帰ってきた赤城山の熊さん

恥ずかしながら、帰って参りました!(^_^ゞ

ゴルフ道は…仏道に通ず?(^_^;)安中市全性寺

2017-02-24 09:54:00 | 日記

ここは安中市の全性寺というお寺サン。ゴルフ観音!として知られているそうです。

護留譜観世音…ですか(^_^;)

本堂は、いかにも禅宗のお寺!という男性的な感じ(*^^*)


コレが噂に高い…ゴルフ観音ですネ(^_^)v

ちゃんと説明板もある。

この辺りはゴルフ場が多いので、従業員として働く地元の皆さんとゴルファーの安全を祈念して建立と…フムフムなるほど。
光背みたいな十三本のクラブと、観音様が手にしている一本のパターは、八正道と六波羅という、仏の悟りをあらわすと…なるほどナルホド(^○^)理屈は通ってる。

仏前にはゴルフボールが山と供えられてます。

ドライバーまっすぐ!というお願いはともかく、宝くじを当てて子供のゴルフのサポートをしたい!というのは…チョッと虫が良すぎるンじゃ…(^o^;)
本当にゴルフ道が仏道に通じるのなら…ゴルフ好きのアメリカの大統領に教えて、もう少し平和的で慈愛に満ちた方になってほしいものです!( ̄- ̄)ゞ


ここも井伊家ゆかりの場所だったとは…(*^^*)安中市桂昌寺

2017-02-23 11:18:00 | 日記

ここは安中市下秋間の桂昌寺というお寺サン。通りがかりに、まるで竜宮城みたいな、鮮やかな真紅の山門や鐘楼らしきものが見えたので、
フラフラと寄ってみました。

立派な石垣に、美しい山門(///ω///)♪

彫刻の鬼みたいなのは…ヤッパリ魔除けなンだろうか?

思わずホレボレと眺めてしまう…



内部には…天井画がある!残念ながら、ほとんど剥げちゃってるけど…


その下には…豆画伯の作品が(^_^;)


さて本堂へ…

コマ犬は…尻尾を振りそうでカワイイ(^_^)v



コチラの鐘楼の鐘は、戦時中の供出を免れた…とある。

しかも…安中藩二代目藩主の井伊直好の奥方様の菩提を弔うために、鋳造された物だそうな。知らないで立ち寄ったけど、ここは井伊家ゆかりの場所だったンですネ。
ここでフト疑問に思ったンですが…いま大河ドラマの「女城主直虎」では、三浦春馬サン演ずる井伊直親が家督を継ごうとしています。(イケメン俳優は基本的にキライなンですが、この人は井伊!ですネ)
このあと、直親は戦で亡くなり、柴崎コウさんの直虎が井伊家を継いで、モト彼の忘れがたみである直政を養子にするはずです。
直政は父と養母の良いところを受け継いで、勇猛果敢な武将に成長し、家康のもとで四天王ともいわれる重臣となります。最初は箕輪から高崎へ移り、関ヶ原の戦いで先陣を切って手柄を立て、彦根へ栄転します。
その直政の子孫が安中藩というのは…どうも解せません( ・◇・)?
安中藩の武家長屋や郡奉行のお屋敷は、何度も見学しましたが、とても貧しい感じだったし…
中仙道の宿場だった安中藩では、参勤交代の大名行列が通るたびに、決められた数の人足や馬を用意するはずでしたが、貧しさのために揃えることができず、半分にしてくれるよう幕府に嘆願したというくらいですから…彦根から安中では、明らかに左遷!ですよね( ̄~ ̄;)いったい井伊家に何があったのか?
そこで調べてわかりました。
直政の長男の直継は病弱だったために、しっかりと藩内をまとめることができず、家臣の間で内部抗争が勃発。怒った家康は、家督を次男の直孝にゆずらせ、直継を安中へ追いやった…ということらしいです。ただし、井伊家譜代の家臣達は、あえて直継とともに、安中へやって来たとのこと。井伊家の直系は、主君も家臣も彦根より、この上州に残った!ということです!( ̄- ̄)ゞ何だか…ウレシくなってきちゃったなぁ\(^_^)/
ところで、まったくの余談ですが…この井伊家の家臣で安中市の簗瀬(やなせ)から出た一族があります。
その子孫の方が、自動車の輸入販売業を始めて、大成功を収めたとか。
そうです!「イイ物だけを世界から」のCMで有名なアノ…ヤナセなンですってネ!もしかして…イイは井伊に描けてるとかΨ( ̄∇ ̄)Ψ
それはないと思うけど…もうすぐ観梅の季節。梅の花が開いたら、ぜひ箕輪のお城にも出かけてみたいと思いま~す!\(^o^)/



