こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

オープン・ウォーター (2004)

2006年04月14日 | ひょえーMovie

こっちゃんポイント ★

鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 79分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開
(ムービーアイ・エンタテインメント)
初公開年月 2005/06/25
ジャンル サスペンス/アドベンチャー/ドラマ

仕事熱心なダニエルとスーザンは、ようやくまとまった休暇を取り、カリブ海に向かった。だが、せっかくのバカンスにも関わらず、夫妻は仕事を忘れることができない。互いへの愛情が冷めたわけではなかったが、仕事に追われるうちに距離ができ、今の2人はそれを埋めるきっかけを失っていた。そんななか、夫妻はダイビングを満喫する。だが、スタッフの単純ミスで、夫妻が海面に上がってきた時、そこには2人を乗せてきたボートの姿がなく…。

 

(goo映画より抜粋)

(´-ω-`) むむむっ!カリブ海、二人ぼっち。

なになに?「最も怖い実話。」「SAW(ソウ)を超える戦慄!」だって????
ソウなのか・・・。(ダジャレ) (¬д¬。) シラーーーッ

こっちゃんの感想は★★★★★ばかりの連発なので、
「どーせそれしか無いんだろ?」と、お思ひの方も多いかもしれません。

ところが案外そうでもなかったりします。

もちろん他の方のブログ等で、色んな映画の感想を拝読させて頂き、「あ、自分はやっぱり甘いな」と気付く機会も非常に多いわけで。当然ながらそのあたりもシッカリと認識しているつもりではあります。

ただ、中には人がどう言おうと、どうしてもこっちゃんの肌に合わない映画もあるわけでして。
この映画「オープン・ウォーター」が正にソレにあたります。

スキか?キライか?で言うと、「嫌い」です。この映画。

一応普段は、なるべく自分に合わない映画の感想は観ても記事にしないか、後回しにしているんです。それが「1個感想」の少ない理由のひとつでもあります。ただし、試写会や映画館で観た映画は評価に関係なく記事にしますけどね。

とにかく、この映画「オープン・ウォーター」もそういう理由で後回しになってしまった作品でした。
つまりこの映画を観たのは随分前というコトになります。ほぼ3週間前ってトコでしょうか?

しかしもって、その時のイヤ~~~な気分はいまだに心の底の方でモヤモヤと燻(くすぶ)っているかのようです。
かなりの長期間に亘(わた)るモヤモヤ祭り開催中です。
非常に長く尾を引く不快感を伴うモヤモヤです。
実話と聞いてもっとモヤモヤです。

実はそのモヤモヤ感。あろうことか この「オープン・ウォーター」を観たその日の夕食メニューにすら、大きな影響を与えることとなったほど。

これはチョット!大事件ッ!何しろ、我が家の食事にまで影響を与えたんですから!

一緒に観たくまたんは「餃子が食べれない」と言い出し、こっちゃんは「フカヒレ・スープ」を口にしたくない気分に陥いる始末。あ!フカヒレはメニューに入ってなかったっけ、くまたん?( ̄∀ ̄*)・・・マ、イイヤ。

とにかくそういう意味でこの映画は、少なくてもこっちゃん家にとって「衝撃作」であり「問題作」でした。もっとも気分的にってコトですけど。でも、ホントそうだったんです。

「楽しむ」って言うなら「SAW(ソウ)」の方がよっぽど楽しめますよ、きっと。あちらもイヤ~~~な気分になりますけど、後に残る感覚はこの「オープン・ウォーター」とは微妙に違う気がします。
上手く言えないんですけどね。

こっちに比べたら「SAW(ソウ)」の方が、まだ「お気楽ソウ」っていうか、「笑って済ませソウ」っていうか、ソウいう感じみたいな。ソウなんです。(懲りずにダジャレ連発中)

何よりこの映画は、「こんなの観せて、どーせぃっちゅーんじゃ?」「何が言いたかったんじゃ!」的な最悪な気分にさせられちゃうような〆(しめ)が最後にやってきます。この手の映画では最近味わっていなかった最悪な気分ですね。

そりゃ、「こういうパターンの映画を今まで一度も観てなかった」とは言いませんが、最近こういうパターンを楽しめるほど”打たれ強く”はないのですよ。実に堪(こた)えました。

ガイド・スタッフの人数の数え間違いによって、だだっ広い海のど真ん中に置き去りにされる二人。
誰も助けてはくれないというお話。海外ツアーなんかの”いい加減”さは話に聞いたりしますけど、ソレをそのまま題材に撮ったような映画です。

画像もあえて狙ったかのような荒さ。そして、どこかドキュメンタリー風のタッチ。
そんな映像を観せられながら、「この二人は助かるのか?この最悪のバカンスから脱出し、無事家に帰ることが出来るのか?」と、最後までそのヘンを見守りながら観ることにはなるのですが・・・。

え?そんな最後?これで本当に終わっちゃったの?という感じです。
いったい今後どんな心境の時にこの「オープン・ウォーター」をまた観たくなるというのでしょうか?
まあ、こっちゃんは当面そんな気分にはならないような気がします。

これを「実話」と聞いても、何とも言葉に詰まってしまいますしね。
海外でボート・ダイビングなんかの経験があるダイバーさんなら、きっと震え上がるお話だとは思いますが。

