★今週のワンピース（18号 / 第580話 終戦）

ついにシャンクスが乗り込んで来た先週。
戦争は一応の終結を見るのでしょうか・・・



ガープじいちゃん、シャンクスを見て顔がピクピクひきつります。

　赤髪ィ!!?　ルフィを海賊の道に引きずり込んだ男！

センゴクは無言・・・。
マリンフォードはシャンクスの登場でまた衝撃が走ります。

　赤髪海賊団だァ～～～～!!!

海軍はシャンクスのいる位置の情報を持っていただけに驚きを隠せません。

　“四皇”カイドウとの小競り合いはつい昨日の事、その当人がもうここに・・・!!?

シャンクスはルフィが落としていった麦わら帽子を拾うと、

　バギー!!

とバギーに向かって麦わら帽子を投げました。それをキャッチしたバギー、

　ん!!?

　そいつをルフィに!!

　“麦わら”!!?

　お前にあげたい宝の地図があるんだが。

　ホントかオイ!!　待ってろ、今届ける！

バギーったら相変わらずですね、もう・・・（汗）
するとラッキー・ルウが、

　お頭ァ、10年振りのルフィだぞ、一目見ておかねェのか!?

するとシャンクスは、

　一目・・・会いてェなァ・・・

と懐かしそうに昔の事を思い出します。

　≪　この帽子をお前に預ける　≫


一方ルフィを乗せた潜水艦ではベポがローに向かって、

　キャプテン！“四皇”珍しいけど早く扉閉めて!!

ローは扉を開けて空を見ていますよ。

　ああ・・・待て、何か飛んで来る！

するとローの手元にはルフィの麦わら帽子が。
そしてシャンクスは帽子が渡ったのを見ると、

　だが・・・

　≪　いつかきっと返しに来い、立派な海賊になってな。　≫

　今会ったら・・・約束が違うもんな、ルフィ・・・。

カッコいいねぇ、シャンクス！
潜水艦の医務室ではルフィとジンベエがベッドに寝かされ手当てを受けています。
怒り狂ったのは赤犬。

　おどれ、“赤髪”・・・!!　ドラゴンの息子を・・・!!

青キジが、

　“氷河時代（アイスエイジ）”!!

ローを逃すまいと海を凍らせていきます。ルウが慌てて、

　潜水艦が狙われた!!　海面が凍るぞォ!!

ですが海中に潜ったローの艇は危機一髪で逃れました。それを見たベックマン、

　しまった・・・まだやる気があったか・・・

次は黄猿です。

　“八尺瓊勾玉（やさかにのまがたま）”

そう言うと、無数のビームが海中に向かって放たれます！

　うわああああ～～～っ!!　当たる～～!!　全速力だ!!　海底へ!!

ビームを放った後帆の上に立つ黄猿・・・。海面は静かになっています・・・。海賊達は、

　くそ・・・最後の最後まで!!

　・・・!!　当たってねェだろうな・・・エースの弟ォ～～!!　ジンベエ!!

黄猿は、

　―これでまだ生きてたらァ・・・あいつらァ運が良かったんだと諦めるしかないねェ・・・!!

赤犬も青キジも無言です。
一方こちらの軍艦では、

　急ぐのじゃ!!　潜水艦を追え!!

　追うったって海底ですし、今の大将達の攻撃を回避できたとはとても・・・

もちろんこれはハンコックです。

　いいえ・・・必ず生きておる・・・!!
　よいな！わらわは“七武海”として“麦わらのルフィ”を必ず追い仕留めると軍に報告するのじゃ!!

といつもの見下しポーズて海兵に指示します。

　は・・・はい
　しかしどこをどう追っていいやら・・・!!

　ともかく進め!!

　はーァ!!　無茶だけど美しい・・・


そしてこちらはシャンクスとバギー。

　宝の地図はウソだと!?　てめェェ!!!

　とっさだったんだ、―バギー・・・久しぶりだな。

　ナニが久しぶりだァ!!　おれァてめェに恨みさえある事を忘れんな、シャンクス!!
　このおれ様をタダで使いやがって!!

それを見た囚人達・・・

　・・・見たか・・・

　・・・見た。

　“四皇”赤髪にあの態度・・・!!

