2年半、ルームシェアをしていた話。
入社後、終電にもロクに乗れない生活(!)に耐えかねて、梅田に引越したのがきっかけ。
梅田になじめず神戸に戻りたかったタイミングで、関西には縁もゆかりもない同期入社のなりぞう君が関西に転勤になってしまったのだ
身寄りのない彼は「仲良くしてな~」と言っていたので、ある日東京出張した際に、冗談半分で「じゃあ広いとこ借りて一緒に住もうや~」と返してみた。
東京でシェアリングをしている奴が既にいたこともあってか、
なりぞう君は即座に「いいじゃん!そうしようよ!!」
えっ?まじで?
でもまあ、一生のうちにそうそう機会はないと思い、3分間で話は決まってしまったのだ。言ってみるもんだ。
条件はお互いにひとつずつ。
こっちからは、神戸エリアであること。大阪はもうまっぴらだ。
なりぞう君からは、和室があること。こだわりだそうだ。
そうして探した物件が、住吉の分譲貸し物件。
駅前2LDK南向きで12万!これは今考えても安かった。
いわゆる地域とかつて呼ばれた場所らしく、それを避ける家族がいて保証金や家賃に反映しているのだ・・・と仲良くなったminiminiのお姉さんがこっそり教えてくれた。
そんなこと、20代の俺たちには何の関係もなかった!!駅前フォ~
そうして2年半の同居生活(同棲ではない!!)を過ごしたのだが、
振り返ってみても本当に楽しかった。
その要因はいくつかあると思う。
①生活リズムが違ったこと。彼は夜遅くまで仕事し、休日はゆっくり家で休むタイプ。こちらは夜フィットネスクラブへ行き、休日は練習でずっと外。
一緒にいる時間は多すぎず少なすぎず、ちょうど心地よかった。
日曜日の晩とか、たまに二人で近所の焼き鳥屋に行ったなあ・・・。
②分担が明確だったこと。なりぞう君はお世辞にもきれい好きではなかったが、
「好きなようにそうじさせてもらう」ことができたので、いつも部屋はきれいだった!一方、大きな買い物なんかは彼のほうが得意で、一緒にテレビも買いにいったなあ。
③しょっちゅう友達が遊びにきてくれたこと。いろんな人が遊びにきてくれた。家でみんなで鍋やったり、本当に楽しかったなあ。
この4月、とうとうなりぞう君が東京に戻ることになり、お互いワンルームに戻ることになった。久しぶりの1人暮らしは、これはこれでいいけど、やっぱりあれだけ広い家に住んでいたので、感覚がまだ戻らない感じがする。
こないだ蒲田にあるなりぞう新居に泊めてもらったが、2人して「やっぱり狭いよなあ~」!
なりぞう君、結婚するならあの部屋戻ったら??