優しさ研究所

来た人が優しい気持ちになれるようなブログを目指します。
思ったことがあったら、気軽にコメントくださいね♪

モラルと法律の関係

2005年11月07日 | その他
自分が専攻している比較法文化論では、主に地域ごとの法の起源・歴史を研究しています。

今でも「法律=モラル」だと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、昔はまさにその構図どおりだったんですよね。
たとえ法律に書かれていないことでも、人道的に間違っていると思われることをすれば厳しく罰せられたり、村八分みたいになったりしていたわけです。

現代では「罪刑法定主義」といって、法律に書かれている理由でしか罰せられることはなくなりました。
これはこれで、市民の安定した生活(不意打ちで逮捕されるということがないように)のためには重要なシステムなのですが、だからといって「法律に書いてない=やっていい」と解釈してはいけないと思うんです。

その最たる例が迷惑行為ですよね。
自分はそういう行為を規制しろとは言いませんが、個々人のモラルによって各々を戒めていくことが必要なのではないかと思います。

「法律を作ってまで規制しなくてはいけないほど、私たちのモラルは落ちてはいない」
そう信じたいです。


さて、明日は面接‥‥がんばってきますね♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