　キャプテン・バギー・・・!!　おれ達アンタに一生・・・!!　ついてゆきます!!

囚人達の頭上には天使が舞い降り、囚人達は祈る様に手を組んで涙まで流してますぅ～
もう、笑っちゃうよねー！
でもそこでバギーは考えます。

　≪　―だが待てよ・・・こいつらと一緒にいりゃあ安全にこの島を抜けられるぞ!!?　≫


マルコはシャンクスのそばに来ると、

　赤髪・・・!!

　マルコ・・・これ以上応戦するな。大人しく手を引け。


そして・・・

　鷹の目!!　どこへ行く!!

　・・・。

ミホークは海兵達に背を向け去るところです。

　“白ひげ”と戦う事は承諾したが“赤髪”は協定の範囲外だ・・・

シャンクスとミホークは戦友（？）の様ですから、無理もないのかな。
シャンクス達は海軍の方へ向かって歩きながら、

　―これ以上を欲しても両軍被害は無益に拡大する一方だ・・・!!
　まだ暴れ足りねェ奴がいるのなら・・・

 来い・・・!!　おれ達が相手をしてやる!!　　　ドン!!

そこには赤髪海賊団の面々が・・・！こう揃うと壮観ですね。山賊に捕まったルフィを助けた時を思い出します。
ヤソップもちゃんといますよ。
それを聞いてどよめく海軍・・・。シャンクスは、

　どうだ、ティーチ・・・!!　―いや・・・“黒ひげ”・・・

シャンクスの右目の傷が疼きます・・・

　・・・ゼハハハ、やめとこう・・・!!　欲しいも物は手に入れたんだ、お前らと戦うにゃあ―まだ時期が早ェ・・・!!
　ゼハハハ・・・行くぞ野郎共!!

そう言ってセンゴクに背中を向け去っていきます。無言で見送るセンゴク・・・。
シャンクスは言います。

　全員―この場はおれの顔を立てて貰おう。

逝ってしまったエースと白ひげ・・・
白ひげ海賊団の面々は止まらぬ涙をぬぐい・・・
モモンガ、つるさん、たしぎ、ヒナ、スモーカー・・・シャボンディ諸島の人々・・・
海軍の巨人族・・・ドフラミンゴ・・・気を失ったままのコビー・・・
倒れているオーズJr・・・モリア・・・戦桃丸とパシフィスタ・・・くま・・・
クロコダイル・・・青キジ・・・黄猿・・・赤犬・・・
誰もが無言です・・・。シャンクスが言います。

　“白ひげ”“エース”2人の弔いはおれ達に任せて貰う。
　戦いの映像は世に発信されていたんだ・・・!!　これ以上そいつらの死を晒す様なマネはさせない!!

センゴクのそばにいた海兵がいきり立ちます。

　何を!!?　この2人の首を晒してこそ、海軍の勝鬨（かちどき）は上がるのだ!!

ですがセンゴクは、

　構わん!!

　元帥殿・・・!!?

センゴクはシャンクスに向かい、

　お前なら・・・いい。赤髪・・・責任は私が取る。

　すまん。

センゴクは海兵達に向かい、

　負傷者の手当てを急げ・・・!!
　戦争は・・・!!　終わりだァ!!!　　　ドン!!



　　　　　　―かくして“大海賊時代”開幕以来最大の戦い“マリンフォード頂上戦争”はここに幕を閉じ―
　　　　　　歴史に深く刻まれる―





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　To be conrinued・・・





シャンクスの登場で一応の幕引きとなりましたが・・・。
センゴクもシャンクスには一目置いているんですね。
この後はどういう方向へ向かっていくのか・・・ルフィのその後が描かれるんでしょうか。
海賊、海軍双方ともかなりのダメージを受け、復興(?)後からの話になるんでしょうかねー。
来週が待ち遠しいですが、来週は休載ですぅ～



　　　　今週の尾田っちの巻末の一言

　　　　　　あんなエロい表情になるとは聞いてなかったけど、予約殺到らしいマウスパッド。


　　　　　　　知ってるーっ!!　ナミとロビンのマウスパッドよね！
　　　　　　　「うっふん」的な表情してるやつ！確かにエロいわ・・・。見てこっちが恥ずかしくなっちゃったモン・・・