忠僕元助のふるさとは夕暮れて…(*^^*)安中市下秋間

2017-02-22 10:17:00 | 日記

ここは、観梅の名所で知られる、安中市の下秋間。残念ながら、梅の花にはチョッと早かったンですが…夕暮れの道端で「忠僕元助出生の地」という看板を見つけました。
車を停めて中をのぞくと…

ご本人の木像?が安置してありました。そういえば、彼が建立した赤穂四十七士の石像は、このスグ近くですもンね。

以前にも紹介しましたが…この辺りの百姓の家に生まれた元助は、継母と折り合いが悪く、わずかな金を懐にして家出をし、当時流行していた伊勢参りに向かいます。しかし、たちまち所持金を使い果たし、物乞いをしていたところを、乞食の集団に袋叩きに合ってしまいます。その時、ちょうど通りかかって、彼を救ったのが、赤穂藩の侍であった片岡源吾右衛門でした。
元助は恩義を感じて、その場で家僕にしてもらい、赤穂へ供をします。
彼は主人によく仕え、赤穂浪士の吉良邸討ち入りの当日に暇を出されましたが、切腹するまで江戸にいて、主人の最期を見届けます。そして主人が亡くなったあと、剃髪して僧となって故郷に帰り、それからは諸国を行脚して浄財を集め、長い年月をかけて、上秋間の山中に浅野内匠守と婦人、それに四十七士の石像を建立しました。その後は…遠い房総の地に現れた高僧として、伝説を残しているそうです…

ラブラブの道祖神も見つけちゃいました(^_^)v


この辺りは…夕暮れが似合う村里です(*^^*)


実は安中資料館へ来たンですが…例によって寄り道をしてるうちに、閉館時間になってしまって(^_^;)
この辺りは、とても気に入ったンで…また出直すことにします(^_^ゞ


不自然な首の線と…葵のご紋?(^_^;)前橋市宝林寺

2017-02-21 10:51:00 | 日記

ここは前橋市の北部、田口町の宝林寺というお寺サン。通りがかりに案内板を見て、チョッと寄ってみたンですが…

まるで武家屋敷みたいな門構え。
門前には六地蔵がズラリ。ここで、何となく違和感を感じたンですが…

コレコレ!このお地蔵サンの可愛らしい、大きさの不釣り合いな首で…気づくべきだったのに(^_^;)

その隣には変わった神様?も…


どの仏様にも江戸時代の年号が刻まれて…相当古いお寺らしい。

さて…おジャマします。あれ?コレは…

葵のご紋じゃないですか!ナゼ?

あとで調べてみたら…県内の千代田町に同じ名前のお寺があるンですが、そちらは徳川綱吉公にゆかりがあるとのことなので、もしかして関係があるのかも知れません。

門を入ると、すぐ脇に石仏と説明板がありました。

説明板によれば…この観音サマは、ざっと600年前の物だそうです。どんな歴史を見続けてきたンでしょうか。

さて本堂へ…


コチラは新しそう…

仏像がイッパイありますが、首の辺りに不自然な線が…

あとで、くっつけたンですね…

それで、違和感のナゾが解けました。門前のお地蔵サンも、首を打たれていた!ってことか…( ̄~ ̄;)ずいぶんヒドいことをしたもの。ゼッタイ仏罰が当たってるナ。

コチラは帰りに道端で、偶然見つけた墓地。

いちばん奥の仏様の首が無い!


