コーマーのコンシャス的ライフ

意識することによって、見えなかったものが見えてくることがあります。

ガイアシンフォニー5番その3

2007年02月18日 02時24分28秒 | ガイアシンフォニー

・大野明子
産科医。科学者から産科医に転向。
明日香医院を開設。

・ラッセル・シュワイカート
元宇宙飛行士。
著書『THE HOME PLANET/地球・母なる星』は10ヶ国で発売され、世界的なベストセラーとなった。

大野氏『お産の時は凄くセンシティブでとても感覚的に鋭いし、もしかしたらとても壊れやすいし、と同時にお産をきっかけにとても女の人が成長できる可能性がある』

シュワイカート氏『もし、この地球を本当に生きている生命体だとするなら、子孫を作るということも必ず起こるはずです。そういう意味で我々の母なる地球はいま妊娠8~9ヶ月の体になっていると言えます。子宮の中で育まれてきた我々人間は、今や誕生間際まで成長しています。生きるのに必要な栄養分もどんどん増加するし、排泄物も急カーブで増えています。』
『もうひとつ別の見方をするなら、子宮の中の赤ちゃんと母親の関係は、最初は母親から赤ちゃんに一方的に生きる力が与えられる、という関係です。ところが誕生の後はその関係が双方向の関係変わってくるのです。赤ちゃんは生まれ出て初めて、お母さんは別の存在であると理解し始め、そこから双方向の愛も芽生え責任感も生まれてくるのです。』

おふたりの言葉が心に響きます。
地球と人間、母親と赤ちゃんとの関係が対比されていますが、驚くほど似通っています。
生きているものの根本は同じなんですね。
生命が生命を生み出すとき、痛み、苦しみと共に大きな進化の可能性が秘められている。
生命がもつ、大きな摂理を感じて、衝撃のお産のシーンを観ながら、これが生命の神秘というか、生命の喜びなんだと涙が止めどなく溢れてしまいました。。。

もう少し詳しくみていきます。。
地球は今まで赤ちゃんである人間を愛する・・慈しみ、育んできたわけですが、今や人間は生まれ出る、覚醒の時を迎えています。
その進化の前兆・・・必然とされている痛み、苦しみなんでしょうか。
人間は急速に栄養素である資源を使い、廃棄物を増大させ環境問題を引き起こしてしまいました。
環境問題の深刻さは、自分の、自分の身近なことだけでなく、地球規模で物事を考えなければなりません。
人間は自らが引き起こした問題に地球規模で物事を考えていくことを余儀なくされているのです。
そして地球に住む生きとし生けるもの全ての存在を愛する・・・責任と自覚が求められていると。。。

そんなメッセージが託されているガイアシンフォニー。
この暗い、混乱の時代に生命の進化の可能性に、日々を生きていくのに大きな勇気・希望をいただいていると自分はおもっています。



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