アート

2017-03-20 08:51:50 | 手話
>ミモザさん
手話ポエム、見たことありません。
機会あれば是非、拝見したい。

アートしての手話表現は、様々なものを見てきました。
このブログでも書きましたが、那須君のパフォーマーとしての才能は素晴らしく、彼のファンは地元にたくさんいます。


>京都手話通訳さん
通訳者になるための勉強の場合、ご指摘のような学習方法になりがちでしょうね。


>ランクルさん
>巷の手話歌と手話コーラスは、聴者の目線で進めているような気がする。
同感です。
手話サークルで、初心者が手話単語を覚えるツールとしての手話歌なら、それもいいかな、という気はしますけどね。



手話歌

2017-03-16 06:44:24 | 手話
巷でよく歌いながら手話を表しているけど、これ、好きじゃない。

手話世界の有名人、那須君が言っていた。
「歌詞をそのまま手話に置き換えるのは意味がないと思う。もし、歌を手話通訳してくれるなら、歌詞にこだわらず、歌そのものを手話で表現して欲しい」

那須君とは、手話ニュースでお馴染みの彼のことや。
那須君、上記の話の後に、実演して見せてくれた。
「僕は聞こえないから、歌というものがわからない。でも、歌のイメージは持っている。“歌というものはこういうものじゃないか”という自分なりの表現をしてみたい。ろう者が作ったろう者の歌、ご覧ください」
見事なものだった。
彼は優れたパフォーマーでもある。

歌を通訳する、という機会は少ない。
福祉関係のイベントなどで、ステージに立ってやる通訳の場合、たまに、歌を通訳することになる。
こういう時、必ず那須君の言葉を思い出す。



女性が苦手

2017-03-15 06:17:06 | 日記
手話世界は女性社会。
この手話世界で嫌われているせいだろうか、女性が苦手だ。
小さな女の子は、俺にとっては「女性」ではなく、「子供」。子供は大好き。

同じマンションに住んでいるあっちゃんとは、ずっと仲良しだった。
お母さんと一緒に幼稚園バスを待っているあっちゃんに、「おはよ!」と声をかけると、たたたーと走ってきて、足にぎゅっと抱きつく、かわいい子だった。

あっちゃんが小学生になっても、相変わらず仲良しだったが、ある朝、エントランスで友達を待っているあっちゃんと目があったら、あっちゃんから挨拶してきた。

「おはようございます」
うぐっ・・・おっ・・・おはようございます・・・

いきなり丁寧語で挨拶されて、うろたえた。
この瞬間から、あっちゃんは「子供」ではなく「女性」になってしまった。

女性は苦手だ・・・・・