こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境 試写会 上映時間 103分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (FOX) 初公開年月 2006/07/15 ジャンル ドラマ/コメディ
華やかでお洒落なニューヨークのキャリア・ウーマン:メレディス(サラ・ジェシカ・パーカー)にとって、スタイリッシュなピン・ヒールとテーラード・スーツは積み上げてきたキャリアの証。エグゼクティブとして成功を収めている彼のエヴェレット(ダーモット・マローニー)は、誰もが羨む最高の恋人。全ては”理想”に近づいていた---そう、彼の家族に会うまでは・・・。初めて招待された彼の両親の家で、、ストーン家の人々に溶け込もうとすればするほど空回りしてしまうメレディス。しかし、そこには彼女が知らない家族の真実と、”理想”とは違う”本物”の愛情が隠されていた---。
(作品資料より抜粋)
”理想”に辿り着くことだけが”幸せ”とは限らないのね~。(*´ー`*)うんうん♫
というわけで、サラ・ジェシカ・パーカーが
ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされて話題となったというこの作品。
これはいかにも女性にウケそうなお話です。
もちろん、オトコでもOK、OK!こっちゃんも楽しめました。
家族に「恋人」を初めて紹介する長男坊。そしてその恋人。((((>ω<))))ウーンドキドキダ~
そんな日をクリスマスにぶつけてくるあたりが、如何にも洋風と思えたりしますが、
恋人を家族に紹介するというこのシチュエーションとしては日本でも十分あり得ることで。
それだけに面白可笑しく観ることができましたねぇ。
プレゼントの買い物中もケータイを離さないほどバリバリキャリア・ウーマンの彼女が、
果たしてカレシの家族と上手く行くのか?というところが見ものなのですが、
これが予想通りに上手く運ばない。(笑)
到着前までいろんな噂話などで盛り上がった家族一同は、
メレディスの到着を快く受け入れようとまずは笑顔でご挨拶。
しかし、メレディスの我ままとも取れるいきなりの寝室騒動で、
一家の妹を到着初日からソファに寝かせる破目に遭わせてしまいます。
当然ながら妹は面白くない。
そして家族全員にもよろしくないイメージを与えてしまうワケでして。
初めて他人の、しかも恋人の家族に合うというのは、誰だってドキドキするものでしょ?
彼女にしてみれば、単身で敵陣に乗り込んで行くようなものです。
そこを汲み取って観ている側としては、
本来でいけばサラ演じるメレディスを応援したくなるところなのですが、これがね・・・。
どんな状況下でも、彼女はトコトンケッペキで頑固。そのくせ凹みやすい。
なんとも面倒な女性かも。(笑)
まあ、そんな姿が実にコミカルで歯がゆいワケであります。
「もっとさぁ、こう上手くやろうよ。折れるトコ折れてさ。」
そう言いたくなる気持ちを押し殺して観ているのですが、彼女はそういうやり方が出来ない女性。
もちろん、”彼女なり”に家族に「歩み寄ろう」「好かれたい」と思っているのは見て取れます。
でもねぇ・・・。
場の空気を読めないというか、読まないというか。(笑)
来て早々、不安通り窮地に追い込まれてしまった彼女。
今度はなんと家を飛び出し、一人でホテルにチェック・イン!
そして助っ人を呼ぶのですが、これがまた思わぬ結果を招く原因になっちゃうワケでして。
早いハナシが、もぅドタバタですわ。(笑)
ちなみに、その助っ人とはこの人↑。お目目パッチリ(ギョロ?)のクレア・デインズ。
サラ・ジェシカ・パーカーの妹役で登場です。
こっちゃん的にはこのクレアのキャスティングに上手さを感じましたね。
彼女が登場したお陰で、話に一気にハリが出ます。
あと、このストーン家の弟役のルーク・ウィルソン。
彼ってあの人の実弟だったんですね。
そうそう。あのバレーボールのウイルソンの...ってちゃうわ!┌(`Д´)ノ)゜∀゜ )ビシ!
