最近、寝てもさめても、わたしの頭の中を、音符がかけめぐっています。
というのも、今週末、ジャムセッションでジャズピアノを演奏することになったからです。
そのきかっけには、音楽療法の仕事をしていて、私が抱いていたジレンマがありました。
―忙しくなればなるほど、自分ための音楽をする時間がめっきり少なくなっていたこと。気がつけば、ピアノの鍵盤より、PCのキーボードを打っているほうが多いではないですか。
そんなとき、自問しました。
果たして、わたしは自分のための音楽を弾いているか?音楽を心から楽しめているか?って。
そんなわけで、音楽をもう一度自分の生活に取り戻したいという思いから、何か目的を持った音楽活動に挑戦することになったのでした。
演奏する=「perform」という言葉には、必然的に「音楽」が目的語になります。
そして、それには聴き手に対する方向性が含まれています。
この相手を意識することから、いい緊張も生まれるかもしれないし、もしくは、相手にどう思われるかという幻想にとらわれて、エゴ・自己意識が過剰になって、ミスを恐れたり、通常の意識とは違う状態に置かれることがあるのではないでしょうか。
(この点は、著名なジャズピアニスト、Kenny Wernerも彼の本、“Effortless Mastery"で指摘しています。)
その自分の意識とのバランスをどうとるのかが、音楽にかぎらず、仕事でも、運動競技でも、パフォーマンスにはつきものですよね。
日ごろ、現場で子供たちと音楽をしたり、一緒に即興で音楽を創ってコミュニケーションをはかったり。。。
そういうときは、「音楽を」演奏するのではなく、「音楽で(媒体)」子供たちの自己表現を助けたり、反応を引き出したりするのを目指すことに意識をむけているため、パフォーマンスとは性質が違うもので、しばらくそういうものと遠ざかっていました。
でもいつかある恩師の先生が、パフォーマンスの利点のひとつには、Affirmation of self「自己の肯定」だといっていたのを思い出しました。
きっと緊張するだろうけど、そんな自分もひっくるめて認めて、いい緊張感で音楽ができるのを楽しんで臨めたらって思ってます。
Do not fear mistakes. There are none.
―Miles Davis (“Free Play”より引用)
(こんな達人の域にたっするには、どのくらいかかるでしょうか。)
*このKenny Wernerの本は、演奏家向けの本なんだけど、自分でできる瞑想CD付きで とってもユニーク。ひたすら、“I'm great....I'm a master....といって、プレッシャーに打ち勝つ自分のメンタリティーを作り上げていくんだって。
というのも、今週末、ジャムセッションでジャズピアノを演奏することになったからです。
そのきかっけには、音楽療法の仕事をしていて、私が抱いていたジレンマがありました。
―忙しくなればなるほど、自分ための音楽をする時間がめっきり少なくなっていたこと。気がつけば、ピアノの鍵盤より、PCのキーボードを打っているほうが多いではないですか。
そんなとき、自問しました。
果たして、わたしは自分のための音楽を弾いているか?音楽を心から楽しめているか?って。
そんなわけで、音楽をもう一度自分の生活に取り戻したいという思いから、何か目的を持った音楽活動に挑戦することになったのでした。
演奏する=「perform」という言葉には、必然的に「音楽」が目的語になります。
そして、それには聴き手に対する方向性が含まれています。
この相手を意識することから、いい緊張も生まれるかもしれないし、もしくは、相手にどう思われるかという幻想にとらわれて、エゴ・自己意識が過剰になって、ミスを恐れたり、通常の意識とは違う状態に置かれることがあるのではないでしょうか。
(この点は、著名なジャズピアニスト、Kenny Wernerも彼の本、“Effortless Mastery"で指摘しています。)
その自分の意識とのバランスをどうとるのかが、音楽にかぎらず、仕事でも、運動競技でも、パフォーマンスにはつきものですよね。
日ごろ、現場で子供たちと音楽をしたり、一緒に即興で音楽を創ってコミュニケーションをはかったり。。。
そういうときは、「音楽を」演奏するのではなく、「音楽で(媒体)」子供たちの自己表現を助けたり、反応を引き出したりするのを目指すことに意識をむけているため、パフォーマンスとは性質が違うもので、しばらくそういうものと遠ざかっていました。
でもいつかある恩師の先生が、パフォーマンスの利点のひとつには、Affirmation of self「自己の肯定」だといっていたのを思い出しました。
きっと緊張するだろうけど、そんな自分もひっくるめて認めて、いい緊張感で音楽ができるのを楽しんで臨めたらって思ってます。
Do not fear mistakes. There are none.
―Miles Davis (“Free Play”より引用)
(こんな達人の域にたっするには、どのくらいかかるでしょうか。)
*このKenny Wernerの本は、演奏家向けの本なんだけど、自分でできる瞑想CD付きで とってもユニーク。ひたすら、“I'm great....I'm a master....といって、プレッシャーに打ち勝つ自分のメンタリティーを作り上げていくんだって。