神秘的な力に満ちた透き通る無色の石・・・天然水晶。
気の遠くなるような長い年月と、外界の影響をまったく
受けることなく、ただただ純粋に、そして清々と育まれた
石だけが、無色透明の水晶となります。
その石には、生命や精霊が宿っていると言われ、古代から
霊石と呼ばれ、穢れを払い、身を守ることもあり水晶パワー
なるものが存在する理由でもあります。
それが、長さが1メートルもある念珠になってしまうと . . . 本文を読む
先日亡くなられた建築家・黒川紀章さんの菩提寺である梅窓院
では、毎月文化講演会を開いています。ちょうど10月20日に
黒川氏を迎えて「ともいき仏教から共生の思想へ」と題する
講演会が計画されていました。
これからのお寺の建築を考える上で、何かのヒントがあるかと
思い、興味もあったので参加をお願いしていましたが、
もちろん中止になってしまい残念でした。
以前に黒川氏が設計した東京・銀座の「スパッ . . . 本文を読む
総業が宝永4年というから300年の歴史を持つ赤福。
「伊勢みやげ」というけれど、関西方面の方から定番で
頂くお土産の一つだ。
この問題が起きる1ヶ月ほど前に、伊勢の本店で頂いて
しまった。五重鈴川を眺めながら、一皿に3個の赤福は
きついけれど、おいしく、の~んびりと完食・・・。
ひょつとしたら最後の赤福かもしれない??
いまの日本には、嘘・偽装・ねつ造・改ざん・責任転嫁の
オンパレードだ。
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蝉の抜け殻・・・夏には絶対なかったのですが・・・。
すつかり寒くなって今年の夏の暑さは忘れてしまい
ましたね
暑い夏を頑張って乗り切り、急に寒くなると体調も
変化があるようです。
お葬式も多いので、くれぐれもお体を大切に!!
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シンフォリカルポスという珍しい花を頂きました。
秋になると、真珠のような上品な実をつけます。
直径6~8mm程度の球形の果肉は柔らかく、
やさしい感じがします。
本堂の供花としても何となくとけ込んでしまい、
そのまま眺めるのも良し、アレンジメントに活用しても
幅広く使えそうな花です。
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人生には上り坂、下り坂がありますが、もう一つ
「まさか」という坂があります。
女性として最年少の人間国宝で、截金(きりかね)師の
江里佐代子さんがご逝去された。
今年の春に京都でお会いして、最近東京で偶然にも
お目にかかったばかりです。
フランス北部のアミアンというところで脳内出血・・・。
62歳という若さでの死は、悔やんでも悔やみ切れません。
截金は、切金とも書き、純金箔やプラチナ箔を数 . . . 本文を読む
「和を楽しむ」と題して邦楽と和妻の伝統芸能を本堂でご披露しました。邦楽は、日本の音楽で、その原点はお経にあります。しかも真言宗で唱える「声明」(節付きのお経)で、そこから能楽、浄瑠璃(義太夫)、地唄、長唄、民謡、歌謡などにつながっていったのです。特に江戸時代には、歌舞伎の伴奏や効果音として、三味線、鼓、また、笛、琴、尺八などの楽器が盛んになって、それぞれが独立して演奏されるようになり、日本を代表す . . . 本文を読む
今日の「和を楽しむ」の休憩時間でお檀家様にお出しする
お菓子は、空也の最中です。
ため息が出そうな銀座のブランド通りシャネル、
ヴィトン、グッチの間にたたずむ老舗のお菓子屋さんです。
このお店の最中は、非常に人気があるので事前に予約して
おかないと、まず買えません。
夏目漱石の「吾輩は猫である」の中に、「空也餅」が
登場していて、明治17年の創業。
「菓子は売れども貸し売りはせず」という、 . . . 本文を読む
チベットは、その昔独立国家でしたが、軍事力の脅しに
よって、国家の危機にさらされています。
仏教国であったチベットの寺や仏像、教典を破壊し、
僧侶を還俗させました。わずか600万人ほどの人口の
ところに数万に以上の人民解放軍を送り込んだといいます。
詳しくはココで!
チベット人の指導者であるダライ・ラマ法王は亡命を
余儀なくされ40年以上にわたって、国際社会にチベットの
問題を訴え続けて . . . 本文を読む
電車の中で和尚の前にいた女子高校生の話・・・。
今日ね。。。部活の料理で教わったんだけどぉ、煮物は
「さしすせそ」なんだって!!
え~っ なあにそれ・・・。
自慢げに「さしすせそ」の説明が始まった。
「さ」は砂糖で、「し」は塩。「す」は酢でしょ。
「せ」は、わかる?
え。。。なにぃ~「洗剤」!!
煮物に洗剤入れるか!!でも、「お米を洗って?」と言ったら
洗剤で洗っちゃったという、本当か . . . 本文を読む
昨日は、和尚のお寺の駐車場で第2回目のフリマが
おこなわれました。
なかなか完売はしませんが、リサイクルの意識と
フリマの雰囲気が好きな方には、楽しめたようです。
出店ありがとうございました。
スタッフの皆さんも朝からお手伝いをありがとう
ございました。
商店街の皆様方には、焼きそば、磯部巻き、おしるこ、
フランクフルトなどを販売して頂き、こちらは完売です。
どれも美味しいかったですよ。
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お坊さんの世界でも、この言葉があたりまえに
なってしまいました
コピー機やデジタル機器がない時代には、借りた資料を
読破するか、自分で書写したものです。だから自分に身に
つくのでしょう。でもコピーだと何故か安心してしまい、
深く研究することがなくなってしまいます。
「法要の次第をコピーさせて」「布教の話しをコピーして」
「説戒という司会のようなノートをコピーしたい」「文献の
コピー」などなど. . . . 本文を読む
85歳のおじいさま、そのお子様といっても還暦を
迎えられたご夫妻、そしてさらにご長男のご夫妻と
お子様3人で8人でのお参り・・・。
6歳の坊やは、おじいちゃんの手をしっかりと
握って、3歳になった女の子は、お父さんのヒザに
からみついて・・・。
まだ小さな赤ちゃんは、お母さんの背中で気持ち
良さそうに眠っています。
そう言えば和尚にもこんな時代があったと、お線香を
つけながら思います。大きくな . . . 本文を読む
全国に弘法大師にまつわる水の伝説は1500以上
あるといわれています。
典型的な弘法大師「水」伝説は、「喉が乾いた弘法大師に
渇水した土地にもかかわらず、快く水をくれたので、
その御礼に杖で地面を突いて水を出した」というものです。
なかには、その反対で水を惜しんで嘘をついて大師を追い
返すと井戸が白濁したり,涸れてしまったものもあります。
あるいは、塩の入手に困っている所では「塩水井戸」を
. . . 本文を読む