そうじゃなくて、オーウェン・ウィルソンの、ね。
そう聞くとついお鼻に目が行ってしまいます。・・・・あ、曲がってない!(* ̄◎ ̄*)
(荒井)注:本作品には出演しておりましぇん。
あはは。(´∀`)
何だか、またまたお話逸れちゃいましたけど、このルーク・ウィルソンの役どころが結構ポイントです。
オープンな優しさがあるっていうか。ズタボロのサラを酒屋でフォロー。
これが実に良いトコを持って行くのですよ。
「アタシだって努力したのにぃぃぃいぃぃっ!」と訴えかけるサラに、
「努力なんてしなくて良いんだ。」、と。
これってタマリませんね。
最初はダラしないだけの弟かと思ってたけど、ここで一気に高感度UP!
ま、こんな弟のフォローすら予想通り美談で終わらず、
お陰でとんだ勘違いを家族に与えてしまうのですが。
結果的には、事態をより一層混乱させることに。(笑)
とにかく、このドタバタの組み上げ方が上手いです。
何気なく見たり聞いたりしてることが、ちゃんと後から効いて来る。
シリアスになっちゃうトコもあり、クスクス笑えちゃうトコもあり。
そんな中で、「幸せを掴むために”自分らしく”あることの大切さ」ということも
ちゃんと描かれてたりしてね。
実はちょっと悲しいこともあったりします。
そして、それが「家族の絆や真実の愛」に繋がって行くのです。
”理想”を追い求め、”理想”に破れ、”理想”を捨てる。
でも、その時にこそ見えてくる”真実”や”愛”が世の中にはあるのだと
気付かせてくれる良い映画でした。
サラ・ジェシカ・パーカーの奮闘ぶりはモチロン◎まるッ!
お父さま役のクレイグ・T・ネルソンの「ハッ!(☉д⊙)!」とした顔なんかも良かったですねぇ。
母親役のダイアン・キートンは、『恋愛適齢期』の時よりもさらに御歳を召されたように
感じてしまいましたが、余裕シャクシャクでこの物語の鍵を握る役を演じきってくれました。
ストーン家妹役のレイチェル・マクアダムスを観たのは、『きみに読む物語』以来ですが、
今回はちょっとだけイヤミな尖った役を好演です。 それがまた似合ってました。
この映画は全米では既に公開され、
あの『ラブ・アクチュアリー』を超える大ヒットを記録したらしいですね。
『ラブ・アク』と比べられちゃうのは多分、季節がクリスマスの時期だということと、
大勢の人がワチャワチャと出てきて、その誰もが主役みたいであることが一番の理由
なのだと思いますけど、別にこれを無理に『ラブ・アク』と比べる必要もないと思います。
偶然の出会いが絡んで、絡んで、というものでもありませんし。
この「幸せのポートレート」は、ストーリーの転がりっぷりを楽しむ映画ではないでしょうか。
登場人物のユニークなキャラクターを楽しみつつ、事の成り行きを見守るっていう具合が
丁度良いのかな、と。
結末のカタチを納得するかしないかは、観た人の感性が大きく左右するところだと思いますが、
こっちゃん的には「刀が収まるべき鞘(さや)に収まったね」という好印象。
リビングに飾られたクリスマス・ツリーを前に、
家族の笑顔と、壁に掛けられた写真が、ラストにほんわか暖かい気持ちにさせてくれます。
この物語の登場人物全員が、いつまでも愛の途絶えない素敵な家族になれたと思いますよ。
(*´ー`*)フフフ♫
《2006.08.30記事一部改訂》
お互いに予想してない展開になりがちですから。
そんな時我が道を行くのか、相手にとことん付き合うか..
そこで今後の力関係が決まったりしてね(笑)
こっちゃんはどうだったのかな?
なんか久しぶりにギャグが出ましたね。
オーウェン、応援かぁ~~。「あっ、もすもす」がイイよねぇ~。
っていうか、↑のあんびるさんのコメントが実感こもってるよねぇ~~。(σ・∀・)σ
・・・あっ、この映画興味ありありでんがな。
そりゃ~…o(;-_-;)oドキドキ♪でした。
これは結構気になってたんだけど、
こっちゃんの感想も上々だしなぁ~。
でも7月もなかなか映画のチョイスに悩みそうです。
おいらもDVDになるかもしれないけど、見ようかな?
