こっちゃんポイント ★★★★★
(いかしたドキュメンタリー大賞)
鑑賞環境
試写会
上映時間 86 分 製作国 フランス 公開情報 ギャガ・コミュニケーションズ 初公開年月 2005/07/16 ジャンル ドキュメンタリー
南極に冬がやってくる3月、多くの生き物たちが暖かさを求めて北へ移動する中、逆に南へと旅を始めるものたちがいた。ペンギンの仲間の中でもっとも大きい、皇帝ペンギンたちだった・・・・・。
(goo映画より抜粋)
ドキュメンタリー映画ではじめて泣きました。スゴイ!スゴすぎですっ!なんという過酷な運命を、彼らの祖先は選んだのでしょうか!オープニングの南極の風景をカメラが捕らえるシーンで、この作品に早くも引き込まれてしまいました。
一面氷に囲まれた白い世界が目の前に広がり、この映画の可愛らしいテーマソングが流れます。そこはあまりに美しくそして厳しい寒さに包まれた世界。夏でも暖かいとはいえないこの土地に訪れる冬。その気温はなんとマイナス40℃にも達します。
この物語はそんな極寒の地で卵を孵化させ、生まれたヒナを育てるオスとメスの皇帝ペンギンの感動的なドキュメンタリー・ドラマでした。
それにしても、なんて感動的なシーンの連続なのでしょう。
8,880時間にも及ぶ撮影の中から映像を選りすぐり、わずか86分のドラマに収めた監督とそのスタッフの素晴らしい仕事振りに心から拍手です。
長い長い列を作り”子育ての地”を目指す皇帝ペンギンたち。安住の地にたどり着いた”彼”や”彼女”はそこで求愛をはじめます。皇帝ペンギンがパートナーに選ぶ相手はただ1羽。一回の交尾で生まれる卵はたった1個なのだそうです。
卵を外の寒さや嵐から守ろうと足の上に乗せ、羽毛でくるむオス。大切に大切に卵を守ります。産卵直後で体力を失うも、すぐに100km近くも離れた海へエサを捕りに向かうメス。足取りは頼りない。そして残されたオスは120日間もの間の絶食と、時速250キロのブリザードにひたすら耐えるのです。
ただ自分のパートナーの帰りを信じて待つのみ。
疲労と体力の限界ギリギリにようやく戻ってきたメスの姿に、喜びの声を上げるオスたち。背中を向け、固まって暖をとっていた黒いオスの集まりは、次々と振り向きます。
あああっ!何て感動的なんでしょう!
この皇帝ペンギンたちの生命は常にギリギリのところで繋がって行きます。だからこそ感動的。 しかしその一方で残酷なシーンも目にさせられます。
列からはぐれて孤独な死を迎える仲間。
卵を守りきれず命の火を消してしまった母親。
海で外敵の餌食になってしまうメス。
せっかく孵化したヒナを襲う大きな鳥。
直接残酷な映像としては見せませんが、それでも目を背けたくなるような光景です。それにしても、我が子を凍死させてしまい取り乱す母ペンギンがいるのには驚きました。そんな場面までまでカメラは捉えているのです。残酷ではありますがこれも自然な姿なのですね。
それでも「彼ら」はこの土地で命を繋ぐコトを選びます。
この映画に人間は一切せずただひたすら皇帝ペンギンのみ。
しかし、観ているうちにこのペンギンたちから何か大切なものを教わります。
言葉に出来ない寒さの中で”暖”を譲り合う姿や、自分の命をかけて我が子を守り、パートナーを待つち続けるペンギンたちの姿に心打たれます。
もともと人間が持っているはずなのに無くしかけている”何か”を再び心に蘇らせてくれますね。
今回の試写会は、日本語吹き替え版での上映でした。吹替えナレーションは「世界の中心で、愛をさけぶ」の大沢たかおと、ドラマやCMの石田ひかり、それとTVドラマ「あいくるしい」で話題になった子役の神木隆之介クンの3人。
夏向きの涼しさ満点の映画です。
グレーの羽毛ふさふさのヒナちゃんはお家で飼いたくなるほどの可愛いらしさです。
・・・もちろん そんなことしませんけど。
《2006.07.12記事一部改訂》
あぁ・・ご覧になったのですね。「皇帝ペンギン」
私は予告編で涙しました。
まだ見ていないので、ブログの内容は
ざっとしか読めませんでした・・うぅ。
私も映画好きなので、ちょくちょく
来ますね~
ヲイラも連れてってくれればいいのに(え?
動物モノや子供系?の映画ってなぜか泣ける…
涙腺ゆるゆるなヲイラにはツライ映画かも?(汗
ペンギン欲しいな…。
(。・w・。 ) ププッ
でもいいな、早く観れて。
公開になったら、多分3回は観に行くと思うよ。
あぁ、いかん。今からもう涙が・・・
・・・って、ウソ
殿様ペンギンKaz.
あの予告を見ていいなぁって思った人の
期待を裏切らない良作です!
ぜひ映画館へ足を運んで見てください。
損なしですよ
またいつでも遊びに来てくださいネ
こっちゃん
これは観なくっちゃね。
それまで涙溜めておくわ。
↑殿様ガエルじゃなかったんだ、新発見。
しぃくんも動物モノ弱いの?
だったら、泣くよコレ。
ハンカチ忘れないでね~。
こっちゃん
DVDも予約だなっ!
サントラも欲しいよぉ~♪
いひひ
うそ鳴きペンギンめぇ~っ!
こっちゃんペンギン
これならペンギンも好きになるわ。
可愛らしくてたくましい。
観てよかった映画です。
かずろぐさんはウソ臭いペンギンだね
やんなっちゃうなぁ~、もう。
こっちゃん
フランスでは「ディープ・ブルー」をこえた興行成績ってうたい文句しか知りませんでしたよ。
憶えておきましょう。
ちなみにペンギンに触ったことあります。
全然関係ないけど(笑)
結構硬かったです。
触ったんかい。いいなぁ
この作品は、ディープ・ブルーを超えましたね
って、何でも比較すれば良いってもんじゃないけどねぇ
感動がありますよ、ここには。
DVDで何度も繰り返し見たい素敵なシーンが一杯詰まってます。
生物学的にも、相当貴重な映画だと思いますヨ
こっちゃん・ぶるー