墓石の年号から見て、相当古い墓地らしいけど、ここもやられたンですね。首が戻ってないところを見ると、どこかに捨ててしまったのか、粉々に砕いてしまったのか…どちらにしても仕打ちが酷すぎる!(/ー ̄;)
明治の廃仏毀釈運動は、いまならヘイトスビーチとか、原発事故の避難者への差別にも、通じるものがあるかもしれません。
感情に流されずに、冷静に…心して物事を見ていこう!( ̄- ̄)ゞ

伝説を信じるか…信じないか(^_^;)前橋市極楽寺~善光寺

2017-02-19 09:34:00 | 日記

ここは、前橋市の南部にある極楽寺という、まことにオメデタイ名前のお寺。このお寺には、絶世の美女にまつわる伝説があるというので、やって来ました(^_^ゞ
駐車場に車を停めると…

なンか用かい?アンタ…
チョッと参拝に…スグ帰りますから(^_^;)

そう言わず、ゆっくりしていきなされ…
ハイ、有り難うございますm(._.)m
思わず会話してしまいました(^o^;)

武家屋敷みたいに、お堀に囲まれているンですね。
鐘楼の脇には「けやき千年極楽寺」と書いたカルタが…

コレが千年のけやき…みたいです。

お堀端には、もう梅が綻びています。


さて本堂へ…


例の美女のアレは…境内にはなく、墓地の方にありました。

コレが…常磐御前のお墓と伝えられる宝塔です。
常磐御前といえば…源義経の生母で、絶世の美女であったといわれています。大河ドラマ「義経」では、稲森いづみサンが演じてました(^_^)v
平清盛(渡哲也)は、敵の大将である源義朝の愛人であった彼女の美しさにクラッときて、思わず彼女とともに、いずれは自分を狙うかもしれない牛若の命まで助けてしまうンです。そして、住まいも与え「今晩行くから…」なンて言うンですよ!チキショーめ!と思ったので、よく覚えています。(`へ´*)ノ
その牛若が義経となって平家を滅ぼすワケですから、美女には気をつけないと…我が家にも一人いるので、充分注意しよう!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
それはともかく…常盤御前は、義経が兄の頼朝に追われ、奥州へ逃れたのを知って、ここまで後を慕って来たと伝えられているそうです。ちなみに、このお寺の前の道は、鎌倉街道と呼ばれていたとか…
さて、ここまで来たついでに、もう一ヶ所行ってみようと、墓地を出ようとしたら…

無惨に首を打たれた石仏群が…(/ー ̄;)
こんな仏達を行く先々の寺院で見かけますが…明治時代の廃仏毀釈運動で「日本は神の国だ!仏なンか叩っ壊しちまえ!」と、ごくフツーの人々が、片っ端から首を打ってしまったという( ̄~ ̄;)
イジメもそうですが、人間の集団ほど怖いものはない!…と思います(;_;)/~~~

さてコチラは、極楽寺からも程近い善光寺というお寺。

あの長野の善光寺とも関係があるらしいンですが…

ワザワザ見に来たのはコレ!

説明板も何もありませんが…たぶんコレで間違いないと思います。
古~い本に出ていた、善光寺の化け燈籠!

伝説によれば…ある時、この灯籠が化け物となって暴れだしたので、屈強な武士が槍で突き、住職が有り難いお経を唱えて、鎮めたということです(*^^*)槍で突いた時の傷痕?が、燈籠の笠の部分に残っています。
さて、常盤御前のお墓といい、化け燈籠といい…信じるか、信じないか?
伝説をフフンと鼻先で笑う人よりも、竜宮小僧を信じる直虎みたいな人がワタシは好きだなぁ♪(/ω\*)
真田丸も良かったけど…女城主直虎も展開がワクワクドキドキ!面白いですよ~!\(^_^)/