goo blog サービス終了のお知らせ 

ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

今まで生きてきた道 19回

2006年09月02日 | 
 
   8月のわたしに成績         06:9:2
  9月に入ったら急に涼しくなり驚いていますが、でもまだ当分暑さが
 続くでしょう。大学は夏休みでしたが、旅行や学会があり忙しかった
 8月のわたしの記録は、自分で満足できた心身両面のトレーニングと
 勉強(150分―180分)の☆印は12回、いつもより 幸せを感じたとき
 のハートは14回でした。
  できるだけ日記に☆印を張りたくて努力できる、子供のような自分が
 とても好きです。今月もまたがんばるぞ!

  ☆ インドへ行くの?
  人生とは何と不思議なものでしょう。運命か宿命かわかりませんが
 わたしがこんなにインドと深く関わるなど、昔のわたしから考えても
 まったく想像ができませんでしたが、わたしの人生を大きく変えたインド
 との不思議な出会いについて、しばらくお話をしたいと思います。
  わたしがヨーガ教室を開いた頃は、ヨーガブームのはしりでしたが、
 ヨーガの指導者としてやはり一度はインドへ行かなければならないと
 思い、奨められたこともあり一大決心をしました。

  そしてわたしの催眠法の先生であり、またヨーガの指導者でもあった
 先生の教室の「インド・ヨーガツアー」に初めて参加しました。
 知っている人たちばかりで安心でしたが、それはわたしの初めての
 海外旅行でした。インドはどう考えてもわたしの感性に合わず、実は
 あまり行きたくなくて困りました。
  でも家族にはそのことを言えず内心「ヨーガを教えるためには、やはり
 インドで勉強したと言う実績になるのだから」と、自分に言い聞かせながら
 いやいやの心境の旅立ちでした。
   今まで限りなく海外には行きましたが、そんなときはいつもうきうきして
 いるわたしですが、あんなに嫌な気持ちで旅立ったのは、生まれて初めて
 でした。
  
  ☆ インドとの出会い
  初めてカルカッタの空港に着いたときは深夜でしたが、何となくうす暗い上
 独特の匂いがして、英語が分からないわたしでもその放送のイントネーション
 の違いにとても違和感がありました。そして一歩空港を出たとたんに「ボール
 ペン、ボールペン」「バクシーシー、バクシーシー」と、大勢の人がわたし達の
 周りを囲み怖くなりましたが、ガイドが急いで車に誘導してくれたのです。
  後で聞くとその頃インドにはボールペンがなく、そのためにわたし達にねだ
 ったそうですが、どこにいっても、物乞いの多いのも本当にまいりました。 
  それからホテルまで約一時間走りましたが、真っ暗で淋しく、とんでもない
 ところへ来たと,泣きたくなり、今すぐにでも日本に帰りたいと思いました。
  でもホテルはみなきれいでした。    
 それからヨーガの道場を何箇所か見学したり、実際にレッスンに参加した
 りしたので、それは大変勉強になりました。

  その後お釈迦様が初めて説法なさった地や、ガンジス河なども観光
 しましたが、どこに行って物貰いの子供や、針金のように細赤ちゃん
 を抱いた人がついてきたり、気持ち悪く楽しくなく、「早く帰りたい」
 とホームシックになりました。
  そんな精神状態のためか、体調をくずしほとんどなにも食べられず
   だんだん痩せてきました。一緒に行った人も何人もそうなりましたが
  れは初めて来た人は、みなその洗礼をうけるそうです。
   そして感じたのは「もうインドこりごり、絶対二度と来たくない」
  という気持ちでしたが、そのインドの人のエネルギッシュさは
 とても驚嘆しました。人一倍淋しがりで、臆病で神経質なわたしが
 あのインドでのさまざまな強烈な体験は、今でも忘れることはできま
 せん。でも初めはあんなに嫌だったインドなのに、まるで呼ばれる
 ように何度も行ってしまったのは、やはりそれからインドの持つ
 不思議な魅力に魅了されたのかもしれません。
                           能里子

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。