こぶこぶたのまいにち~今日もやさしい風がふく

肺がんだけど明るく楽しい日々の暮らし、休眠療法での進行形の病気とのお付き合い記録をつづります。2年4ヶ月経ちました。

ばちがあたる~!

2007-07-13 23:21:57 | ふと考えたこと
子供のころから
なんか悪いことしたら
ぜったい「ばち」があたりました。


小さいとき、姉の大切にしてたカルタをこっそり見ようと
部屋からとってきて、階段下りようとしたら、
ぜったいいつも落ちました

他にもおかあさんにたてつくと
あとで痛い目にあいました

この年になっても
その考えがぬけません。

誰が私にそういうことをうえつけたのかなあ。
一緒に住んでたおばあちゃんには
よく叱られました。
2階でこそこそわるいことしてたら、
忍足であがってきて、いきなりドアをあけられて、
「地獄におちるぞ!」と説教されて泣いたことを覚えています。

昨日も気になることがあって、
ずっとそのことで悩んでいたら
左手の親指の爪をそいでしまいました
「やば!」
と、見たら、ぎりぎり薄い皮がのこっていて、
出血は免れました。
でも痛かった
自分がひとにしたことについて、
「わるいことだったか?あやまったほうがいいか?」ということを
考えていたので、
「うん、やっぱり謝れって言う天の声だわ」
と、思いました

子供にもつい、
「悪いことしたらばちがあたるで!」
と、言ってたら、
それを聞いたママ友達が笑っていました。

でも、その友だちは、
子供がいたずらしたときに
「こら!ばちがあたるで!」

「ふ~ん、そんなんこわないもん!」

と言った子供のうしろ頭を
げんこつでごん!となぐり、

「ほら、ばちがあたった!」

と、やってました・・・

でもこんな風にトラウマみたいになっちゃったのは私だけ?

みなさんはこういうことないですか?

悲しい現実に感じたこと

2007-07-02 09:14:20 | ふと考えたこと
同病の友だちが調子が悪いそうです。

先日、知り合いのご家族も力尽きてしまいました。

ここしばらくそんな話を聞いていました。

ちょっと気持もブルーでした。


自分は今はいい状態だけど、
いつかもっと深刻な状態になったら
こわくてたまらないだろうな・・・とか。


そういうことをあれこれ考えていたら、
前に自分の考えていたことをまた思い出しました。

私は子供のときから友だち関係や学校やらで
いろいろやっかいなトラブルがあったりして、
精神的にちょっとしたストレスを抱え込んでいました。

大人になってもそれがトラウマで友人関係に悩むことが多かったのです。

青い話ですが、「いなくなってしまいたいな」
と、考えたことも何回もありました^^;

でも、今の夫と結婚して、子供が生まれたとき
私の人生観が180度変わったのです。

人を信じる、感謝するという当たり前の喜びに気づきました。
そして、自分を愛する、信じるという大切なことにも。

そんなある日、私はがん告知されました。

あとどれくらい生きられるんだろう?
子供たちと過ごせる時間は後どれくらい?

と、嘆いてばかりだったある日。

『オーラの泉』というTV番組で
中島 啓江さんの出演した回を見たのです。

彼女は何年か前に亡くなったお母さんのことを
考えては後悔している事があるといっていました。
事故にあったときも不思議と怪我をしなかった話もありました。

それから、いちばん好きな言葉は「ありがとう」だと話されていました。

「やらなければならない仕事がある人は
まだまだ死ねないから、あなたは守られている。
しっかり生きなければならない」

「亡くなったお母さんがあなたをずっと心配して見守っているよ。
お墓の前で泣いたりしないでと言ってる。今もあなたの後ろで見ているよ
お母さんは有難うと言っているから、もう後悔しなくていいの」

