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完全趣味でございます

江藤×クアドラス

2015-11-29 17:45:33 | ボクシング
昨日は疲れて一試合しか書かなかったのでその続きを…(笑)

WBCスーパーフライ級タイトルマッチ
王者 挑戦者
カルロスクアドラス 江藤光喜

江藤選手の強打か、クアドラスの技巧かというのがこの勝負の分かれ目かと予想していました。
江藤選手、確かに強いですが、安定感のないイメージでした、勝つけどそれなりに苦戦もすると言った感じのイメージです。対するクアドラスは非常にボクシングの幅が広い。ファイトもボクシングも出来る。欲を言えばもう少しワンパンチのパワーが欲しい。
試合は終始、追う江藤、捌くクアドラスという展開でした。
前半は完全にクアドラス。江藤選手は手数も少ない。クアドラスはジャブを突く程度でも、ラウンド終盤にロープに詰めてラッシュ、ジャッジに印象を与えます、上手かったですね。
しかし、ラッシュされても江藤選手は落ち着いてましたね。そんなにパワーを感じなかったのかな?4ラウンド辺りから江藤選手も手が出始めますが、それならそうとクアドラスは下手に打ち合いには付き合ってくれません。
そしてとある記事でも読みましたが江藤選手の想像を超えるクアドラスのスピードでしたね。ハンドスピード、ステップ、ボディワーク、どれを取っても一級品のスピードでした。
試合全体を見た印象としては正直力の差があった。パンチ力なら江藤選手でした。クアドラスが下手に打ち合わず逃げ切りに走ったのが何よりの証拠です。いつもはもう少し打ち合う選手ですからね。しかし、江藤選手にはクアドラスに勝つための特に追い足、手数、コンビネーションブローが明らかに足りなかった。しかし、もう一度世界を目指す上でここまではっきり負けるのはある意味本当にいい経験でもあるかな?と感じました。
クアドラスは江藤選手にたくさんの課題を与えてくれたと思います。それを一つずつ確実にクリアしていき、もう一度世界を目指して欲しいです。
一方のクアドラス、このクラスでは井上尚弥選手の対抗馬になり得るのがこの選手かと思っていましたが井上選手なら勝てるなと思いました。総合的に見てあらゆる面で井上尚弥選手の方が上だと感じました。
スーパーフライ級の話なのでもう少し突っ込みます(笑)
井上尚弥選手には個人的にはゾラニテテ(南アフリカ)とやって欲しい。
IBFのマックジョーアローヨ、WBAの河野選手も居ますが、個人的にこの階級で井上尚弥選手が最も手こずるかなと予想しているのがこのテテです。
ファイトマネーの関係でIBF王座を放棄してしまいましたが、実力は文句なし。敵地イギリスでポールバトラーを左アッパーでKOしたのは個人的にKnock Out Of the Yearです。
何よりこのテテ、スーパーフライ級なのに身長が175センチ、リーチが確か183くらいあります。そしてそのリーチを生かしたアウトボクシングを展開し、バトラーも長いジャブに散々手こずり、最後は『そこからくるの!?』といった距離からの左アッパー一閃。今でも鮮明に覚えています。井上尚弥選手なら6:4で有利かなーとも思いますが、もしテテの距離でやられるとそれは波乱も十分あります。それに井上尚弥選手はプロに入ってから自分と同じくらいかより小さな相手としかやっていないので、テテのようなこの階級では破格の長身、加えてサウスポーというのは是非ともやって欲しい。
実現、切に願います!
江藤選手の試合から少しそれてしまいました、そこはお願いします(笑)

ゲバラ×木村

2015-11-28 22:12:37 | ボクシング
こんにちは。

ブログ開設しました。

当ブログでは主に野球とボクシングに関して書いていきたいと考えています。

早速第一回は本日行われたダブルタイトルマッチについて

【WBCライトフライ級タイトルマッチ】
チャンピオン 挑戦者
ペドロ・ゲバラ 木村悠(WBC3位)

ゲバラは今回が3度目の防衛戦、何と言っても昨年末、八重樫選手を左ボディーてKOしたのは記憶に新しいですね。
木村選手、国内では安定感のある選手でしたがゲバラは八重樫戦のイメージが強いためか、少し厳しい戦いになるかなって予想していました。
予想通り序盤はゲバラの豊富な手数に戸惑い4ラウンドが終わって僕の採点はフルマークでゲバラ、公開採点でもフルマーク1人と39-37が2者とかなり厳しい出だし。
しかし、これも作戦だったのか木村選手、5ラウンド目も僕はゲバラにつけましたが少しずつ木村選手もリズムが出てきます。6ラウンド目以降はゲバラのパンチを空回りさせ自分のパンチを的確に当てていったりいきなりの右を当てたり非常に良い流れでした。木村選手にパンチがあればダウンも取れていたと思います。
この試合、木村選手のゲバラのボディー対策としてバックステップをしないときは必ず頭を右に下げて左ボディーを打ちづらくなるよう徹底していました。実際にゲバラの効果的なボディーはあまりなかったと思います。
8ラウンドが終わり79-73(ゲバラ)、76-76、77ー75(ゲバラ)だいぶせってきました。
採点的にゲバラはあと1ラウンドでも明白に取れれば引き分け以上は確定。木村選手ら全て取らなければいけません。
結果的にはここら辺で差が出たんですかね。最終スコアは117-111(ゲバラ)、115-113が二者で木村で新王者誕生。
9ラウンド以降は、木村選手の執念が上回りましたね。手数も有効打も上回っていました。確かにきわどいラウンドもあったのでゲバラ的には不満があったと思います。それでも、ゲバラでも木村選手、どっちが勝っていてもおかしくない内容でした。
再戦、あるんじゃないですかね。ゲバラは間違いなくやりたいでしょう。
この階級は八重樫選手が年末にIBF挑戦するので八重樫選手が獲得してお互い来春に指名試合をこなした後に夏にでも統一戦とかの流れになれば最高ですね。
個人的には八重樫選手でも木村選手でもWBO王者のニエテスとの試合見たいですね。ニエテス強いですしね。
とりあえず今日は木村選手おめでとうございます!

江藤選手のも書きたいんですけど疲れたんで、また後日(笑)
初めてなんでまだまだ拙い文章ですが、みなさんどうぞよろしくお願いします笑