別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

ヴァチカンのエクソシスト

2023-07-20 17:18:08 | スパナチュ雑感

お久しぶりです~。
アメリカで俳優と脚本家の大規模ストライキが開始され、今年いっぱい続くのではと言われていますね。
映画、ドラマすべての制作、プロモーション活動がストップ。コミコン、コンベンション等への出演もNGということで、J2も当分の間は作品もコンでも見られなくなるわけです(プライベートをSNSで出しそうだが)
寂しいけれど、俳優のみならず映画製作に携わる現場の人たちの権利を守り、正当な報酬を得るために必須の戦い。
詳しくはこちらを。

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Real Sound|リアルサウンド 映画部

 

来年後半以降は、ハリウッド産の洋画が来なくなるのではと言われているので、洋画好きの私は今せっせと見ております。
今回は、SPNファンにもお勧めの作品。
「ヴァチカンのエクソシスト」
ざっくり紹介です。

 

これ、映画館で前宣を見た時から、スパナチュ臭がプンプンしてました(笑)
主役にして一枚看板は、ご存じラッセル・クロウ。枕詞のように付きまとう『アカデミー賞俳優』よりもむしろ、そのいかつい面構えと存在感が圧倒的な印象。
公開前からすでに、「ラッセル・クロウが腕力で悪魔をぶちのめす映画だろ」
「ラッソ兄貴が十字架向けてる絵が強すぎて、誰もかなう気がしない」などと言われまくり。
私はホラー・スプラッタ系は苦手(SPNはそのカテゴリーに入れてない)。なんで金払ってグチャグチャ、ドバーッを見て驚かなきゃなんねえんだよ💢と、ディーンとは真っ向勝負派なのですが。
まあ、ラッソなら何が起きたって平気か…という固定概念並みの安心感もあって、見てまいりました。
全然…ニッコニコでした(笑)

怖い描写はトレイラーにある程度のレベルなので、SPN初期を見れた人なら平気だと思います。
常に絵面の圧が最強なのに愛嬌があるラッセル。役柄なのか素なのか、恰幅が良くなって、ありていに言ってクマ。熊ではなくクマさん🐻 Kawaii
実在したヴァチカンのチーフ・エクソシスト、アモルト神父と、少年に憑りついた巨大な悪魔との闘いを描く、シンプルなホラー・エンターテイメント。

神父様が暴力行為はNGなので、兄弟のように素手で殴り合うようなことはありません。それはSPNの専売特許。 
このジャンルの定番でしょうが、お馴染みのテイストはかなり入っているのが面白かったです。十字架、聖水、何より祈祷。ラテン語こそ最強。
悪の力に勝つのは信仰心ーなのは神父なので当然ですが、実際の武器となるのはやっぱり“言葉の力”。
口に出し、音にして祈ること自体が武器になる。悪魔が嘘をつく、人の犯した罪や罪悪感を暴いて弱みを突くのも同じ。アモルト神父も試練にさらされる。

イチャイチャ喧嘩するイケメン兄弟ハンターはおりませんが、若き神父が実質弟子入りな感じで、話が進むにつれ良い味をだしていきます。巷で言われてるようにバディものとしても秀逸。
現場主義にしてガッテンエクソシストのアモルト神父。少年に憑いた高位の悪魔の名前をみつけるため、実地捜査もどんどんする。サムとディーンを一人でやってるんですが、正直、神父よりハンターに見える(笑)
地元の神父で、始めはひよひよ頼りなく、悪魔についても知識不足なトマス神父。かの有名なアモルト神父!と憧憬の目から、おちゃっぴいで破天荒なアモルトにしごかれ、実在の悪に対峙していくうちに、覚悟を決めてどんどん頼もしくなっていく。最後の方はめちゃくちゃ活躍します。
二人して暴いていく場所がヤバすぎて、おいおい、そんなにずんずん入って行って大丈夫か?と思ったら。予想通りの展開になって笑いました。

ネタバレできませんが、悪魔の名前がついに明かされたとき、SPNファイナルまで見た者には聞き覚えのある名前で(ルのつくやつではない)、なんだあいつかよ⁉になってしまったのは、唯一の弊害😅
SPNキャラとは区別しよう(笑)
あとアモルトが堅物トマスに、「冗談は好きか? 悪魔は嫌いだから覚えるといい」と言ったんですが。
え、元々悪魔って、下らんジョークや軽口叩いてるもんじゃ?と思ってしまったのも。SPNに脳が浸食されている。

予定調和で考えなくてもいい内容。でも充分ハラハラさせられるし、後半は映画ならではのド派手さで見ごたえありますよ! おそらく兄貴も、信仰の件は抜かして好きだと思う(笑)
エンドロール後、隣の女性二人が「面白かったね! お腹空いた~」と話してたw 腹の空くようなグルメシーンはないよ。つまりはそんな感じで楽しくエネルギーを消費して見れる映画。

酷暑で外遊びは危険なレベル。夏休み大作も目白押しな映画館。某御大の話題作で解釈に悩んだり、大スターが定番の無茶ぶりスタントをしまくるのを見るのも良いですが。
涼しいシアターでポップコーン片手に楽しむのに、最適なのでお勧めです。ホラー苦手な人も大丈夫!

しかし、あちらの子役の邪悪演技は、やっぱり怖い…

 

日本びいきのプロデューサーが、SNSに積極的に出没し、日本のファンアートを捕獲してはラッセルに送っているという事態ww

 

「ファンアートをすべてラッセル・クロウに送りました」 映画「ヴァチカンのエクソシスト」のプロデューサー、日本のファンに日本語でリプしまくる神対応で話題

「ファンアートをすべてラッセル・クロウに送りました」 映画「ヴァチカンのエクソシスト」のプロデューサー、日本のファンに日本語でリプしまくる神対応で話題

神対応過ぎるぜ……!

ねとらぼ

 


御本尊も!

 

 


スクーターで爆走するファーザー・アモルトを見に行こう(かわいい)

 

 


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