この映画「オープン・ウォーター」。
本物のサメをおびき寄せ、その上CG、スタントなしでの撮影ということで、低予算ながらかなり気合の入った映画とはなっています。

ただ、こっちゃんにとっては「怖さ」そのものよりも「不快感」だけを残す映画となってしまいました。
それは決して「楽しい」には結びつかない感覚です。
あくまで個人的な感覚ですが。

これを”サスペンス”や”アドベンチャー”ではなく、”ホラー”として受け止めるならば
まだ「あり」とも思えますが、
だとしてもかなり”タチの悪いホラー”としての覚悟は必要な映画ですね。

 

《2006.08.16記事一部改訂》

【作品】オープン・ウォーター

 



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あぁ、これね~ (かるろぐの森(?))
2006-04-14 19:39:14
単館系の上映では結構話題になってた一作だよねぇ~。

自分は観てないから何とも言えないけど、DVDで観てみっかな。



そんなに嫌なあと味かい?

せめてギョーザぐらいは食わしておくれ。
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どんなに (m52387177)
2006-04-14 21:40:15
気持ち悪い映画でも、怖い映画でも食欲だけは衰えないおいらなので、DVDになったらためしに餃子チャレンジしてみるかな?

うっふ~ん(o^-^o) ウフッ
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ソウ!ソウ! (miyu)
2006-04-14 22:04:03
普段甘~いこっちゃんだからこそ

辛口なこっちゃんのれびゅーを読むと

その映画が観たくなっちゃう天邪鬼なmiyuです

でも未だにこっちゃん★1つ作品を観てない事に

気付きました

本物のサメをおびき寄せたって。。。
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気持ち割ると言うよりも (くまたん)
2006-04-15 00:53:42
不快過ぎました。

くまたんも仕事上結構ワイルドでも食べますが・・・

色々な意味で不快なんです。見て味噌・・・・mさん

KAZさん、観た後餃子、ハンバーグ行ってください。
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こちゃくま組が (はんな)
2006-04-15 01:04:44
不快なら、はんなには無理ですワ~。

久々の★1ですね。



餃子は美味しいところ知ってまーす。

でも、ヒ・ミ・ツ。
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盛り下がりました。 (【お返事】こっちゃん)
2006-04-15 01:39:45
▼かるろぐの森さんへ

ぜひDVDでどーぞ♪

って「♪」つけるほど楽しい映画じゃあありません

不快感絶好調な映画ですよ。

観る人によっては「ホラーより怖い」言うてる人います。

かずさんは、ソコソコイケるんちゃう?



▼mさんへ

気持ち悪いとかじゃあないんだよねー

とにかく救いようのない映画です。

同じようなシーンが延々と続きそして最後にあんな結末が・・・。

もっとやりようがあったとは思うのですけどねぇ。

ギョーザはこの映画に出てきたワケじゃないんだけど

なんとなく食べれない気分になります



▼miyuさんへ

そうなんですよね~

実はこっちゃん結構ダメな映画もあるんですよ。

紹介してないだけで。

普段なるべく好きな映画を優先的にご紹介してますので。

これ、逆に興味出ちゃいましたか?

一回は観ても良いと思います。

楽しめると良いのですが。。。



▼くまたんえ

くまたんは想像力も豊かだからね。

だから余計に食べれなくなっちゃったんだよね。

気分的には最悪だよねこれ。

まさかこんな話と思わなかったモンね。

こんな話と知ってたらきっと観なかったよね~

せっかくの休日だったのに・・・



▼はんなさんへ

こちゃくま組、ひさびさの惨敗。

★1個です。

たぶんもう観ない映画だと思うなぁ

時間を割いてまでこんなイヤ~な気分を味わいたくはないんです。

これなら普通のホラーの方が楽しめるってもんですよ。

どこまでも救いようのないお話でした・・・
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観たぜ~~ (かぶ)
2006-08-03 00:56:18
ん~ん、後味の悪さは期待どうりだったねぇ。( ̄∀ ̄)



でも、これは恐いわ~~。

立て続けに恐いもの映画でトラバするデス~。
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▼かぶさんへ (【お返事】こっちゃん)
2006-08-03 10:51:34
あなた、後味の悪さを期待してたの?

まあ。( ̄∀ ̄)



生々しいこわさがあるよね。



海版「ブレアウィッチ・プロジェクト」みたいな感じもした。

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わお! (kuu)
2006-08-12 09:24:21
1点だなんて、ほんと、珍しいね~~。でも、その気持ち、よく分かるわ。私も、見た後、すごく嫌な気持ちになりました。

こんな結末だったなんてねーーー。

彼らの心細さや、恐怖心や、痛さを自分で、追体験してしまうような映画でした(T_T)

私だったら、いっそひと思いに、足の先から頭の先まで一口でいって欲しいよーーー。

でも、この映画を見た後でも、元気に餃子でも、フカの姿煮でも食べれます!おごって頂戴~~
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▼kuuさんへ (【お返事】こっちゃん)
2006-08-12 10:10:08
う~ん。

ただ怖いって言う点は大いに評価できますが、

どーも釈然としない不快感が残るんですよね。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のときもそうでした。

これを観てもフカヒレや餃子を食べれるkuuさんは

さすがですね。

でもおごりません
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