と、江原氏と美輪氏が話していました。

かいつまむと感動もわかないですが、

その放送の後、
番組のHPの掲示板はすごいことになっていたようです。
感動して泣いたと言う全国からの書き込みが殺到していました。
秒刻みで書き込まれていました。

私はその番組を録画していたので何度も見ました。

そして、
考えたことがありました。
「死んでも子供たちのそばにいられるんだ。
子供たちを見守ってあげられる」

「私は自分が病気になってももうなにも出来なくなったわけじゃないんだ。
まだまだ病気になったからこそできることもあるんだ。
これはそのスタートでもあるんだ。
まだまだやれることが残っているから
きっとそれまでは守られている。
何かをやろうと思って、この人生を選んできた。
それをやりとげよう」

そう思うことで、落ち着きを取り戻しました。

江原さんや美輪さんの本を他にも読んでいて、

「今の人生は生まれる前に自分でひいた青写真。
今の家族は生まれる前に会う約束を交わしてここで出会った」

と言う言葉を読んで、思うことがありました。

私は今の家族と出会う前はなんて小さな世界のなかで生きていたか。
自分も他人もなかなか信じられないでいた。
でも、この人たちが現れて、私は殻の中から外にでられた。

私の人生の軌道修正のために、ここで会う約束をかわしてきたのかも。
だから、ここで私が病気になったことは
自分にも彼らにもきっとなにかこれからのための意味があるんだろう。
私に出来ることは
彼らに感謝の気持を伝えて、
どんなつらい気持も乗り越えられる強さと温かさを見せることだ。
これが出来たら私の命のリレーは成功するだろう。

私は彼らに「私と一緒に生きてくれてありがとう」と最後まで伝えたい。
そして、
彼らがこれから生きていくときに、
私の存在が大きなプラスだったと思って欲しい。

だからこれからなにがおこっても
泣くことがあっても、ちゃんと歩ける。
いつまでも絶望しないで生きられる。

私の望みは
私を助けてくれた、縁を結んでくれた人たちと
これから出来る限り仲良く楽しく暮らすこと。
そして、その人たちに最後まで感謝すること。


今のこ気持はすぐ忘れて
なにかつらいことが起こると崩れてしまいます。

だからここに書きとめておきます。
泣いたときにまた思い出して、私が軌道修正できるように。

えらそうな、馬鹿みたいな私のたわごとだとおもってもらっても
かまわないです。

この気持が、今の私に勇気をくれるのです。

娘のお絵かきの話

2007-06-29 16:44:19 | ふと考えたこと
今日は娘の話です。

娘が3~4才のころの話です。

彼女のお気に入りはアンパンマン

息子を幼稚園にお迎えに行くときは、
ちょうどお昼寝タイム

そのうち、「お迎えに行くね。行く?ビデオ見てる?」
と、声をかけると、
「ビデオ」と、テレビの前で指をすいながらねっころがり、準備。

で、ビデオをかけて、ふとんをかけて出て行きました。

帰ってくると、たいがい眠っていました。

ふだんからアンパンマンのビデオを借りてきてよくみましたが、
中でも彼女のお気に入りのキャラクターがいました。

それは「ロールパンナちゃん」

ほんとはジャムおじさんにやさしい正義の味方として作られたのに
ばいきんまんに悪のエキスをいれられて、
悪と正義の間で揺れ動く悲しいヒーローです。

で、この妹が
「メロンパンナちゃん」

お姉ちゃんが悪いことをすると、メロンパンナちゃんの説得で
正義の心がよみがえってくるという設定です。

毎回この2人の出てくる話は、
最後に去っていく
ロールパンナちゃんを涙を浮かべて見守るメロンパンナちゃんで終わりました。

で、親子でじんわり泣いて見ていました。


彼女は今も絵が好きですが、昔もとにかくよく絵を描いていました。

この当時の絵がほとんどこの2人の絵なんです。
それも、2人が仲良く遊んでいる絵ばかり
絵の中の2人が手をつないでニコニコしているのを見て
小さな娘の心の中をいつもあれこれ想像していました。


中でも、広告の裏に描いた絵で、
アンパンマンとメロンパンナちゃんとロールパンナちゃんが
にこにこと一緒に遊んでいる周りを、
たくさんのこどもが笑顔でぐるりと
囲んでいるものがあります。