うっふ~ん(o^-^o) ウフッ
観たいなあ。
「ハッ!(☉д⊙)!」っとした顔も観たいし。
何に「ハッ!(☉д⊙)!」っとしたんだろう。
こっちゃんレビューのギャグ炸裂で、どんなにこの映画が楽しかったかがわかります。
何度やってもなれないでしょうな~
私はピキピキに固まる自信がある!
そんな自信があってもの困るけど
映画おもしろそう
個人的には「サラ・ジェシカ・パーカー」
マシューの奥さんなんで、
ちょっとって感じだけど
作品は見たいかも~
確かに大変なことですねぇ・・・^^;
「もし印象悪くしたら?」「反対されたら?」「追い出されたら?」「塩まかれたら?」
と、気が気がじゃないですよねー。
こっちゃんの場合?(´∀`A マァ、イイジャナイデスカ...アハハ
▼かぶさんへ
ハッ!(☉д⊙)!ですよ。(笑)
そーだねー
最近、ギャグあまりやってなかったねー。
タルんでるか?
エヘヘヾ(´ε`*)ゝ
Anvilさん、何か想う所があるのでせうか?
かぶさんはこの道のプロでしょ?
▼miyuさんへ
おお。行きましたか?
でもmiyuさんなら好印象だったでしょ。
天然パワーで安泰、安泰。(笑)
7月公開の中では多分ジミな作品になっちゃうんだろうけど、
これはこっちゃんよりもmiyuさんの方が楽しめると思うよ。
良い映画でした~
▼mさんへ
いや、モト鞘じゃないんだよね。
本来、収まるべき鞘を見つけたって感じ。
ここがミソなんだね。
モト鞘にコダワルとこの映画の印象は悪くなっちゃうかもね。
あとはmくんの感性にお任せします。
▼km_achinさんへ
これね、もう結婚して子供もいる人なんかも、
「うんうん、わかるわかる」なんて
むしろ、昔を思い出すくらいの楽しみ方が出来ると思います。
派手な映画ではないですけど、
こんな幸せもありますよ、って映画じゃないかなぁ。
ハッ!(☉д⊙)!としたパパの顔をぜひ見てあげてください。
心の準備無しであんな場面に遭遇したら、
誰だってハッ!(☉д⊙)!となりますよ。(笑)
バカウケ・タイプの映画じゃないですけど楽しいんですよ♪
▼るさんへ
ピキピキですか・・・?(笑)
ロボット歩きで玄関入ったりしてね。
映画的には女性向き。
でも、この展開に納得出来ない人もいるでしょうねー。
くまたんは、ダメだったみたいですよ。
スカパー待ちかな?
kinoさんが機内で観たって言ってたね^^
サラとルークとダイアン・キートンが好きだから♪
何気にルークってオーウェンに似てるね^^
やっぱり細いお鼻???観たいわぁ~
でもミニシアターになっちゃいそうだからなぁ。
こっちゃんも楽しめたってことは楽しみじゃわ♡
MAYさん、注目の映画ですね。
そかーkinoさんが機内で観たって言ってたっけ。
これ日本での上映が遅れたのはなんか理由があったのかな?
ま、今から公開されれば、今年のクリスマスにはみんな
DVDで観れるから・・・
あ!そーゆーコトだったかー!
ルークはオーウェンにイマイチ似てないんだよね。
骨格が違うようにも見えるんだけど・・・
こっちゃんだけかな?
クリスマス映画だし、劇場公開はないな・・・と
思ったけど、けっこう大々的に公開されるのですね。
すごい豪華キャストだけど、ドタバタすぎて
ううーむ と思ったけど(吹き替えだったし)
こっちゃんの感想を呼んで もう一回観なおしたくなった!(笑)
ルークとオーウェンは似てないよねぇ。
オーウェンの方が弟に見える~。