陶芸 粉吹きの仕事 長尾 悟

粉吹きの製作過程、新作発表

梱包

2008-08-28 17:08:48 | Weblog
商品の梱包をしました。明日から大阪、神戸に営業に行ってきます。

大阪は中崎町にある(こころ)というお店。

神戸は異人館道りの近くにある(春夏秋冬)というお店。

半年に一度はお邪魔して、お店の不意陰気と感じたり、

普段田舎に住んでいるので、都会の(!)町を歩いて

マンウォッチングをしながら、(この人たちが家に帰って

どんな風にリラックスして、どんな器でほっとするのか?)なんてことを

思いながら次の製作のヒントを考える結構重要な時間である。

又帰ったらお店の紹介もかねて書きますね。

これだけできました

2008-08-27 13:32:11 | Weblog
約2ヶ月にわたって作業してきた集大成です。
どうやら500キロは軽く越えるぐらいの粘土が出来上がりました。
今後の予定では、9月に今回作った粘土で作品を作って、
一度ガス窯で焼く予定。初めての粘土なのでどのような感じに焼きあがるか
調べるつもり。10月、11月に製作に当てて12月は薪の準備、
窯詰め、そして年末には3日3晩かけて薪窯で焼く予定にしています。
今後は製作過程を順次ブログに書いていきます。

終了

2008-08-26 16:53:57 | Weblog
長かった土作りもようやく終わった。
これは真空土練機の投入口。
ここから土を入れる。なかのステンレスの羽根が
まわって土をこねる。かなり強い力でまわるので
土を入れるときは、気をつけないと手がはさむと危ないので
疲れてきても気が抜けない。今回も怪我もなく
無事、土作りも終わった。
今日も出てくる土を見ていて(チョコレートみたい)と
思いながら仕事をしていた。

最後の工程

2008-08-25 16:09:39 | Weblog
さて最後の工程です。真空土練機で最後の土作りに入りました。
このときの土が一番美しく見えるのは私だけでしょうか?
山から取ってきた土が、まるで食べ物のように、美しく出てくるこの工程が、
(あぁ最後だぁ)と、ほっとします。
ただ何せ500キロという量があるので、一日ではとても終わらない。
機械の能力的には1時間に200キロの粘土ができるそうなのだが、
500キロの粘土を、すべて終わらせるには1日半はかかりそうです。
明日もまたがんばって土作りに励みます。

真空土練機

2008-08-22 16:42:55 | Weblog
昨日一日かけて解体した真空土練機を組み立てた。
全体的に鋳物でできているため相当な重量がある。
掃除をするときは、弱いプラスチックの部品もあるので、
慎重に行う。真空ポンプもあるので、接合部分は特に丁寧に掃除する。
接合部分には目止めをしているので、このまま乾かす。
これで真空土練機の準備は整った。来週からこれで土つくりの
最終段階、真空土練機がけが始まる。

お掃除

2008-08-21 16:46:42 | Weblog
今日は1日かけて真空土練機のお掃除をしました。
機械を全部分解して前に残っていた粘土を取り除き、
丁寧に掃除した。全部分解して掃除するのに1日かかる。
これを丁寧にやらないと後で後悔することになるので、
面倒でも丁寧に時間をかけて掃除する。
これを1日置いて乾燥させてから組み立てる。
これも丁寧にしないと機械がうまく動いてくれないので
時間をかけて組み立てる。(真空土練機なのできっちり組み立てないと
真空がかからず又組みなおしになる。)

土を保存

2008-08-20 13:57:03 | Weblog
いったん土練機で練った土を、ビニールに保存する。このまま2,3日保存しておけば、
粘土の固いところとやわらかいところが混じり、次の作業がしやすくなる。
いよいよ、来週から真空の土練機を使って土を練る。そうすると、
粘土が完成する。9月から製作する作品にはこの土を使って製作する予定である。
今回の土は約500キロの粘土ができた。来月からの製作が楽しみである。

土練機

2008-08-11 13:18:12 | Weblog
大体乾燥できた土を、土練機にかける。まだ水分が一定でないので、土が安定していないが、かけた土をビニールに保存して又数日後、機械にかけてやる。大体3回ぐらい繰り返すとちょうど良い具合になる。そうなってくると、機械から出てくる土が、まるで羊羹みたいになってくる。そうなってくるといよいよ粘土の完成が近づいてくる。長い間かかった、土作りも最終段階に入ってくる。

乾燥中

2008-08-11 13:07:51 | Weblog
前回から乾燥を続けた土。ようやくまとまってきた。乾燥中は何回も混ぜて、やわらかい部分と乾燥しているところを混ぜ合わせて何度も表返しをする。
ここまできたら、今度から土練機を通して土の中の水分量を調節しながら、混ぜ合わせる。