もう絵の線が薄くなってきていますが、
今でも大切に大切にとってあります。

この絵にこめられた娘の優しさがとてもうれしかったから。



・・・でもね、テーブルの裏やイスの脚やらふすまの木部分にまで
やたらと描きまくってくれた絵は

消しなさい!!!
と叱り飛ばしました(苦笑)

平滑筋肉腫という病気

2007-05-30 13:06:06 | ふと考えたこと
平滑筋肉腫と闘うブログ友達がいます。

肉腫は「忘れられたがん」ともいわれるそうです。

怖いのは治療法が確立されていなくて、
医者も患者も手探り状態で治療をすすめるしかないこと。
今のところ転移が見つかるたびに切るしかないのだそうです。

しかも、確立された治療法がないために、
治療のほとんどが免疫療法や進行を食い止める可能性のあることでも
健康保険が利かないのです。

ご存知の通り
抗がん剤は保険が利いても高価な薬です。
それをいのちをつなぐために実費で受けなければならないのです。

私もこの病気について詳しく知っているわけではありません。
でも、彼らが大変な思いを乗り越えながら
大きな勇気をもって闘病している姿に
いつも励まされています。

今、肉腫は研究が地道にすすめられ、
臨床段階まで後一歩の治療が目の前にきているそうです。

彼らが一日もはやく安心して
治療を受けられて、
肉腫も完治できる日がきてほしいと思います。

肉腫のことをもっといろんな方々に知って欲しい、との思いから
紹介されている記事があります。

http://tinyurl.com/296rfh

加えて、どうかわたしのブログ友達の
こちらこちらの記事を読んで
平滑筋肉腫のことを知っていただきたいと思います。


みなさんの肉腫に対する理解が
明日の病気に対する未来を作ると言われています。

よろしくお願いします。

がん患者であること

2007-05-03 17:53:25 | ふと考えたこと
最近考えていることがあります。

ついこの間、娘にも自分の病気のことを話し、
我が家の中では、平気で病気のことが話題に出来るようになりました。

でも、あいかわらず、そとではあまり口外していません。

もちろん信頼できる友人には話しています。
子供の学校の先生にも。

しかし、子供たちには「自分の友だちには話さないように」と言っています。

その子供が自分の親に言い、それが地域のうわさになるのが嫌だったからです。
実際、ママたちの間の噂話は怖いくらいのスピードで
広がってしまうことがあるのです。
話している人は悪意とは思ってないので始末に悪いこともあります。
そういう経験は過去に何回もしてきました。

でも、どうして私は自分の病気を隠しているんだろう?

先日、息子が気の置けない友達が出来て、
いろいろお互いのつらい話を相談しあっているときに、
誰にも言わなかった私の話をその子に打ち明けたんだ、と言いました。
「そうか、あんたもつらいものね。
でもその子にお母さんに言わないでねって言って欲しいな」
と、言ったところ、息子は怒ってしまったのです。
そのことについていろいろ話し合ったのですが、
息子はそんな念押しは失礼だとの意見でした。

そのことがあってから、これを隠していることは
子供のプレッシャーになっているという事実に気がつきました。

どうして私は自分の病気を隠しているんだろう?

最初は子供にも隠していたので
よそから子供の耳にはいるのがいやだったから。
周りの人が、私のことを重病ですぐ死ぬんだと思うのがいやだったから。

でも、もう子供は理解してくれている。
2つ目の理由にしたって
私は私で周りの人が何を思おうと、どうだっていいという気持になっている。

それに、もしも私が死んだら、きっと私の病名は周りの口に上り、
「やっぱりね。こわいわね」
と、いうことになってしまう。

ガンでもこんなに普通に暮らせるんだ、と言う事実を分かってもらいたいって
日ごろから自分で言ってるのに、
このままだと、何にも変わらない気がする。
友だちはわかってくれて、私を応援してくれるけど。
役員を決めるたびに、子供の学校で病名を伏せながらお願いをしている。
でも、あとでうわさをする人はしてるんだろうなあ、と思うけど、
そんなの私に何の関係もないことかな。

なによりも思うのは

私たちは何にも悪いことしてないのに、
なぜ隠しているのか?

