世界の人と交流したり、情報交換の場になるＳＮＳ（ソーシャルネットワーキングサービス）。日本でもミクシなどは人気があるが、米国発のFaceBookの人気が上がらないと米誌「Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｉｎｓｉｄｅｒ」が報ている。
FaceBookはメッセージ交換だけでなく、画像や動画のアップ機能、商品や求人広告を出せる機能などを備えている。2010年7月現在の会員数は5億人となっており、世界的に高い人気を誇っている。そんなFaceBookであるが、日本語化されてもうすぐ３年経過したが、日本ではユーザー数が少なく、苦戦を強いられているという。その理由として、日本人ユーザーからは、Ｆａｃｅｂｏｏｋの実名性が敬遠されているためではないかと指摘している。
調査結果によると、89％もの日本人ユーザーは、インターネット上で実名を使うことにためらいがあると回答したと紹介。実名性のＦａｃｅｂｏｏｋは、世界的には良い結果を生み出すはずだが、日本に限っては、これがあだとなっていると指摘している。
私は、インターネットの黎明期からメールやニュースを利用しているが、当時からインターネットは実名だからいいよね！だったのが、いつのころからこんなになってしまったのだろう。当時パソコン通信と言われるものがあり、そこではいわゆる「ハンドル名」で情報交換が行われていた。逆にそれがインターネットへ流入されてしまったのかもしれない。 日本でインターネットが実名で使えたころは、まだ商用ネットワークが無い時代で、インターネットに接続していたのは一部の大学と一部の大企業だけでした。そこでよく言われていたのが「インターネットは金持ちクラブだから、実名でも安心だ」とか「実名だせないような企業の人間は、使えない」とか、「実名で使ってるのは大企業の人間だけだ」・・・・・
そして、現在はとても実名では使えないものになってしまった。なのにＦａｃｅｂｏｏｋは実名、しかも世界では流行っている。となるとやっぱり実名が使えないように進化してしまった日本がおかしいのであろう。正常進化へもどさねば！
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