「ナイト・オブ・ザ・スカイ」(１１４）

飛行シーンと青空は良かったんだけどなぁ～・・・



’０５　フランス　１００分
監督・・・ジェラール・ピレス
出演・・・ブノワ・マジメル　クロビス・コルニアック　ジェラルディン・ペラス


イギリスの航空ショーでフランスの戦闘機ミラージュ2000が姿を消す。すぐにマルシェリ大尉（ブノワ・マジメル）とヴァロワ大尉（クロヴィス・コルニアック）は捜査を開始。旅客機の下に隠れて飛行中のミラージュ2000を発見するが、戦闘機は彼らを攻撃する体制に入る・・・


（　ちょっとネタバレしてます。ご注意を　）





最初の出来事に隠されている陰謀ってのが、武器を売るために、軍人を退役させ、
その軍人にアメリカとの武器売買のためのレースに参加させる。

その時に死んでしまえばそれっきり・・・
成功すれば、軍人に戻れる。

もし失敗したとしても、元軍人だから、政府に責任はナシ。

んで、そこへテロリスト（なのかな？）のスパイも絡んでくる・・・


フランス空軍が全面協力して、
本物のミラージュ2000にカメラを搭載して撮った映像だけあって、
飛行映像は素晴らしいものがあります　

素晴らしすぎて、グルグル回ったりするシーンでは、途中、目が回りそうになることも
乗り物に弱い人には、危険かもよ・・・


映像は良かったんだけど、ストーリーがねぇ・・・

あの長官（だったっけか・・・）は、結局何がしたかったんだ・・・？？
武器を売りたかっただけ？　それとも、本当に寝返っちゃったのか・・・？

あの女官僚とのラブ・ストーリーもなくても良かったんじゃ・・・
ちょっと不自然な感じがしました。

でも、100分と短めな映画なので、飛行映像と青空を堪能するには、
とてもいい一本だと思います。


なんか、最近、武器売買の映画を見ることが多いなぁ・・・
「ロード・オブ・ウォー」を見てから、『武器商人』といういうのがなんか気になっちゃって・・・


　　　　　　　　　　　　　　過去の鑑賞作品はこちら　　一覧