コンキチ読書日記

読んだ本の感想や最近見た映画など
趣味に限定した日記にしようと思います。

世界の中心で愛を叫ぶ

2005年09月30日 12時41分18秒 | 映画
TVではじめて見ました、原作とは違いましたが
よく出来た作品だと思いした、音楽の使い方が
とても上手だと感じました。80年代に青春を
過ごしたコンキチのような人たちにはとても
懐かしく、市電など高松?の風景の切り取り方
が素敵でした、亜紀を演じていた女の子も透明感
があって可愛かったなー

わしズム 夏季Vol.15

2005年09月28日 14時46分50秒 | 読書

 

「戦後60周年を0に戻す」など読み応え充分の最終巻

幻冬社から最後の発行になる、占守島の戦いの場面は

涙なくして読めない、ソ連からこの亡国を守った偉大なる

英霊の戦いに感謝しようではないか。


読書連読

2005年09月28日 14時34分01秒 | 読書

1リットルの涙  難病と戦い続ける少女亜也の日記

 

著 木藤 亜也

小脳が萎縮する難病になりながらも常に前向きに生きた少女亜也の

魂のこもった日記、難病を患った人たちや、長い闘病をされている人達の

かくれた名著です、コンキチも入院中読みました。映画化されているそうです。

 

世の中意外に科学的

 

著 櫻井 よしこ

櫻井よしこといえば今、政治歴史の日本のオピニオンリーダー

としてのほうが知名度が高いがインフルエンザやSARS、牛のBSEに

いたるまで明解で最後のノーベル賞の小柴さんとの対談も分りやすく

凡人のコンキチにも理解できる大人の娯楽本になっています。

 

わしズムVOL.14

 

特選街5月号

わしズムは小林よしのり責任で日本の対外政策に対する批判や

国益とは何かを万人に問う知的娯楽本です、コンキチは好きですが

お薦めできません。

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特選街は大好きな雑誌、おたくの心をぎゅっとつかんで離さない

たいへん勉強になる雑誌です、でも買ったことないんだどっちも


 

  


MEINE FUESSE SIND DER ROLLSTUHL

2005年09月28日 14時32分50秒 | 読書
わたしの足は車いす
MEINE FUESSE SIND DER ROLLSTUHL
 
 
 
 
フランツ=ヨーゼフ・ファイニク 作
Huainingg, Franz-Joseph
 
 
バルハウス・フェレーナ 絵
Ballhaus, Verena
 
 
 
妻が借りてきた絵本で薦められたので読みました
 
絵が可愛いのなんの、いっぺんに好きになっちゃいました
 
吹き出しを登場人物が持っているのもおもしろいし
 
主人公もさわやかで素敵です、作者のフランツさんは
 
自身も障害で車椅子の生活をされています車椅子より
 
「車いす」のほうがふつうの「いす」みたいでいいですね!
 
今度から「車いす」って書くようにしようっと・・・
 
太っていてでぶでぶと言われている少年と車いすの
 
少女の交流と事件の数々、楽しく美しいお話です。
 
 
 

 
 
 
          

スラムダンク

2005年09月28日 14時32分03秒 | 読書
 
井上雄彦原作バスケマンガの最高峰スラムダンクを読破しました
 
リアルな描写とギャグ満載の展開に人気の秘密がわかりました。
 
やっと話についていけるよ!全32巻井上雄彦のスピード感溢れる
 
試合の流れはバスケファンならずとも感動の嵐に酔いしれる事
 
請け合いです。
 
 
 
 

東アジア

2005年09月28日 14時29分01秒 | 読書
 
   
 
 「絆なを強く」
 
著 地村 保
 
北朝鮮に拉致された息子を取り返すまでの26年間の
 
軌跡を追ったものですが、コンキチはこの人を心から
 
尊敬しています、今日本人に欠けているものをこの本は
 
教えてくれます、今なお戦い続ける保に心からお疲れ様
 
と言いたいです、ただひとり北朝鮮と戦ってきた戦争記です。
 
 

 
 
   
 
 
 「GO」
 
著 金城 一紀
 
次男が感想文を書くというのでこの本を妻が薦めたので
 
ついでにコンキチも再読、映画化されているのでご存知
 
のかたも多いでしょうが、実際この本を読んだ方は少ない
 
んじゃないかなー、朝鮮学校の日常や簡単に韓国籍に
 
変えられる事、朝鮮籍じゃ海外旅行には行けない事など
 
目から鱗という内容、中学生くらいが読むと面白いと思うなー
 
 

 
 
   
 
 「竹島は日韓どちらのものか」
 
著 下條 正男
 
こうゆう本は面白くもなんとも無いので、かなり疲れる
 
やはり歴史のお勉強のために読みました。日本人なら
 
これくらいの知識は必要だなーとまじめにノートに取りました。
 
国際法廷のテーブルに座らないだけでも嘘八百の韓国の
 
言い分や竹島の資料博物館が自分たちに都合のいいように
 
捏造されている地図とかが展示されている事に大変驚きました。
 
 

 
 
        
       「個と公」論                    戦争論2
 
 
両著とも  小林 よしのり
 
昭和という戦争と平和両方の極端な歴史の中に生きていながら
 
戦争というフレーズ全てをスルーしてきたコンキチに「ごーまんかまいて
 
よかですか?」と鉄槌をくらわすよしりん、次男が戦争論を読み
 
始めました、歴史は学校じゃ教えてくれない、自分の目と耳を
 
最大限に駆使して勉強しなさいと教えていた事がようやく実を結ぶか?
 