ガンになったのは事実で、自分は一生懸命病気と向き合っている。
そのことを恥じることなんてない。
子供たちも、家のために頑張ってくれている。
私が病気を隠さなければ、すっきりと暮らせるのかもしれない。
もともと、隠し事とかうそをつくことが好きじゃない性格でもあります。
子供たちは、悪いことしてないのに、なぜ母の病気は隠さなければいけないのか
分からないことでしょう。

夫とこの話をしたとき、
「もう全部言っちゃえば?・・・いや、でもこれはデリケートな問題だよなあ」
と、悩んでいました。

もちろん看板つけて歩いたり、自分からぺらぺらしゃべるのではなくて、
病気のことを聞かれたら
「いやあ、がんになっちゃってねえ。もうたいへんよ。
治療費はかかるし、仕事いけなくなっちゃうしさ!」
ってな感じで笑って言えば済む話なのかな、と思います。

一応特に親しくない人に病気のことについて聞かれたら
「肺に水が溜まる病気」だ、と説明したりしているのですが、
自分も持病がある人が、いろいろ自分の病気の話もして、
「お互いがんばろうね」などと励ましてくれたりすると
なんだか申し訳なくなることもあるのです。

とりとめもない書き方になってしまいましたが、

もう私も心に曇りのある生活はしたくないな・・・という気持が
日に日に浮かんできます。
子供の負担にもなりたくないし。
なにしろずっと付き合っていく病気なんですから。

姉に話してみたら、
「あれこれうわさばかりひとり歩きしてややこしいから、
話す人を選ぶのは当たり前。
誰にでも話していいってことばかりじゃないと思う。
人の不幸は面白いと思う人がいるもの。」
と、言いました。

そういえば私が直球過ぎるといつも姉に言われてました(^_^;)

みなさんはどうしてますか?

プレゼントの企画参加ありがとうございました!

2007-04-25 16:17:51 | ふと考えたこと
ブログ開設記念の企画に参加してくださってありがとうございました。

ほんとは誰も参加してくれなかったらどうしよっかな~と、
ちょっと心配してましたが

ねらってくださった方もいらっしゃって、
とってもうれしかったです

で、
またなにか企画を考えていきますので、
お楽しみに。

あ、体調によりけりですので、
気長~にお待ちください。
忘れといてもらってもいいです(笑)

さて、先着してくださった5名のみなさま

がんこさん
ばたさん
yuiさん
shiyohさん
ともりんさん

どうもありがとうございました!


私のgooアドレスに
郵便番号、住所、お名前(本名でお願いしますね)を
メールしてくださいね。

つまらないものでがっくりされても
返品してこないでいただけるとありがたいです・・・

祝!ブログ一周年!\(^o^)/

2007-04-24 13:18:14 | ふと考えたこと
昨日もお知らせしたとおり、
今日は私のブログ一周年の記念日です!

ほんとは落ち込みやすくて泣いてばかりだった私。

でも、病気になってみて
毎日アップアップっておぼれそうになってたことに気がついた。
周りを見渡すことが出来るようになって、
こんな自分を受け入れることが出来るようになりました。

これからも私は病気と付き合っていかなければならないけど、
それも私の個性。
切っても切れない仲なら、
仲良くやっていきましょう。
だって大切なのは
私が今ここにあるってことだからね。

人との出会いもふれあいも
風を全身に感じる心地よさも
ひかるお日様も
全部今は私のもの。
この幸せを感じる自分もまたうれしい


いつまで続くか分からないけど
これからも
前に前にのんびり歩いていきま~す。
             

みなさま、どうぞよろしくね!

