こんな物理の先生がいたら、私の人生変わってたかも・・・
’08 日本 128分
監督・・・西谷弘
出演・・・福山雅治 堤真一 柴咲コウ 松雪泰子 北村一輝 ダンカン 渡辺いっけい 真矢みき
天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた・・・
TVドラマの時も見ていました。だって福山出てるし・・・
原作は短編シリーズは読みましたが、「容疑者Xの献身」は未読です。
川原で発見された顔が潰された死体・・・。
指紋も焼かれ、歯型も判別できないような状態。
容疑者に浮かび上がった女性は、その死体となった男の元妻で、
湯川の大学時代の同級生、石神の隣人だった・・・
捜査を依頼された事から、容疑者の隣人が石神だと知った湯川は、
17年振りに石神と再会するために彼の家を訪ねる。
石神の行動を見た湯川は石神が事件と何らかの関係がある事を感じとるのだが・・・。
面白かったですぅ~
大学時代から変わり者の二人は唯一理解しあえる友人だった、その友人が殺人事件に係わっているよう・・・
そしてその動機を知った湯川は苦しみます。
TVシリーズでは見られなかった感情の起伏があって、人間味のある湯川になっていました。
石神の動機がわかった時、そしてその裏に隠されたもう一つの犯罪を知った時、
切ない気持になっちゃったな。
悲しかったです。
ミステリーの方も、私にはいつものようにトリックがわかりませんでした。
「これって伏線?」と思うシーンがあってそれを覚えてはいたけれど、
あれがああいう風になっていたとは・・・!
ただ、数学者だから理論的というのはわかるんだけど、
それが警察の目を欺くのにどう関係してくるのかが凡人の私には不可解で・・・
でもそれを言っちゃったら、湯川センセも同じか・・・
人生に絶望した天才数学者に堤真一。
髪はボサボサ、学校では生徒から相手にされず、暗ーい男。
ネクラで、数学しか知らないどちらかといえばちょっとキモイ男・・・
その暗さを、ぼそぼそと喋る低い声といつも眠たそうな目、そして笑わない表情で魅せてくれました
彼の演技で主演の福山がちょっとかすれ気味??とも思えるくらい。
家に帰ってからはTVドラマで「エピソード0」を見ました。
どうせ映画とリンクさせるんだったら、大学時代の湯川と石神は同じ役者を使えば良かったのに・・・なんて思っちゃった。
でも湯川=福山雅治を堪能できた一日でした・・・
近々、ガリレオシリーズの新刊「聖女の救済」が発売されますよね。
短編しか読んだことないけど、全部読んでみようかな?
TB&コメントありがとうございました。
面白かったですね~
とにかく堤さんの演技に圧倒されました。想像以上に素晴らしい演技で、何度も何度も感極まりました。
実は超人気の原作はイマイチ好きではなくて(汗)、、、石神の愛情は独りよがりなのでは?と思う所があったのですが、映像になると、彼の哀しみがヒシヒシと伝わってきて胸が苦しくなりました。
またガリレオシリーズが発売されるんですね~
東野さんの作品は、どう~もあまり読む気にならないのですが(汗)、これは読んでみたいです!!
実は、私は先に原作を読んでいる派で、結末を知ってるんですが、それでも今、ものすごく楽しみにしています(友達からは、さんざん『つまらなくなるから、読まないほうがいい』と言われましたが 笑)。原作も面白いので、是非読んでみるといいですよ。
ガリレオシリーズの新刊が出るのは知りませんでした。。。また買いに行こうっと(笑)
映画を見たら、また感想書きに来ま~す♪
由香さんは原作を読んでらっしゃるんですよね。
んで、あまりお好きではないと・・・
でもそれを「面白かった」と言わしめたのは、やはり堤真一の演技によるところが大きかったんでしょうね!
真実が暴かれていくところは、本当に切なかったです。
新刊、楽しみですね~!
私も「読んでから見る」派です
コレも読んでから見たかったのですが、今「レッド・クリフ」の原作の「三国志」を読んでる最中で(あなんせ8巻もある・・・)、
こっちまで読む余裕がなかったんですよぉ・・・
もし原作を読んでいたら、感想も変わっていたかもしれないけれど、
面白かったです、期待以上でした。
(っていうか、福山見たさで行ったので、ストーリーはあんまり期待してなかったんです)
この原作、新刊共に、今読む気満々でいます
是非見てみてください。そしてまた感想を聞かせて下さいね~
私はドラマは未見で,小説も,「容疑者X」だけ読んでます。
だからイケメン・ガリレオには何の思い入れもなく
自分の記事でも堤さんの演技ばかりベタホメしちゃったわ・・・
福山さんはかすんじゃったかも・・・ごめんね福山さん。
でも原作も,石神がメインキャラに書かれてたから
映画もそうなる宿命だったように思いました。
・・・ドラマも面白そうですね!
「ファンです」って胸を張って言えるほどのモンじゃないです・・・
ただ顔が好みなので・・・
堤さんの演技には圧倒されました。
主役を食っちゃってましたね。
ラストの号泣シーンは胸を締め付けられるようだったし。
ドラマの方は軽~いノリなので、お時間のある時に気軽にどうぞ、って感じです。
わかったときは、悲しかったです・・。
同じく、トリックの方は言われてやっと、あ~そうだったんだ~!でした。
推理的な部分と人間ドラマと、どちらもうまく
入っていて、面白い映画だったです。
堤真一、松雪泰子がこの映画では主演っぽかったので、テレビ版での主演二人が霞みがちでしたよね(^_^;)
でも、映画にするならそのくらい変化を
付けた方が面白くなるのかもしれないなって
思いました。全く同じで、豪華なゲストが出て
時間を長くしただけ・・・みたいな、つまらないテレビドラマの映画化ってのが多いように思うので、これはそうじゃなかったところで
成功したのかなって思います。
こでまりさん、福山ファンなんですね^^
私は声が好きなので、あの声で耳元でなにか
ささやいてもらいたいです~~~~(笑)
確かに最近のTVからの映画って、2時間ドラマとどこが違うの??っていうものも多いですが、
これは違いましたね。
見ごたえがありました。
柴咲コウもすっかりかすんでしまって・・・
やはり堤真一の演技によるところが大きいと思います。
メルさんは、福山の声が好きでしたか~!
私は声もいいけど、顔の方が好きなんです。
だからほとんど目の保養の為に映画館に出向いたというのが本音で・・・
でも耳元で囁いてもらうのもいいわ・・・