 
 
 
 
 
 

ピカピカのぎろちょん

2005年09月28日 14時27分00秒 | 読書
 
佐野美津男
 
 
 
「ピカピカのぎろちょん」という本の復刊が決まり
 
10月の世に出ることになりました、色々推薦など
 
してくださった、赤木かん子さんをはじめ復刊を
 
後押ししてくださった方、ありがとうございました。
 
先生も喜んでくださるでしょう、出版されたらお墓
 
参りして来ようと思います。
 
コンキチも図書館の書庫でしか見たことがなく
 
自分の手元に置くことが出来るなんて夢のようです。
 
 
 
 
 
三冬さんリクエストありがとう
 
 
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追記 
 
佐野美津男は私の師です大学生の頃から
 
お世話になり勉強以外に多くのことを教わり
 
人生の師でもあります、18年前に亡くなりましたが
 
児童文学者として珍しく父性の強い作品を
 
世に出しました、これからという時脳溢血で
 
あっという間に逝ってしまいましたが良い作品は
 
時間を越えて読まれているものでこの作品も
 
児童文学を目指す方のバイブルのような作品
 
として探しても目にすることが出来ないもの
 
として有名になりました、絵本という媒体で
 
これほどラジカルな作品はもう出ないでしょう。
 
見かけたら手にとって見てください。
 
合掌
 
 
 

半島を出よ

2005年09月28日 14時26分06秒 | 読書
 
著 村上 龍   (幻冬社)
 
「半島を出よ」
 
 

2010年の日本は、財政破綻しアジアからもアメリカからも相手に

されなくなりつつある時不意に北朝鮮テロリストが福岡ドームを占拠

政府にゆさぶりをかけてくる。国防の欠点を突かれ混迷する政府

場当たり的に福岡を封鎖しテロリストの思惑どうり着々と独立を模索し

中国、韓国を巻き込み福岡は物資、医薬品など次々に問題が発生

テロリストの本隊12万人が近づいてくる、この国は救われるんだろうか?

引きこもり、不登校、父親殺し放火犯など社会からドロップアウトした

少年たちのグループが密かに動きはじめていた。

 

国防の欠点を見事に突き、ぬるま湯につかっている日本人に鉄槌を

くらわす村上龍の最高傑作、全ての日本人に読んで欲しい一冊です。

完璧な作品に仕上がったと思います。参考資料が数ページにわったって

書いてあるのが凄い、この一冊にかけた時間と労力はこの作品に品位を

与えリアルな近未来への警告に昇華したと思います。


上下巻で1000ページの本なので読むのに5日もかかっちゃいました

今年のコンキチが読んだ本の中でたぶんベストの本になると思います。


 

 

 
 
 
   

最近読んだ本

2005年09月28日 14時24分49秒 | 読書
 
しろいやみのはてで  あらしのよるに 特別編
 
 
著 きむら ゆういち
 
絵 あべ 弘士
 
 
妻が借りてきたので読みました、あらしのよるにの
 
シリーズ名場面集的絵本です、初めて読む方は
 
こんな本から読んでもいいかもよっ、小学生低学年
 
向きの本です、家には低学年いないんだけどなー!
 
 
 
    
 
 

 
 
いのちを守るドングリの森
 
著 宮脇 昭
 
 
 
ポット苗という方法で世界中の森を再生
 
させている尊敬する宮脇先生の著作です。
 
自然回帰を一本の苗を植える事から始め
 
ようというメッセージが心を打ちます、世界中
 
の人に読んで欲しい本です。
 
NHKでも「日本一木を植えた男」という番組
 
を放送していました。日本の発電所の周りは
 
今現在森を作る事が義務付けられています。
 
それは宮脇先生が植えた木が森になったものです
 
ご近所に発電所があったらそこには必ず森が
 
あると思います、それは宮脇先生が植えた
 
ポット苗から大きくなったものです。
 
 
 
  
 
 
 

 
 
 
戦争論争戦
 
 
著 田原 総一郎 小林よしのり 対談集
 
 
 
 
小林よしのり著 戦争論を中心に日本の国益
 
公とは対中国、韓国との連携対立について
 
本音で激論を交わすはずが小林よしのりの
 
圧勝という展開になる、田原さんは左翼としての
 
トラウマがあるため自分が不利になるとすぐ
 
そういう技術論はしないと逃げてしまう、元左翼の
 
論客も時代の流れには逆らえないのか?
 
 
   
 

アーロン収容所

2005年09月28日 14時22分46秒 | 読書
アーロン収容所 西欧ヒューマニズムの限界
 
 
著 会田 雄次
 
 
その日、私は部屋に入り掃除をしようとしておどろいた。
一人の女が全裸で鏡の前に立って髪をすいていたから
である。ドアの音にうしろを振り向いたが、日本兵である
ことを知るとそのまま何事もなかったようにまた髪をくし
けずりはじめた。部屋には二、三の女がいて、寝台に
横になりながら『ライフ』か何かを読んでいる。なんの変化も
おこらない。私はそのまま部屋を掃除し、床をふいた。
裸の女は髪をすき終わると下着をつけ、そのまま寝台に
横になってタバコを吸いはじめた。
 
 
捕虜は英軍の部屋に入るのにノックをする必要は無かった
 
これは日本軍捕虜が信頼されていた訳ではなく、ただ人間扱い
 
されていなかっただけに過ぎないという象徴的な場面がこの文章です。
 
会田氏から見たイギリス軍の捕虜としての体験記です。資料としての
 
価値があるわけではない、このような本が持てはやされる事だけは
 
ないことを祈りたい、個人的な体験記として読みました。
 
同じ戦争体験をしても感覚によって悲惨にも見えるし日常にも
 
見えるものだと思います、本人前書きに救いがありました。