陶芸 粉吹きの仕事 長尾 悟

粉吹きの製作過程、新作発表

所詮は自己満足

2011-03-23 19:12:13 | Weblog
震災のボランティアに行くのも、募金するのも所詮は自己満足なんだよね。

阪神大震災の後のボランティアのときも思ったけど、やっていて気持ちがいいんだよね。

自分の力が人の役に立つのが見えるのが。やりたいからやる。ただそれだけ。

えらくともなんともない。

快感なんだよね。あの無償の心が集まった感じが。

何か世の中捨てたもんじゃないって。

ラジオ

2011-03-17 19:15:40 | Weblog
今日仕事をしながら聞いていたラジオで、被災者に送るラジオを集めていると聴いて

早速ホームセンターに行き、電化製品のコーナーに。見事になくなっていました。

おいおい。本当に今必要な人が買ったのかよ、って感じ。

単一の電池もないし。こっちは電気も水道も普通なんだから今買わなくってもいいじゃん、って思うんだけど。

本当に必要な人のところに回そうよ。


やっとあったラジオをその足で宅急便で送った。義捐金とかはまだ後でもできるしね。


毎日祈りをこめて

2011-03-16 19:11:16 | Weblog
毎日轆轤を回してます。ラジオを聴きながら。

FM放送はいいですね。前向きになれて。

支援に行く時間を作るためにこの時期としては珍しく、一生懸命制作しています。

普段はもう少しゆっくり考えながら作るのですが、今年はただひたすら作っています。

また寒くなりました。早く暖かい日が続くといいのですが。

昨日

2011-03-15 19:23:39 | Weblog
昨日朝から轆轤を回し、ラジオを聴いていてボランティアに行くことを決めた。

でもちょっと落ち込んでいた。

そうなれば妻と子供を残して行くことになるから。子供はまだ小さい。

でも、あの震災の後で決めて、こういう時にしがらみなく動けるように、この仕事を選んだ。

16年という年月がそのことを忘れさせようとしていた。でも思い出してしまった。

もちろん震災時に裏も表も見てしまった自分には善意の押し売りはできない。

きちんと向こうの体制ができ、行っても邪魔にならない時に。

ちょっと沈んだ僕を見て妻が心配して「どうしたん?」「・・・・。」

「ボランティア行くつもり?」「うん。」「気をつけてな。」だって。

僕のこと良くご存知で。まいったなぁ。

震災

2011-03-14 19:15:05 | Weblog
いまさらだけど震災えらいことですね。身が凍る思いです。

私も阪神大震災で被災した身、他人事とは思えません。震災後3日から10日目あたりが

一番精神的、肉体的に辛いです。少しでも横になって休んでください。


私も思い出します。震災後なぜ陶芸の道に入ったか。こういうときに備えるため。

民間のボランティアが入れるようになって、仕事の都合を付けていこうと思います。

あの時多く人に助けていただき支えられた恩返しをするために。

時間を作るために今は一生懸命轆轤を回します。