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ハリウッド版デスノート 感想。

2017-08-27 23:10:43 | 映画
Netflixのオリジナル映画「DeathNote」、配信開始されたようなので視聴してきましたー!
評価は散々なようですが(苦笑)、自分はなかなか楽しめましたね。☆2.5くらいですけどw
まだ観てない方はネタバレ注意です!
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デスノもアメリカナイズされるとこんなんなるのねって感じで、前半は面白かったんだけどなー。後半が…。
まずさ、デスノートぶあつくない?wwwww
マジかよルールそんなにあったのかよアレを使いこなしてたライトさんマジ天才だったんだナァー。(棒)

ルールに関しては、ノートを使っておもっくそワタリを操作してたけど、ワタリも本名だとはとても思えないですよねぇ。つか名字だけで操れんのかよと盛大にツッコみたいッス。しかも電話であんな指示できるって??ノートに書いてあること以外出来ないんじゃなかったっけ??
それと原作では「ノートに書いたら取り消せない」だったのが「1回だけなら取り消しオッケー☆」と、かなりアメリカンなゆるゆる設定に変更されとるし。笑

ホラー監督にしちゃったのが悪い方に出ちゃいましたかねェ。まず死に方が無駄にグロいww心臓麻痺で死なないとデスノって感じしないのにィ!リューク登場とかワイミーズハウス(?)の演出もムダにホラーすぎてww映像はキレイだったんですけどねー。やっぱデスノはサスペンスとか人間ドラマが上手な人じゃないとダメだと思いました。

あと1時間40分に収めるために松田や相沢さん等の捜査員を全員カットしたせいで、Lが自分でカーチェイスするはめになっとるしwwwLは自分で動くんじゃなくて人を動かして高みの見物してるのがLなんですけど…。松田あたりはにぎやかし要因として入れて欲しかったですわ。たださすがアメリカさん、立てこもりの生中継シーンが妙にリアルで緊迫感ありました。あとクライマックスの観覧車ね!ド派手なシーンには惜しみなく金をかけるハリウッドさすが。笑

1番残念なのがライトvsLの対決シーンがただの鬼ごっこになってたこと…。確かに「私はお前を追い詰める」って言ってたけど…(物理)でかよ!!笑 やっぱアメリカ人って駆け引きや心理戦よりアクションなんスね。この作品の最大の見どころはこの2人の対決なのに…手錠も殴り愛もイチャイチャも何もないとかハリウッドを許さない。(キリ ライトはミアとばかりいちゃいちゃしやがるし。やっぱ恋愛要素はアメリカでは必須なのね。


キャラもだいぶ改変されてました。まずライトさんについて。
ドラマに続いて小市民ライトさんに成り下がってましたが、賢いのをいいことに不正で金稼いでたり、リュークにめっちゃビビッたり、ノートのことすぐベラベラ喋っちゃったり、捜査官に怖気づいたり、字が汚かったりで天才というよりはちょっと頭のいいただの兄ちゃんです。やっぱアレっすね、原作通りのライトさんを実写でやるとなるとかなりかなりハードル高いってことなんでしょうね。特にアメリカはキリスト教社会ですし、「僕が新世界の神になる」とかぬかしちゃったらエラいことになるんでしょう。だから「神になる」ではなく「神を与える」という表現に変更。ライトは犯罪者以外は殺さないという良心を残し、自分を追い詰める捜査官も殺す、という狂気的な部分はミアに役割分担させた感じですね。…ただいじめっ子を殺す死因を頭部切断にしたのは軽く狂気を感じましたけど。笑

ミアは、さすがにおバカなゴスロリ少女はアメリカでは受けないだろうからフツーの可愛いねーちゃんに変更。自分がノートの所有者になりたいからライトが捕まらないように追っ手をやたら殺したがるんだけど、何故そこまでしてノートを欲しがるのかという謎が明かされなかったのがちょっとネ。スプラッター映画観てたからただの殺人鬼なんでしょか?頭部切断みたかったとか言ってたし。ただ、ミサミサはライトに従順なまさに信者でしたけど、ミアはノートの所有者になりたいという野心を持ってしまった為に、ライトvsミアに焦点があてられライトvsLがぼやけてしまったのが本当に残念…。

Lはだいぶ子供っぽいキャラに改変されちゃってましたが、Lとニアとメロをミックスした感じ?なのかな?
役者さんは上目使いとかL座りとか猫背とかだいぶ頑張ってLっぽさを出してくれようとしてましたが、ワタリがいなくなってからのLのキャラ崩壊がドイヒーすぎてwwwww
いやね、Lがワタリ大しゅきなのはわかるんですよ!実際好きだし!でもLならたとえワタリが死んでもあそこまで感情的にならないと思うの。むしろ淡々と何がなんでもキラを捕まえると思うのよ…。
そしてラストのラスト。「銃を持つのも嫌だ」「(キラは)法に裁いてもらう」「このゲームに引き分けはない」と言っていたLが、最愛のワタリを殺され自分の目の前にデスノートがあったとき、ライトの名前を書き込めるのかどうか…?なんか映画「セブン」みたいなモヤモヤした終わり方もなんだかなぁ~って感じ。笑 原作のLなら絶対デスノートは使わないんですけどね。

でも一番違和感あったのは実はリューク。原作ではただの傍観者ですけど、こっちだとライトに人を殺せとけっこう圧をかけてきやがる。笑 化け物感が増した感じですかね。つーかリュークぶちゃいくだなと思ったらウィリアム・デフォーがモデルやってたのwwwごめんデフォーwww彼の声はすごく良かったですね!特に笑い方。本家より好きかも。

ライトの父ちゃんはカッコ良かった。ワタリに抹茶アイス渡されてうろたえるの、アニメとまんま一緒でワロタwww

ワタリむきむきwwww


…ワンピドラマ化の話もありますし、漫画の実写化もまだまだ続くと思うんですけど、やっぱ根底の哲学を理解してるかどうかで決まるような気がしましたねー。


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