人生いたるところ、春ならざるはなし

2007-03-22 11:03:03 | ふと考えたこと
人生 いたるところ 春ならざるはなし


人生長い間にいいことばかりとは限らない

むしろ つらいこといやなことのほうが多いくらいだ

それから逃げたらいかん

病気になったら病気のままに

貧しければ貧しいままに

今の不遇を受けて立て

病気や貧乏のおかげで知る

真の生きる喜びだってある

見えを捨て、こだわりを捨てれば

いつでもどこでもあったか春の風

いたるところに幸福の花は咲く


         


知り合いの人が教えてくれた言葉です。

まだ生きてるなあ。
まだ娘を抱きしめられる。
息子の冗談に笑顔で返せる。
みんなとあたたかい食卓を囲める。

声が多少出なくなっても
こうして陽の光を浴びて
ここに立っていられるんだなあ。

ベランダから見たら今日は暖かな春の日です。
小学校は卒業式。
晴れてよかったね。


元気の持続中

2007-02-26 17:54:53 | ふと考えたこと
前よりましなんだけど、
またなんだかのどが詰まってきちゃいました
でも、この何日かでだいぶごはんを食べる量が増えてくれました。
おかげで元気も体重もアップ

次の整体の診察が楽しみです。
っていうか、はやく~って気持です。

嚥下のことなどもいろいろ調べてみたら、
いろんな事実を知り、
お医者は専門以外はわからないので
患者が調べるしかないときもあるとわかりました。
まして、東洋医療のことなんて
西洋医療のお医者ははなから分からない分野なんですね~。

やっぱり自分で調べるしかないってことなんだな~。

でも、自分の体だもんね。
自分で責任持たないとね。
お医者の言うこと素直に聞くような私だったら
こんなに病院うろうろしたりしなかったし・・・
嚥下のこともわからないままだったし。

それにしても思います。

もっともっとお医者さんたちが、
横のつながりがあってくれたら、
東洋医療で免疫力も大切にしながら、
この症状はここが専門ってすぐほかの科にまわしてみてもらえて
なにかあれば西洋医療がすぐ対応してって言う風に
体にやさしく、患者もおろおろせずに
安心して医療にお世話にになれるのに。

いわゆる「統合医療」ってやつです。

そんなのはきっと当分むりなんでしょうね~。

でも、自分のQOLを上げて生活することは
自分の今を大切にできることです。
だって、病気を宣告されて、
そのままもうエンドへ突っ走るわけじゃないのですから。
私はまだまだ生きていて、
日常は流れ、
私の生活はそのまま続くのです
まだまだこれから。
大切な人たちとの時間を大切に過ごして行きたいんだもの。
泣いても笑っても
同じ時間。
明るく楽しく生きてる喜びを
味わいたい。

整体の先生に会えたのはラッキーなことでした。
でも、私の周りの人たちの
私に対する祈りが導いてくれたのかも、と思います。
感謝してます

子供たちにいいたいこと

2007-01-07 22:29:21 | ふと考えたこと
今、家族と過ごしていると

自分がほんとに幸せだと思う。

子供が小さいときは

ほんとに毎日を過ごすのに一生懸命だったけど

こうしてある程度大きくなった子供たちと付き合っていると

教えられたり、助けてもらうことがなんて多いことかな、と思う。

子供を育ててきた、と若いころは思ってきたけど

違ったなあ、とつくづく思う。

この子達と出会ったことで

私の人生は確実に変わった。

先に生まれてきて、えらいなんて、ない。

迷って躓いてばかりいた私を軌道修正するために

後からやってきてくれた。


あなたたちが生まれてきたことで、

確実に、一人の人間が幸せになれた。


そのことをきっと忘れないでね。

これからつらいことがたくさんあるかもしれないけど

自分に自信をもって生きていって。

この世に生まれたとき、一番すごい仕事をひとつやってのけてきたんだから。

そのことを誇りに思って、これからも歩いていってね。


すべての人間が、誰かの子供だった。

きっと、私もあなたも誰かに愛をふりまいて生きてきた。

だから、こんな自分だけど、

もっと愛してあげて、そして自分以外の人に感謝できるひとでいられたらいい。