優しさ研究所

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人を信じる“優しさ”

2005年05月16日 | “優しさ”総論
gooブログ内にて「優しさ」で検索をかけて、出てきたブログを読み漁るのがとても楽しいです。
それだけで優しい気持ちになりますし、自分がエントリーを書く原動力にもなってくれますね。

今日はその中で特に印象に残ったサイトを紹介します。
「○○ girls talk ○○」様のエントリーを読んだことが、まさに今回のエントリーのきっかけにもなりました。
「針鼠のジレンマ~トラカレと私~」様のエントリーは、まさに自分の言いたいことを言ってくれていると強い共感を抱きました。

さて、たしかに人を信じるというのは、ひどく脆いことのように思えます。
相手が裏切れば、それで終わりじゃないか、という具合で。
しかも、主観的な問題なので、「ただの自己満足だ」という風に言われてしまうこともあるでしょう。

しかし、主観的であるからこそ、自分は“信じる”ということがとても強いものなんじゃないかと思うんです。
自分の好きな小説に「十二国記」という本があるのですが、その中に、“信じる”ということについての非常に鋭いセリフがあります。

「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしの何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい」(十二国記「月の影 影の海(下)」より)

自分が初めて十二国記を知ったのはNHKでアニメが放映されていたからなんですが、そのときにこの主人公のセリフを聞いて、衝撃を受けました。
それまで、「正直者はバカをみる」というイメージしかなくて、自分を含め正直な人は損ばっかりしているというネガティブな思考しかなかったんです。
でもこのセリフを聞いてよく考えてみたら、自分は絶対に人を信じない側には回りたくないという気持ちを持っていることに気付きました。
悪い結果になるとしても、人を信じた末の結果だったらそれは仕方ないと諦めることができると思うわけですね。
本当にすごいセリフだと思います。

たとえいくら裏切られて騙されても、むしろ裏切られれば裏切られるほど、騙す側にはならないという決意を強固なものにし、人を信じることができるような人間。
そういう人に、私はなりたい。


ということで、今日は十二国記の布教活動エントリーでした(笑)

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4 コメント

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ありがとうございます (ゆうこ)
2005-05-17 16:43:27
girls talkのゆうこです。トラックバックありがとうございました。私も、いつも「信じる」ということをそのまましてしまって、バカをみてしまうことが多い気がします。でも、私も、傷つけるくらいなら自分が傷ついたほうがいい、というのが正直な気持ちです。人を裏切ってまで得たいものって何だろう。裏切るくらいなら、裏切られたほうがいい。人を傷つけることで負う罪悪感ってすごくしんどいと思います。

十二国記すごく共感しました。心に刻んでおきます。

また遊びにきてくださいね!

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どうもです☆ (こちゅ)
2005-05-18 02:23:33
こちらこそ、良いエントリーを読ませていただき、いい刺激になりました♪

お金とかの目先の利益に捕らわれて人を騙すようなことをする人が多いですが、それはとっても悲しいことですよね‥‥



もちろん、マイリンクに登録させていただいたので、ヒマを見てはまた覗かせていただきますね~(*´▽`*)
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トラックバックありがとうございます (J)
2005-05-19 00:24:26
遅くなりましたが、こちらからもトラックバックさせて頂きました。

「優しさ」で検索をかけてブログを読むというこちゅさんに感激しました。なかなか他人にも自分にも優しくなれなかったりするのが現実ですが、思いやりを常に心のどこかに置いて人と接するだけで違ってくるものだと思っています。

これからも優しさのかけらを沢山発信して下さいね。
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がんばります♪ (こちゅ)
2005-05-19 18:38:49
応援ありがとうございます~☆

1人でも多くの人に“優しさ”について考える機会を与えることができればと思っているのですが、やっぱりここだけではなかなか大変です。

ここを見て、協力してくれる人が出てきてくれれば、きっと大きな輪を作ることができると思っています。



トラックバックありがとうございました♪

また気が向いたら覗いてくださいね~(*´▽`*)
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